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北陸に行ってきました。
曹洞宗総本山「永平寺」です。
770年前、道元禅師が座禅修行の道場として創建。
今でも約200人の修行僧が、早朝の起床に始まり
勤行、座禅、行鉢など・・・日本一と言ってもいいほど
修行の厳しいお寺だそうです。
若い修行僧を何人も見ました。遊びたい盛りなのに
スマホも合コンもデートも無縁の生活なんでしょうねぇ。
北陸と言えば、私が若い頃は、バスツアーや慰安旅行の定番で
課内旅行で行先が北陸だと「また北陸かよ~~~」と文句が出るほどでした・苦笑
ここ数年は慰安旅行や招待旅行自体が減った事や
魅力的な観光地はあっても、再訪したいと思えるほどではなく
私自身、北陸に行く機会が全くありませんでした。
あの有名な「加賀屋」や「ホテル百万石」は以前は私にとって憧れの宿でしたが
今は様変わりしてしまったようで
あの「プロが選ぶ日本の旅館第一位」を誇る「加賀屋」が
台湾人観光客の開拓に力を入れているとか。
去年加賀屋に泊まった友人が、館内のエレベーターの中
自分達以外全員中国人観光客だったと聞いた時
「うっそ~!?」と思ったけど・・・
まんざらオーバーな話ではないようです。
「ホテル百万石」に至っては、数年前倒産。
そんなちょっぴりマイナーなイメージになってしまった北陸に
泊まりたい宿があったので10年以上振りに行ってきました。
北陸自動車道の空いてる事、空いてる事。
びっくりでした。
山代温泉に着いて、見た限りでは・・・
昔は浴衣姿の人がそぞろ歩き、土産物屋さんが立ち並び
もっと賑わっている印象でしたが、今は廃墟になったままのホテルがあったり
シャッターを下ろしたままのお店舗が並び
やはり「さびれちゃった感」は拭えませんでした。
山代温泉のメインストリートに建つ「古総湯」
地元民が集う共同浴場。
外観、内装、入浴方法もすべて明治期の総湯を復元したそうです。
観光客集めに、こういう建物を造ったんでしょうね。
入浴はしませんでしたが、とても素晴らしい外観でした。
総湯の前はこんな散歩道になっています。
足湯もありました。
総湯のすぐ横にある創業800年の老舗高級旅館「あらや滔々庵」
もっと大きくて高級感漂う宿かと思っていましたが
外観は意外にこじんまり。
しかし館内やお料理は素晴らしいそうです。
そのあらや滔々庵の隣りに建つ立派な大型旅館「山下家」
ここ、365日同一料金の大江戸温泉物語になったんですねぇー
そこから少し離れたところの建つ「湯快リゾート」
ここも365日7800円が売りですね。
北陸には「湯快リゾート」がたくさんあります。
多分中途半端な立ち位置の宿が、倒産を防ぐ為に
湯快リゾートの傘下に入って立て直しを図っているのかもしれないですね。
どの旅館も閑散としていましたが、この「ゆのくに天祥」は観光バスがたくさん停まり
一番にぎわって見えました。
星のやグループの「界 加賀」
2015年夏の再開業目指して改装中でした。
山代温泉の人気が挽回できるように
「星のや」らしく素敵にリノベーションして欲しいなぁ。
次は私の泊まった宿の紹介します。