【写真:江ノ島電鉄・峰ケ原信号場 2010年01月03日15時58分撮影】
初詣の帰り、久々に国道 134号線を走行しました。1980年代は週末
ともなれば、夜間にクルージングしたものです。「湘南の海」という
表現は陳腐化しているのかもしれませんが、現地を訪れてみるとその
懐かしさとともになんだか心が和んできます。
まさに「灯台下暗し」。よく通る、よく通った道であるのにもかか
わらず、見落としていたものがたくさんあるような気がします。その
ひとつが「江ノ電」です。江ノ島・腰越方面から由比ケ浜方面へ東進
すると、運転席側からは湘南の海が、助手席側からは江ノ電が「併走」
しているのが見えます。特に鎌倉高校前駅のあたりは、江ノ電と国道
とがあたかもぴったりとくっついているかのようです。こんなにも間
近で、しかもじっくりと江ノ電を見たのは初めてかもしれません。
鎌倉高校前駅から鎌倉方面に 400メートルほど進みました。すると
単線の「江ノ電」が上下すれ違っている場面に遭遇しました。峰ケ原
信号場です。渋滞で停車中でしたので、撮影することができました。
「ひとりの女性」がセンターに映っていますが、偶然です。この方も
江ノ電を撮影していましたね。
江ノ島電鉄は、神奈川県藤沢市と鎌倉市に全長10キロの路線を保有
する電鉄会社で、通称「江ノ電」で呼ばれています。創業以来「地域
住民の足」だけではなく、1970年代後半にテレビドラマの舞台に設定
されたことなどにより脚光を浴び「全国区」に躍り出ました。「湘南」
ブランドの高まりの象徴ともいえます。「歴史的名勝」、「湘南の海」
を走るリゾート性と「住宅の庭」、「路面」を走る生活性とが絶妙に
融合し独特なスタイルを築き上げていることが、高い人気の一要因と
なっているのではないでしょうか。
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