孫からインフルエンザをうつされてしまい
1月後半から2月に掛けて、体調不良で散々でした。
熱もなかなか下がらず
咳と倦怠感がいつまでも続き
思いのほか長引いてしまって
ほぼ引きこもりの2~3週間を過ごし
やっと日常に戻りつつあります。
それでもまだ100%の体調ではなくて
私ってこんなに軟弱だったっけ・・・と
落ち込む日々です。
スマホやテレビばかり見て
ダラダラしていてはいけないと思い
宿泊してずいぶん時間が経ったので
記憶があいまいになってしまいましたが
写真もたくさん撮ったので
去年の11月に行ったツアーの様子を
ブログに載せようと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/3d/65749afb17f71456443caabb46fac86a.jpg)
去年の11月下旬
いつもの少年野球仲間との2泊のツアー旅行。
「一度は泊まりたい非日常の宿「龍言」に泊まる
長野えびす講煙火大会」
1人10万円のツアーでした。
本当は8人で予約をしたのですが2人が直前にコロナ陽性に!
今回の旅行の言い出しっぺで、一番楽しみにしていた2人だったので
本当に残念そうでした。
ただコロナが理由の場合、キャンセル料が掛からず
10万円全額戻ったのは不幸中の幸いでしたが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/d8/a748eb44c168d6fb398f15332d2b8160.jpg)
名古屋駅から「ワイドビューしなの」で松本駅まで2時間。
松本駅からバスで最初の見学地
安曇野の「わざび農園」で昼食。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/80/136c2d9d6447f968564600c0ff8375d1.jpg)
わさびビール、初めて飲みましたが
色の割には、さほどわさび感はなく
飲みやすかったですよ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/30/a7d19b9545bf892b0a5c177f8eb6e93a.jpg)
昼食のあと、花火会場の近くまで移動して
1998年に開催された長野オリンピックで
スピードスケートの競技会場となった
「エアウェーブ」を見学。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/fc/832b8635a4f3ee8b6c5c2c389554501a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/75/8614e522ffad9b1a7f44bc3533436424.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/24/240203564aba6ff438d2a2feb5000551.jpg)
とても立派なスケート場で、見ごたえありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/78/112169af329064686121cce75c012cdc.jpg)
1周の長いこと~長いこと~~
テレビで競技を見てる時はこんなに広い会場とは
思わなかったですが、目の当たりにすると本当に広くて
素晴らしいスケートリンクでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/bc/d20a311c465e60d63238e2713992d9a6.jpg)
お楽しみの花火は初日の夜・・・
長野はあいにくの小雨。(最近の私は完全に雨女だわ)
なんとか夜までに止まないかと願っていましたが
結局止まず・・・
バスの中で夕食のお弁当を食べ、花火会場へ。
花火は「雨天決行」だったので、バスの中でみなさんカッパを着て(傘は禁止)
会場近くの駐車場で時間まで待機。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/84/7b3b7c5fc9342f9a4d8ea5dfb56f2dea.jpg)
雨ですが、観客も観光バスもすごい数で
バスの駐車場から花火会場になっている堤防まで徒歩で移動。
これが結構な距離で・・・寒いし雨だし
服はカッパのお陰で濡れませんでしたが
靴が中までビショビショに。。。。
冬の花火なんか来るんじゃなかった~~と
あちこちからブーイング!?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/34/051554c27225464e5878bf7ed337d434.jpg)
観覧席は、有料の特別席で
雨の中、立ち見の人と比べると、椅子もあり、広いスペースで見る事が
出来たのですが、その椅子が、段ボールで造った簡易的な椅子なので
最初は良かったのですが、段々雨に濡れて、ぐらぐらしてきて
最後の方にはつぶれてイスの役目をなさず ⤵
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/cd/1a5315a17391e899a7ff581ea354c91a.jpg)
そんな散々な環境の中での花火大会でしたが
いざ花火が始まると、先ほどまでのブーイングは吹っ飛び
とても素晴らしくて、雨も寒さを忘れて楽しめました!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/c8/8aa9d051383715b5beb18c1ada561f7d.jpg)
イマドキの花火は、すごいんですねー
曲に合わせた演出あり、ドローンとの共演あり
見た事もない形や色の花火で、感動ものでした!!
