らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

92.北海道に誘われて~八戸港フェリーターミナル

2006-01-29 | 01.Journey
【写真:「べが」(八戸⇔苫小牧間就航 2004年09月19日20時08分撮影】
※1984年当時は「ぼらん」が就航していました。

 1984年の8月、初めて北海道へ行った。まだ学生の頃である。友人
の車に乗り込み、浦和から東北道をひたすら北へきたへ・・・。赤い
シビックだった。
 滝沢I.C.で降り(註)、国道4号線と国道 104号線で八戸へ向かう。
なぜ八戸か。そこから「未知の大地」へのフェリーが出るからである。
(註:当時は、八戸道未成、東北道も全通していなかった。)

 しかし、それは本当の理由ではない。八戸まで車で走らなくても、
東京から釧路へ行くフェリーがあったからである。それではなぜなの
か。それは単純に自走したいからに他ならない。自走することにより
達成感を得ようとしたのである。究極のチャリダーにチャレンジすれ
ば、もっと達成感を得られただろうが、そこまではチャレンジしなか
った。
 我ながら中途半端だと今に思う。

 この北へ疾走する感覚が忘れられなくなった。その時は友人の車で
あったが、「おれも社会人になったら愛車で北海道へ上陸し広い大地
を走り回るぞ~」と「ささやかな志」を立てたものである。

 八戸へ夕暮れ時に到着した。岸壁には「ぼらん」が停泊している。
今夜22時にこの船で苫小牧へ向かうのである。そう思うと、なんだか
わくわくしてくる。

'84年の夏 それが「北」の旅の原点

 ・・・それ以来、私にとって「八戸港フェリーターミナル」は忘れ
られない思い出の地になった。今でも毎年ここを必ず訪れる。おそら
く、生きている限りずっとここを訪れるであろう。

 ロサンゼルス・オリンピック、暑い夏の太陽の陽射し、好みのアー
ティストやアイドルの曲を、カセット・テープにつめこんで全開の窓
の中、ロード・ノイズの中で聞いた懐かしいナンバー・・・

 そんな懐かしい記憶の残る1984年の夏の遠い記憶とともに。

Comments (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 91.諸葛孔明に学ぶ | TOP | 93.明治神宮野球場 »
最新の画像もっと見る

4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ごんぞう)
2006-01-29 13:50:03
八戸ターミナルにはこのごろとてもお世話になっておりますよ。札幌から東北の温泉に行くには、この航路が最も便利なんですね。



太平洋側の航路は何故か値段が高い。日本海航路は安いのになぁ。



私の希望は、小樽ー青森、小樽ー酒田って便なんですが、全然就航する気配もありません。やっぱ、乗る人がいないんでしょうねぇ。
返信する
Unknown (くまみちゃん)
2006-01-29 19:28:14
釧路へフェリー航路があったとは知りませんでした。

ドライブのBGMって旅にとってとても重要な要素ですよね。

ボクは車で気に入らない曲は聴きたくないので、ほとんど自分で編集したMDばかりです。
返信する
北海道⇔東北航路 (らば~そうる)
2006-01-30 00:20:22
やはり、ごんぞうさんの拠点からは「小樽」発着の便があれば

いちばん便利ですよね。



新日本海フェリーの苫小牧東⇔秋田

なんか、いかがでしょうか。



到着時間もポイントですね。

目的地に早朝につく便があればGOOD!



私の場合、新潟→小樽っていう手段もあるのですが

到着時刻が中途半端なんですよ。これが原因で

「八戸22時→苫小牧西翌朝 6時30分」の

パターンから脱却できないのです。
返信する
東京⇔釧路のフェリー (らば~そうる)
2006-01-30 00:28:35
to:くまみちゃん



1999年9月まで、近海郵船のフェリーが東京⇔釧路間を就航していたんです。

主にライダーさまご用達でした。

東京発23:55、釧路着翌々日07:30

約31時間40分!



BGM。MD編集ですか。いいですねえ♪

私はテープ編集専門でした。今でもその時のテープがあるのですが、車で再生できないのです。トホホ。
返信する

post a comment

Recent Entries | 01.Journey