【写真:頑張れ! 片岡@横浜スタジアム 2008年06月23日20時32分撮影】
★この写真と記事内容は直接関係がありません。
2011年ペナントレースが開幕し、カード2巡目を迎えている。
現在のところ、投打のバランスがとれている北海道日本ハムが首位。
これを復興のスローガンを掲げる東北楽天と大型補強を敢行し成果を
出している福岡ソフトバンクが追いかける展開である。例によって、
私の順位予想を振り返ってみよう。(→№1982の記事参照)
■予想順位
1.北海道日本ハムファイターズ
2.福岡ソフトバンクホークス
3.東北楽天ゴールデンイーグルス
4.千葉ロッテマリーンズ
5.オリックスバファローズ
6.埼玉西武ライオンズ
4月30日終了時点の順位は以下の通りである。
■順位(2011.04.30時点)
勝差 5月
1.北海道日本ハムファイターズ 10勝 5敗 0分 - →
2.東北楽天ゴールデンイーグルス 9勝 6敗 0分 1.0 ↓
3.福岡ソフトバンクホークス 8勝 6敗 1分 1.5 ↑
4.千葉ロッテマリーンズ 9勝 7敗 0分 1.5 →
5.オリックスバファローズ 5勝11敗 1分 5.5 →
6.埼玉西武ライオンズ 4勝10敗 0分 5.5 →
【筆者のひとりごと】
東北楽天と埼玉西武は震災の影響で、ここまで実質上ロード・
ビジターの試合を強いられている。しかし、両者の結果には、
大きな差が出ている。これはなぜだろう。やはり「誰のために
戦うのか」というモチベーションの差なのであろうか。
■解説
ほぼ予想通りの展開だ。
ファイターズは期待の選手がそれに応える活躍をしている。守備の
要である鶴岡の離脱があったものの、大野が攻守ともに成長している。
特に終盤の戦い方がすばらしい。宮西、増井、武田久のリレーはそう
簡単に攻略できない。相手チームに大きなプレッシャーをかけること
になるだろう。
イーグルスは岩隈、田中の両輪にラズナー、永井が安定している。
なんといっても嶋の言動とパフォーマンスがすばらしい。キャプテン
シーも感じられ、今や日本を代表する捕手に成長したのではないか。
これに抑えをサンチェスで固定できれば、優勝争いに加われる。
ホークスは馬原の不振離脱が誤算であったが、ファルケンボーグ、
金沢、森福が昨年と同様の活躍を見せており、致命的な波乱を回避し
ている。先発陣では山田の活躍が大きい。それにしても攻撃陣の破壊
力は想像以上だ。本多、内川、小久保、松田が牽引し得点力を高めて
いる。これに川とカブレラが本調子になったら・・・。
先発陣の頑張りがチームを支えているマリーンズ。成瀬、唐川、渡
辺俊の「表ローテ」が盤石。抑え不在でスタートしたものの、ここに
きて内が復帰したので伊藤、藪田で安定した終盤を戦うことができる。
攻撃陣が低調でスタートダッシュで遅れた感のあるバファローズ。
平野、岸田が担う終盤の投手力が安定しているため、金子、近藤の先
発陣の復帰と攻撃力が向上すれば、十分上位をうかがえる。
投打がかみ合わず低迷しているライオンズ。しかしこの状況はある
程度予測の範囲内であった。個々の能力や気持ちによるものが大きい
ではあるまいか。それをコントロールする役割が不在であり、チーム
力を感じることができない。今年はかなり苦戦すると確信した。一度
染みついたイメージを払拭するのは簡単ではない。そう、投手陣に対
する相手チームのイメージだ。そのイメージを粉砕する力がない。
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