渡されたパンフレットに、1つ1つの花火の
花火師さんの名前が書かれてあったんです。
その時はササっと簡単に見ただけでしたが
今、テレビのドラマで高橋一世主演の「6秒間の軌跡」という
花火師のドラマをやっていて毎週楽しみにしているのですが
それを見て、1個の打ち上げ花火を作るのに
どれだけ大変なのかを知ったので
この時の花火大会に賭ける花火師さんの努力と時間に想いを馳せると
「雨で寒い」とか「椅子がショボい」とか
そんな小さな事で文句を言ってた自分に猛反省です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/37/b868856d16a6abffd9524c1009838e3e.jpg)
花火終了後、1泊目の「ロイヤルホテル長野」へ。
大きなホテルで、大浴場もありましたが
団体客ご用達のホテルのようで
花火の団体客がものすごい数、泊まってて
大浴場も、翌朝の朝食会場も大混雑~~~~でした~⤵⤵
2日目、観光先は「清津峡」
黒部渓谷(富山県)、大谷杉(三重県)とともに日本3大峡谷の1つ。
ここ、インスタで見て、行ってみたかったんですよねー
こんなトンネルをどんどん進むと・・・
こんな赤い照明だったり
こんなオレンジ色の照明だったり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/bd/4f850c1948680279b383d55773e007a5.jpg?1676073043)
丸い穴が空いてたり
たかがトンネルかと思いきや
とてもアートなトンネルでした。
入口から750Mほど進むと
終点となるパノラマステーションからは
渓谷の景色を水盤に反転させて幻想的な世界が広がっています。
ここがインスタ映えスポットとして有名なところ。
水盤が浅いので、水盤の上を歩いて奥まで行きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/36/80334c1dbca0acb3c23a128dd1bb5df2.jpg?1676073083)
やはりツアーの良さは黙っていても
こういう人気の観光場所に連れていって
くれるところ。
自分で調べて個人で行くのはなかなか
大変ですもん。
ただ集合時間を気にしなければいけない
難点はありますが…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/42/a9f622a68ab1341707c2e2ae73adc1ed.jpg?1676073083)
さていよいよ、楽しみにしていたお宿「龍言」です。
こちらの宿、ずいぶん前に、NHKのドキュメンタリー番組で
閑古鳥が鳴いてた古い旅館を、モダンにリノベ―ションして
いろいろと工夫をこらし、人気宿になったという内容の番組を見て
印象に残っていました。
それをきっかけに名前も「龍言」から「ryugon」に変え
雪国を感じる古民家旅館として再スタート。
その番組を覚えていたので、今回とても楽しみでした。
新潟県南魚沼市にある「ryugon」
なんでもない町の中に、その宿はありました。
門から玄関へ向かうこの位置から撮った写真が
よく雑誌などに載っていますが
この日は玄関外が工事中で
カラーコーンが並んでいて全く風情がなく
残念でした。
玄関。
玄関を入ると天井に「龍言」と書かれた大きな和提灯。
こちらが龍言の玄関です。
この設え、奥飛騨温泉を思い出しました。
良い雰囲気です。
フロント。
個人の方はフロント横にあるこちらのお部屋で
チェックインをされていましたが
私達は団体客なので、ここは利用せず。
赤い椅子がインパクトありますね。
フロントの奥はラウンジスペースになっています。
こちらは囲炉裏ラウンジ。
丸い座布団が可愛い。
その奥には、フリードリンクコーナー。
お菓子もありました。
夜はお酒もフリーでした。
古民家とは思えないほど、おしゃれな空間のラウンジです。
ラウンジの続きにある部屋「別邸安穏亭」
宴会や会議などで貸切で利用でき
使われていない時は、フリースペースになっています。
泊まった日の夜は、どこかの会社の宴会が行われていました。
さて、お部屋へ参りましょう。
お部屋へ続く廊下はこんな感じ。
スタンダードのお部屋です。
「龍言」から受け継いだ歴史ある梁や柱などはそのまま残し
部分的にリニューアルされています。
ベットのある寝室の奥に、畳敷きの小部屋があり
