志摩観光ホテルは、三重県賢島に1951年に開業。
昭和を代表する建築家・野村藤吾氏が設計した「ザ・クラシック」
山崎豊子の「華麗なる一族」の小説に描かれたり
昭和天皇がご滞在されたり
皇室御用達の老舗名門ホテルです。
改装前のクラシックのロビーは、以前チラっと見た事がありますが
重厚感のある雰囲気が印象に残っていて
モダンなベイスイートとは、対照的でした。
サミット後、改装された中を
今回初めて訪れてビックリ!
モダンな雰囲気に生まれ変わっていました。
昔のクラシカルな雰囲気がお好きだった方は
どう思われたんでしょうか?
ゲストラウンジ。
ベイスイートより、明るくて、モダンな雰囲気で驚きました。
ドリンク類や、お菓子類は、ベイスートとほとんど同じ内容でした。
ラウンジの外には、こんな眺望を眺められるスペースもあります。
向こうには、ベイスイートが。
リーディングルーム。
本の種類はベイスイートより充実していましたね。
リスニングルーム。
高品質な音環境で好きな音楽を楽しめます。
こんなお部屋はベイスイートにはありません。
フィットネスジム。
マシーンは少ないですが、ベイスイートにジムはありません。
利用したい時は、ここまで足を運ぶ必要があります。
ちなみに、これらの施設へ行くのは、カードキーが必要です。
ザ・クラシック ショップ
ホテルオリジナルギフトや、ホテルメイドのパンやケーキ
県内の土産物など。
真珠の「ミキモト」のショップもありました。
レストラン「ラ・メール ザ クラシック」
ベイスイートと同じ名前です。
こちらの方がベイスイートのラ・メールより、ややカジュアルな雰囲気。
ザ・クラシックから続く
創業時からの旧館を「ザ・クラブ」と称して
「サミットギャラリー」を開設。
サミットのテーブル、各首相のサイン
当日のスケジュールや食事メニュー、使われた食器
記念品など、紹介されています。
2階にカフェ「リアン」があります。
サミットの時、ワーキングランチの会場になった所です。
そこは、宿泊者以外でもお茶や軽食ができる
カジュアルなカフェレストランなので
機会があれば利用され
このサミットギャラリーをご覧になられてはいかがでしょう?
(HPより)
「ベイスイート」「クラシック」「ザ・クラブ」の
位置関係はこんな感じです。
クラシックの方は泊まった事がないので分かりませんが
スタンダートのお部屋は、ベイスイートより狭く
宿泊料金も、ベイスイートと比べると1万程度違うようです。
プールはクラシックの方のお庭にあるので
ベイスイートからやや距離があります。
お散歩がてら歩いても行けますし
お願いすれば車で送っていただけます。
浮き輪も無料で貸りられます。
空いてましたね~笑
このホテルに子どもが泊まる事は少ないのかもしれません。
さて、スペイン村のチケットですが
1DAYパスポートが大人5300円
2DAYパスポートが大人6600円のところ
オフィシャルホテルに泊まると、2DAYで半額の3300円になります。
オフィシャルホテルとは「志摩スペイン村ホテル」「賢島宝生苑」「志摩観光ホテル」
「プライムリゾート賢島」「アクアヴィラ伊勢志摩」 すべて近鉄系のホテル。
さて、スペイン村ですが・・・開業24年
オープン当初、子どもを連れて行きましたが
そんな頃は、TDL並みに賑わっていましたが
今では、すっかり寂れてました。
写真を見て下さい。
ここ正面玄関前ですが、人が写っていません・苦笑
パレードもありますが、見てる人もまばらで
笑顔で踊ってる人達が、気の毒に思えてしまうほど。
でも、何に乗っても、待ち時間ゼロですし
乗り放題ですし、子供達は目一杯楽しんでいました。
混んでないし、規模的にもそれほど広くないし
小学生低学年には、ピッタリの?施設かもしれません。笑
今回、ベイスイートにお安く泊まれたのは良かったのですが
格式のある「志摩観光ホテル」が
あまり値下がりしちゃうと
格が落ちてしまう気がして
やや複雑ではあります。
でもやはりどちらも素敵なホテルである事は間違いないです。
旅館には旅館の良さがたくさんありますが
たまにはこういうホテルでゆっくりするのも
お勧めかと。
お盆が過ぎた頃から、猛暑続きだった名古屋ですが
朝晩は少し涼しくなってきて
秋の気配を感じられるようになってきました。
8月21日・・私は60歳になりました。
「かけた情けは水に流し、受けた恩は石に刻め」
この60年の間に受けたたくさんの恩を忘れずに。
そして
今まで何も考えずに流してきた事も
これからも同じことが続くのが当たり前と思ってきた事も
またいつでも会えると思っている人とも
ふっと・・・
心残りがないように
後悔がないように
1日1日を、今まで以上に
大切にしていこうと・・・
心に刻みました。