らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

2003.プロ野球2011ペナントレース(パシフィックリーグ・4月終了)

2011-05-01 | 23.Baseball
【写真:頑張れ! 片岡@横浜スタジアム 2008年06月23日20時32分撮影】
 ★この写真と記事内容は直接関係がありません。

 2011年ペナントレースが開幕し、カード2巡目を迎えている。
現在のところ、投打のバランスがとれている北海道日本ハムが首位。
これを復興のスローガンを掲げる東北楽天と大型補強を敢行し成果を
出している福岡ソフトバンクが追いかける展開である。例によって、
私の順位予想を振り返ってみよう。(→№1982の記事参照

■予想順位

 1.北海道日本ハムファイターズ
 2.福岡ソフトバンクホークス
 3.東北楽天ゴールデンイーグルス
 4.千葉ロッテマリーンズ
 5.オリックスバファローズ
 6.埼玉西武ライオンズ

 4月30日終了時点の順位は以下の通りである。

■順位(2011.04.30時点)

                          勝差 5月
 1.北海道日本ハムファイターズ   10勝 5敗 0分   -  →
 2.東北楽天ゴールデンイーグルス   9勝 6敗 0分  1.0  ↓
 3.福岡ソフトバンクホークス     8勝 6敗 1分  1.5  ↑
 4.千葉ロッテマリーンズ       9勝 7敗 0分  1.5  →
 5.オリックスバファローズ      5勝11敗 1分  5.5  →
 6.埼玉西武ライオンズ        4勝10敗 0分  5.5  →

 【筆者のひとりごと】

   東北楽天と埼玉西武は震災の影響で、ここまで実質上ロード・
   ビジターの試合を強いられている。しかし、両者の結果には、
   大きな差が出ている。これはなぜだろう。やはり「誰のために
   戦うのか」というモチベーションの差なのであろうか。

■解説

 ほぼ予想通りの展開だ。

 ファイターズは期待の選手がそれに応える活躍をしている。守備の
要である鶴岡の離脱があったものの、大野が攻守ともに成長している。
特に終盤の戦い方がすばらしい。宮西、増井、武田久のリレーはそう
簡単に攻略できない。相手チームに大きなプレッシャーをかけること
になるだろう。

 イーグルスは岩隈、田中の両輪にラズナー、永井が安定している。
なんといっても嶋の言動とパフォーマンスがすばらしい。キャプテン
シーも感じられ、今や日本を代表する捕手に成長したのではないか。
これに抑えをサンチェスで固定できれば、優勝争いに加われる。

 ホークスは馬原の不振離脱が誤算であったが、ファルケンボーグ、
金沢、森福が昨年と同様の活躍を見せており、致命的な波乱を回避し
ている。先発陣では山田の活躍が大きい。それにしても攻撃陣の破壊
力は想像以上だ。本多、内川、小久保、松田が牽引し得点力を高めて
いる。これに川とカブレラが本調子になったら・・・。

 先発陣の頑張りがチームを支えているマリーンズ。成瀬、唐川、渡
辺俊の「表ローテ」が盤石。抑え不在でスタートしたものの、ここに
きて内が復帰したので伊藤、藪田で安定した終盤を戦うことができる。

 攻撃陣が低調でスタートダッシュで遅れた感のあるバファローズ。
平野、岸田が担う終盤の投手力が安定しているため、金子、近藤の先
発陣の復帰と攻撃力が向上すれば、十分上位をうかがえる。

 投打がかみ合わず低迷しているライオンズ。しかしこの状況はある
程度予測の範囲内であった。個々の能力や気持ちによるものが大きい
ではあるまいか。それをコントロールする役割が不在であり、チーム
力を感じることができない。今年はかなり苦戦すると確信した。一度
染みついたイメージを払拭するのは簡単ではない。そう、投手陣に対
する相手チームのイメージだ。そのイメージを粉砕する力がない。



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