日本の食料自給率が低下している。食品価格の高騰が話題となって
いるが、カロリー・ベースで2006年ついに40%を割り込み、39%まで
低下した。
食料自給率とは、普段摂取している食料のうち、どのくらい日本で
生産されているか示した指標である。算出ベースとしては、「重量」
「食料に含まれるカロリー量」そして、「生産金額」がある。本稿で
示している「カロリー・ベース」でご参考までに米国が 128%、英国
では70%であり、日本の39%は極めて低い水準である。農水省では、
2015年度までに45%まで戻す目標を設定している。
食料自給率の問題は、以前この記事でも取り上げた。問題は数字が
極めて深刻なものであるのにもかかわらず、食生活に危機感を持って
いる人が少ないのではないかということだ。万が一食料の輸入が全面
的に停止された場合、日本人の食生活はどのようになるのだろうか。
つまり「国産オンリーメニュー」だ。こんな感じである。
朝:ご飯茶碗1杯、じゃがいも2個、漬物90g
昼:じゃがいも1個、さつまいも2本、りんご4分の1
夕:ご飯茶碗1杯、さつまいも1本、魚の切り身1切れ
いかがであろうか。戦時中に苦労された方々にお聞きすると、白い
ご飯が無くて、穀類が中心であり上記のメニューと類似しているとの
こと。しかし決定的な違いがある。それは「しょうゆとみそ」の存在
だ。しょうゆとみその原料は「大豆」である。これは輸入に依存して
いるのである・・・。
食品の安全の問題と同時に、食料自給の問題も極めて重要だ。
↑If this article is quite good, will you please click?
いるが、カロリー・ベースで2006年ついに40%を割り込み、39%まで
低下した。
食料自給率とは、普段摂取している食料のうち、どのくらい日本で
生産されているか示した指標である。算出ベースとしては、「重量」
「食料に含まれるカロリー量」そして、「生産金額」がある。本稿で
示している「カロリー・ベース」でご参考までに米国が 128%、英国
では70%であり、日本の39%は極めて低い水準である。農水省では、
2015年度までに45%まで戻す目標を設定している。
食料自給率の問題は、以前この記事でも取り上げた。問題は数字が
極めて深刻なものであるのにもかかわらず、食生活に危機感を持って
いる人が少ないのではないかということだ。万が一食料の輸入が全面
的に停止された場合、日本人の食生活はどのようになるのだろうか。
つまり「国産オンリーメニュー」だ。こんな感じである。
朝:ご飯茶碗1杯、じゃがいも2個、漬物90g
昼:じゃがいも1個、さつまいも2本、りんご4分の1
夕:ご飯茶碗1杯、さつまいも1本、魚の切り身1切れ
いかがであろうか。戦時中に苦労された方々にお聞きすると、白い
ご飯が無くて、穀類が中心であり上記のメニューと類似しているとの
こと。しかし決定的な違いがある。それは「しょうゆとみそ」の存在
だ。しょうゆとみその原料は「大豆」である。これは輸入に依存して
いるのである・・・。
食品の安全の問題と同時に、食料自給の問題も極めて重要だ。
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卵ひとつで栄養的にはだいぶ違うと思います。
鶏の飼料も輸入頼りだったりして(^^;
納豆にねぎとキムチと卵を混ぜたものだけあれ
ば、他におかずはいらないなと思うことありま
すが。
納豆は大豆。
国産大豆の方が美味しいですよね。
そうなんですよ。
以前調べてみたのですが
卵を産む鶏の飼料が輸入に依存しているため
その卵は「自給」にならないそうですよ。
農水省のHPで卵を掲載していなかったのは
そのような事情を加味したからでしょう。
いずれにしても輸入がストップしたら
大変なことになります。