ザ・タイガースが解散し、沢田研二さんのソロ活動が始まったのは1971年の秋のことでした。その年は、
いわばソロへの過渡期。直ちにソロ活動に移行したのではなく、PYG というバンドでの活動も展開していま
した。
PYG は、ジュリーとショーケンのツイン・ボーカルに加え、元スパイダースの大野克夫氏、井上堯之氏、
元タイガースの岸部修三氏、元テンプターズから大口広司氏と錚々たるメンバー構成で鳴り物入りで活動を
開始しました。
しかし、萩原健一さんが次第に俳優業にシフト、沢田研二さんも1971年11月ソロ・デビュー・シングルと
なる「君をのせて」をリリースするなど、PYG の活動は流動的になりました。そして1972年11月のシングル
を最後に、PYGは自然消滅するに至ったのです。
タイガースやテンプターズの時代、そしてPYG と何かと比較をされるジュリーとショーケンですが、萩原
さんが俳優として確固たる地位を築いたテレビドラマ『太陽にほえろ!』に沢田さんはスポットで出演して
いましたのが当時興味深かったですね。
井上堯之さんは『太陽にほえろ!』の主題歌の作曲でショーケンを支え、またソロ活動の沢田研二さんを
音楽的ブレインとして支えていました。
はザ・タイガースの隠れた名曲シリーズ!? 第六弾で最終回を飾る曲は「友情」です。
さて、ソロになった沢田研二さん。ザ・タイガースの時代と同様、シングルA面の数々のヒットとともに
B面も素晴らしい曲をリリースしていました。今回から数回にわたりご紹介いたします。
第一弾は「恋から愛へ」。ソロデビュー・シングル「君をのせて」のB面です。それではお聴きください。
恋から愛へ 沢田研二
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