【写真:"PAUSE-CAFE" 2006年05月06日01時18分撮影】
エレクトーン・アルバム・№3
"ELECTONE"(TM)の音源も技術的進歩により、「より実物に近い」音
になってきた。社会人になり音楽の趣味の幅を広げようと、一念発起。
上位機種への移行を試みた。「D-30」から「FS-30A」への
買い替えである。
「FS-30A」には、1987年の時点でヤマハが誇る先進のエレク
トロニクス技術を導入した「FAMシステム」音源をベースに、世界
初の「タッチコントロール機能」が搭載されていた。国鉄(の時代!)
Y駅西口にあるヤマハのセンターでFS-30Aを試奏させてもらっ
たのだが、このナチュラルで生き生きした音に大感動。気がついたら
FS-30Aが自宅にあった。
FS-30A
FAM(Frequency Modulation and Advanced Memory)システムは
周波数変調による不規則倍音成分を楽音の音源として取り出し、一瞬
一瞬でデジタル演算処理を行うFM(Frequency Modulation)方式と
実際の打楽器音をデジタル録音により収録し、リズム音源として記憶
させるFWM(Full Wave Memory)方式によって、さらにナチュラル
で豊かな楽音、リアルなリズム音の創出に成功したのである。
このFS-30Aを駆使し、三たびエレクトーン・アルバム製作に
チャレンジした。この機材には、「LINEOUT 端子」が実装されていた
ため、録音形式を従来の「マイク収録」から「ライン経由」に変更し
た。今回は、さらにMTRを調達した。「TASCAM PORTA
TWO」である。これにより録音の幅が大きく広がった。
つづく
◆主な活動履歴
【アルバム製作】
■1987.01.15~1987.02.01 神奈川県Y市の自宅
-アルバム名
・"PAUSE-CAFE"
-メンバー
・rubber_soul_jp(KEY BOARD)
-収録曲目
01.LINER (rubber_soul_jp)
02.TO KNOW HER(HIM) IS TO LOVE HER(HIM) (P.Spector)
03.落葉の物語 (K.Sugiyama)
04.TRAVELLERS (H.Izumi)
05.Et in terra pax hominibus (A.L.Vivaldi)
06.A/O TYPE (rubber_soul_jp)
07.海を見ていた午後 (Y.Arai)
08.READY TO FLY (M.Takanaka)
09.YOKOHAMA A.M.4:00 (rubber_soul_jp)
-編曲
・rubber_soul_jp
-使用機材
・YAMAHA 'ELECTONE' FS-30A
・TEAC 'TASCAM PORTA TWO'
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