【写真:埼玉西武ライオンズ・西口文也投手@神宮球場 2011年06月15日18時13分撮影】
埼玉西武ライオンズの西口文也投手が、 7月30日西武ドームで行わ
れたオリックスバファローズ戦で勝利投手になりました。これで西口
投手の通算勝利数は 170となりました。西口投手、おめでとうござい
ます。
西口投手の入団は1994年秋。ライオンズの指揮者が森監督から東尾
監督に引き継がれるタイミングでした。出身地も和歌山県ということ
で、東尾監督のもと投球術を磨くことになります。ちょうど同時期に
入団した石井貴投手とともに、東尾政権を支えるエースとして1990年
代後半から2000年代前半にかけてチームを牽引してきました。
1998年に松坂投手が、2004年に涌井投手がライオンズに入団すると
ともに、次第にエース的存在から一歩さがった状況になりましたが、
その存在感をもって、投手陣の精神的支柱としてライオンズを支えて
います。
「準完全試合」を複数経験し、悔しい思いをしてきた筈なのですが
その気持ちを隠した言動には風格すら感じたものです。ひょっとする
と、悔しい思いなどこれっぽっちも無かったのかもしれません。投手
にしては珍しく「飄々とし、ギラギラ感がなく、自分を前面に出さな
い振る舞い」に惹かれたファンは数多くいらっしゃることでしょう。
ライオンズ一筋。このキーワードを連想させる選手は、数名います。
東尾修氏、伊東勤氏、現ライオンズコーチの石井貴氏、現球団職員の
木大成氏、高木浩之氏、そして西口文也投手です。ミンチェ投手も
然りです。
ここ数年、「大丈夫かな? やはり・・・」と心配したシーズンが
続きました。しかし、今年は違います。
ストレートがよかった
やはり、投手の原点はストレートなのでしょうね。39歳にして若々
しいピッチングを魅せてくれる西口投手。これからも、ライオンズの
投手として白星を積み重ねてください。そして、伸び盛りの投手達を
リードしてください。言葉をかけるタイプではなく、その存在で引っ
張っていくタイプなのでしょうね。それが西口さんのカラーです。
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6松井稼
9小関
8宮地(犬伏)
3カブレラ
7和田
D鈴木
5エバンス
2伊東
4高木浩
てな感じでしたっけ?
この年は松坂がケガでリタイヤし西口投手が
15勝(10敗)で勝ち頭でした。
カブレラ連発で白星をゲットした試合でした。
かつてG清水がLに移籍と聞いたとき、「あれれ?
西口とうまくやって行けるのかなぁ」と老婆心的な
心配をしたのも懐かしく思い出されます。
そのG清水も1年だけ西口とともにし
去っていきました・・・。
2002年7月5日、札幌で「彼」の投球を目にしたのが
いちばんうれしかったですね。
Lファンなら“彼”の数々の登板を思い出します。
9回表をビデオ撮りし始めたらあと一人でG清水のソロ…
対楽天戦の27人パーフェクトを現地観戦したこと…
やや悲劇の主人公的に捉えられる面も無くはないですが、
それでもLファンにいっぱい思い出をくれた投手です。