今回の沖縄旅行の目的は
オリエンタルヒルズのランチでもなく、美ら海水族館でもなく、せふぁうたきでもなく
「百名伽藍」に泊まる事!!
ひゃくながらん・・・と読みます。
本島の多くのリゾートホテルは中部、北部に集中していますが
「百名伽藍」は、初めて南部 南城市(たまぐすし)に出来た・・・和琉様式の宿。
オープンして2年目。全15室。
那覇空港から40分。
航空会社の機内誌で取り上げられて有名になったカフェ「浜辺の茶屋」や
演出家の宮本亜門さんの元別荘も、すぐお隣。
ここは絶対晴れた日に泊まりたかったんです。
なぜならロケーションが素晴らしいから。
天気が良くないと、この宿の魅了が半減するから。
ところがところが・・・週間天気予報では晴れマークが並んでいたのに、到着したら曇り空。
気象庁のバカヤロ~~!!と叫びたいのとグッと我慢。
でもでも、念願の「百名伽藍」に来られたんですがら、天気関係なく楽しみましょう!
琉球石灰岩を使用したまるで要塞のような外観。
到着して・・・さてどこから入るの??
意外にも、勝手口みたいなこんな小さな玄関でした。
口コミで「入り口が分からず建物を1周した」・・・とあったけど、分かるわ~
入口を入って奥に進みます。
しばらく歩くと、左側にフロントがやっと現れます。
ちょうど宿泊した数日前に、 World Luxury Hotel Awards 2014 海辺の高級ホテル部門で
アジア大陸賞を受賞したとかで、お祝いの胡蝶蘭がたくさん並んでいました。
すっきりしたシンプルなロビー。
ここからの素晴らしい眺望があれば、シンプルなロビーで十分。
高価な調度品は必要ないですね。
フロアーを一周する回廊がここの宿の売り。
この回廊に立ち「念願だった百名伽藍にとうとう来れた~~」と感慨深かったです。
海岸側から見るとこんな感じ。
ビーチには階段で降りられるようになっています。
晴れていたら、もっと綺麗な海が見られたのに・・・つくづく残念無念。
夏はここで泳いでもいいのかしら?
リゾートホテルのビーチのように、カラフルなパラソルやジェットスキーは似合わない雰囲気だけど・笑
館内にはいろいろな部屋がありました。
禅の間 「何もいらない」「何もない」そんな空間なんだそうです。
アコウの間 これなんの部屋なんでしょ??
1階には琉球王国の歴史人物の絵画が展示してありました。
地下のエントランスを過ぎると現れる巨大な石仏。
ライブラリーも海に面してます・・・というか
ここの宿のすべての部屋はオーシャンビューです。
百名伽藍は客室のコーヒーも、ライブラリーのコーヒーも「35coffee」
沖縄でしか販売されていない珈琲で、白く風化したサンゴで焙煎しており
売上の一部を35(サンゴ)の再生の為に寄付しているんですって。
本館と西館を繋ぐ中庭には、巨大なガジュマルの木が3本。
これがまるで小さなな森のようで、この建物のアクセントになっていました。
ここの館内、どこの階の廊下もとても素敵で絵になるんです。
しかし館内広いのに15室しかないからか、ほとんど誰にも会わないの。
夕食の時、初めて他の宿泊客に会って・・・こんなにいたの?と驚いたぐらい。
ちなみに、ここにもいました!「チャイニーズ」
夜の回廊の様子・・・とても幻想的でした。
続きます・・・