らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

2170.GOLDEN SLUMBERS

2011-10-15 | 12.THE BEATLES
 不朽の名盤といわれたビートルズの“ABBEY ROAD”。

 「不和と言われていた4人が集中力を発揮し輝きを世に示した」と
いう論調もありましたが、実際のところはどうだったのでしょうか。

 “ABBEY ROAD”の評価は別の機会にということで、今回は、“HUGE
MEDOLEY ”の最終章の序曲となる‘Golden Slumbers ’について取り
上げます。

 最終章とは“Golden Slumbers~Carry That Weight~The End ”の
3曲のことです。これらは「3曲でセット」の感覚があります。特に
‘Golden Slumbers ’と‘Carry That Weight ’は当初は1曲として
扱われていたようで、より一体感があります。“HUGE MEDOLEY”では
同様に、‘Sun King’、‘Mean Mr. Mustard’、‘Polythene Pam ’
そして‘She Came In Through The Bathroom Window ’の流れがあり
一つの「塊」になっていますね。

 単体としての‘Golden Slumbers ’。前曲‘She Came In Through
The Bathroom Window ’が終わり、しばしの間。そしてピアノの音が
聞こえ、ポールが「かつて家へと続く道がそこにあった」と語る瞬間。
なんとも言えない気持ちになります。

 「壮大なメドレーの<終わり>が始まる」こと、ビートルズが終焉
を迎えようとしていること、エプスタイン氏の死後、グループを精力
的に牽引してきたポールが「過去形」で心情を吐露していることなど。
いろいろな思いがこの瞬間に集約されていることを感じるのです。

 本当に「美しくも切ない曲」。‘Golden Slumbers ’をどうぞ。





 

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