ちゃぶ台や、冷蔵庫、テレビなどが置かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/61/6869b714c12444657eecd36afcb01ef6.jpg?1676073085)
想像通りのお部屋でスタンダードでも十分でした。
元々「龍言」は、地元六日町の豪農の館や武家屋敷を
移築して建てられた温泉旅館。
平成31年にリノベーションし離れにヴィラスイートを増築。
その離れも見せてもらいましたが、イマドキ過ぎて・・・
せっかく泊まるなら、この昔ながらの伝統家屋の
スタンダードのお部屋を私はお勧めします。
大浴場も風情があって良い雰囲気です。
柱時計も、ロッカーも、なんかイイ。
四方の壁を土や漆喰で塗った木造平屋建ての「土蔵造り」を
そのまま生かした内湯。
お湯があふれ出ています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/90/ccb54f7436a9729b678216ce3e870685.jpg?1676547487)
庭園が眺められる露天風呂。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/da/f0818315d8d5fa3480bfd6b9e204784d.jpg?1676547487)
とてもモダンなメインダイニング。
夜も朝もこちらで。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/32/3707c2d7dcc24055faf81f86aaa436e9.jpg?1676547598)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/09/af2e7610d78e2f9b96c5dba9dfdf9285.jpg?1676547600)
雪国で昔から食べ継がれてきた野の食材をベースにした雪国ガストロミー。
「ガストロミー」とは、食事と文化の関係を考察すること・・・だそうです。
「雪がもたらす恵みや文化を食で体験する」と
こちらの宿のパンフレットに書かれいました。
う~~ん、見た目も味も食材も・・・なんか質素。
朝食です。
内容はともかく
ご飯以外は最初からテーブルにセッティングされていました。
いつから置かれていたの??と思ってしまいました。
団体旅行ご用達の団体宿ならわかりますが一応高級宿の範疇で
朝食が最初からテーブルに置かれているのはここが初めてです。
食事に関しては、朝も夜も残念でした。
すべての味がぼんやりしていて
それぞれの料理の方向性が見えない。
いっそのこと、本当の田舎料理が並んだ方が
食体験としては、お宿の方向性に合っているのではないかと思いました。
メニューに
元祖「魚沼産のこしひかり」の一等米と書かれてあったので
さぞ美味しいだろうと白ご飯に期待していましたが・・・⤵
ガーデンラウンジの屋外テラス。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/5a/045fa904bb3de96d485ceb72465efede.jpg?1676769022)
ヴィラスイートの写真の数枚載せておきますね。
スタンダード(クラシック)が1泊2食で1人平日25000円ぐらい。
こちらのヴィラは一番最高のお部屋で、1人5万円近くします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/b1/801928998c96837f832a53fb6e76ac33.jpg?1676769083)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/96/17715c1f1d634e653fb2758f7dff2063.jpg?1676769083)
こういう設えの客室のお宿は箱根にも伊豆にも
たくさんあるので、わざわざ新潟の古民家の宿に行ってまで
こんなハイカラなお部屋に泊まらなくても
クラシックなスタンダ―ドのお部屋の方が
十分「龍言」の良さが伝わると思います。
龍言の近くに「里山十帖」がありますが
そちらのお宿もいつか行ってみたいなーと思いつつ
新潟はやっぱり遠いので、行けないだろうな。
そんなこんなで楽しい2泊3日のツアーでしたが
「龍言」に限って言えば
私個人的には食事がとても残念でした。
ただ新潟という土地柄
宿のコンセプト
この価格帯を考えると
これが精一杯なのかもしれません。
「ryugon」好みの分かれるお宿だと思います。