熱海の佳ら久は57室。
箱根の佳ら久全70室
たった13室の差ですが、箱根の方が
敷地全体は、はるかに大きいと思います。
箱根は、立派な門や玄関までの長いアプローチ
外にもお庭があったり、テラスがあったり
水盤があったりするからでしょうね。
私達のお部屋は
低層階の洋タイプの4名定員です。
52㎡だったかな。
ベットが3台あっても広く感じました。
お部屋のインテリアもスッキリしていて私は好きです。
今回、私と夫と娘と孫2人(2歳4歳)で泊まりましたが
最初予約を入れる時に(2名定員)(3名定員)(4名定員)とあり
まだオープンのかなり前だったのでどの部屋を予約したらいいのか分からず
ホテルに電話して尋ねました。
まずスタンダードはすべて同じ広さですが
洋タイプと和タイプの違い(料金は同じ)
高層階か低層階の違い(高層階の方が料金が高い)
3名定員のお部屋はベットが3台置いてあるので
大人3名でお泊りの場合は3名定員のお部屋を選んで下さい。
ただし、今回は3歳の子供さんがいらっしゃるので
3歳から大人料金の半額をいただく事になっています。
当然、寝具も朝食も夕食も付きます。
なので4歳のお子様も1人分とカウントし
(4名定員)のお部屋を選んでください。
・・・ということでした。
お部屋に入るとベットが3つ。
くるみの寝具がないじゃんね~と話していたら
夕食後お部屋に戻るとなんと!ベットが1台増えて4台に!
(最初から4台入っていると、お部屋が狭く感じからでしょうね)
大人用のベットが4台って・・・まぁ~広いのなんのって!
おちび2人がゴロゴロしても
端から端まで走っても全く苦にならない
過去最高の広さでした。
ぶっちゃけベット4台もいらないから
料金をお安くしてもらった方がいいわ~(本音)
お部屋からの眺望です。
低層階だったので外に木があり全面に海~~ではありません。
冷蔵庫内はお水とオレンジジュース。
箱根にもあった加熱式のお香。
箱根にもあった加熱式のお香。
子供用の作務衣が可愛かったです。
お部屋の露天風呂からは確かに木々が結構邪魔でした。
1万円ケチるとこうなります。苦笑
でも屋上の露天風呂からの眺望があまりにも素晴らしかったので
私はお部屋のお風呂には1度も入りませんでした。
(ダンナが1度入っただけ)
さて、その7階にある大浴場です。エレベーター降りると正面に待合い。
海が全面に見えてここからの眺望も素晴らしいです。
お天気が悪いと魅力半減なので晴れた日に泊まりたいホテルですね。
湯上りにはこのサイズのビールが私はちょうどいい。
待合いを挟んで右側が女湯、左側が男湯。
男女入れ替え無しなので、設えが同じなんだと思います。
待合い室も下駄箱も良く言えばシンプル、悪く言えば簡素。
インディゴは大浴場の下駄箱までデザインが凝ってましたもんね。
タオルも豊富にあります。開業直後なのでタオルも新品。
ドライヤーはリファ。
最近の高級宿はレプロナイザーが主流ですが
あれは大きくて重いんですよー
それに比べてリファは軽くて使いやすくて〇
内湯。壁も床も浴槽も黒。
こちらが宿の売りの「眺望大露天風呂」です~!
本当に遮るものが何もなくて素晴らしい眺望です。
箱根の佳ら久の露天風呂も眺望最高でしたもんねー
右側に見えるホテルが「大江戸温泉」
向こうから見えてしまうのではないかとご心配な方
安心してください!湯浴み着がありますよ。
横長のインフィニティ―露天風呂。屋根があるので雨でも大丈夫。
下は夕方。日が沈んだ直後です。
こちらは日の出。言葉にならないほど素晴らしかったです。
こちらの露天風呂、結構深いんです。
おちび2人、足がついていないです。
手で支えてる。笑
一番楽しみだった食事です。朝も夜も1階にある「六つ喜」
私達は子連れだからでしょう、個室に案内されました。
個室以外は、こんな感じ。↓
仕切られていません。
照明も凝っていなくて、最初見た時「大衆食堂」を思い出してしまいました。
最近は2人でも個室に案内されるか、もしくは仕切りがある場合がほとんどなので
こういうスタイルのダイニングには正直驚きました。
今回4歳のくるみも大人の半額で1泊25000円支払ったので
夕食も朝食も付いていました。
こちらが子供用の夕食。
海鮮ちらし寿司を残し、うどんを完食。(ーー;)
楽しみにしていた食事ですが
朝も夜も、記憶に残らず、感動もなく
すべてにおいて可もなく、不可もなく・・そんな印象。
ふふのように、目でも楽しめる演出のある料理の出し方
ひらまつのように、高級食材をアピールする提供の仕方
1つ1つ「わぁ~!」と感動したり
次は何が出てくるんだろう~と期待したり
スタッフさんとの会話を楽しんだり
もうお腹いっぱいでデザート無理です~となったり
そういうものが一切なかったです。
料理は味はもちろん、盛り付け、器、演出、環境
そして運んで下さる方の気遣い・・すべてが合わさって
「ああ~~美味しかった~」となるんだと思うんですが
佳ら久は、なにかしら少しづつ足りなかった気がします。
↑ 先付 塩締め富士山サーモン
↓ 前菜 きのこの香草焼き・菊花寿司・鮑ゆり根・味噌田楽・バーニャカウダ・そうめん
↓ お造り
↓ 煮物椀 黒毛和牛つゆしゃぶ(お肉はこれだけ)
魚料理は3種類の中から1つを選びます。
3人いたので3種類別々に注文しましたが
3種類とも、フツーでした。
・甘鯛きのこ飯蒸し
・ハタ香草蒸し
・鰆と平茸のフリット
蒸し物はさっぱりし過ぎてて
「ステーキが食べたい!」と娘が言ってました。
最後はしらすご飯。
翌朝の朝食です。大人も子供もほぼ同じ内容でした。
お夜食はありません。
お部屋のターンダウンもありません。
朝刊のサービスもありません。
これ以上書くと、どんどん悪い感想になりそうなので
このあたりでやめておきます。
お値段はラグジュアリー価格ですが
はたして内容は・・・??
強羅の佳ら久がとても良かったので
熱海ももちろん良いに決まってる・・と思って
予約を入れましたが、私的には残念でした。
熱海佳ら久、私は再訪はありません。
ごめんなさい。
(あくまでも私個人の感想です)
あ、でも1つフォローさせて下さい。
眺望は本当に最高でした!
今夜はクリスマスイブですね。
皆さん、楽しいクリスマスをお過ごしください~~☆☆