【写真:旧北見札久留簡易郵便局@北海道・滝上町 2014年09月23日15時20分撮影】
札久留
さっくる。芝桜で有名な北海道滝上市街の西方に位置します。この
地名の読み方は、いろいろあるようです。流れる河川や原野の呼称は
「さくるー」、また促音にならず「さくる」とも読まれます。地名の
由来は、アイヌ語の「サク・ル」(夏の道)ですので、そこからいろ
いろと変化したのでしょうか。
国道 273号線の西興部村から道道 137号線を南下すると、札久留峠
にさしかかります。20年ほど前、峠の区間はジャリ・ダートでしたが
今では舗装されたワインディング・ロードに生まれ変わっています。
峠の手前には、ウエンシリ岳からの河川でできた「氷のトンネル」に
入る道がありましたが、数年ほど前に落盤のため閉鎖されてしまいま
した。
さて、札久留峠を越えしばらく走ると道道 137号はT字路にぶつか
ります。左折すると滝上市街。右折すれば道道61号線となり岩尾内湖
につながります。そのT字路(といっても交通量がほぼ皆無)付近に
旧北見札久留簡易郵便局の建屋が残存しています。
1997年に郵便局が廃止された後、この建物を利用した食品雑貨店が
あったようですが、今では閉店となっています。周辺にはただ自然が
広がるのみ。
このスポットを数年訪れているのですが、驚くことに建物が大きく
崩れることもなく、そのまま残っていることです。風雪が厳しいこの
地域。何か維持管理でもされているのでしょうか。
札久留を訪れると、いつもこの曲が頭の中に鳴り響きます。どうぞ。
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