【写真:「べが」(八戸⇔苫小牧間就航 2004年09月19日20時08分撮影】
※1984年当時は「ぼらん」が就航していました。
1984年の8月、初めて北海道へ行った。まだ学生の頃である。友人
の車に乗り込み、浦和から東北道をひたすら北へきたへ・・・。赤い
シビックだった。
滝沢I.C.で降り(註)、国道4号線と国道 104号線で八戸へ向かう。
なぜ八戸か。そこから「未知の大地」へのフェリーが出るからである。
(註:当時は、八戸道未成、東北道も全通していなかった。)
しかし、それは本当の理由ではない。八戸まで車で走らなくても、
東京から釧路へ行くフェリーがあったからである。それではなぜなの
か。それは単純に自走したいからに他ならない。自走することにより
達成感を得ようとしたのである。究極のチャリダーにチャレンジすれ
ば、もっと達成感を得られただろうが、そこまではチャレンジしなか
った。
我ながら中途半端だと今に思う。
この北へ疾走する感覚が忘れられなくなった。その時は友人の車で
あったが、「おれも社会人になったら愛車で北海道へ上陸し広い大地
を走り回るぞ~」と「ささやかな志」を立てたものである。
八戸へ夕暮れ時に到着した。岸壁には「ぼらん」が停泊している。
今夜22時にこの船で苫小牧へ向かうのである。そう思うと、なんだか
わくわくしてくる。
'84年の夏 それが「北」の旅の原点
・・・それ以来、私にとって「八戸港フェリーターミナル」は忘れ
られない思い出の地になった。今でも毎年ここを必ず訪れる。おそら
く、生きている限りずっとここを訪れるであろう。
ロサンゼルス・オリンピック、暑い夏の太陽の陽射し、好みのアー
ティストやアイドルの曲を、カセット・テープにつめこんで全開の窓
の中、ロード・ノイズの中で聞いた懐かしいナンバー・・・
そんな懐かしい記憶の残る1984年の夏の遠い記憶とともに。
太平洋側の航路は何故か値段が高い。日本海航路は安いのになぁ。
私の希望は、小樽ー青森、小樽ー酒田って便なんですが、全然就航する気配もありません。やっぱ、乗る人がいないんでしょうねぇ。
ドライブのBGMって旅にとってとても重要な要素ですよね。
ボクは車で気に入らない曲は聴きたくないので、ほとんど自分で編集したMDばかりです。
いちばん便利ですよね。
新日本海フェリーの苫小牧東⇔秋田
なんか、いかがでしょうか。
到着時間もポイントですね。
目的地に早朝につく便があればGOOD!
私の場合、新潟→小樽っていう手段もあるのですが
到着時刻が中途半端なんですよ。これが原因で
「八戸22時→苫小牧西翌朝 6時30分」の
パターンから脱却できないのです。
1999年9月まで、近海郵船のフェリーが東京⇔釧路間を就航していたんです。
主にライダーさまご用達でした。
東京発23:55、釧路着翌々日07:30
約31時間40分!
BGM。MD編集ですか。いいですねえ♪
私はテープ編集専門でした。今でもその時のテープがあるのですが、車で再生できないのです。トホホ。