『ランス美術館展』へ行ってきました。
絵画は、私の趣味じゃないので、美術館なんて、昔『北斎展』を観に行って以来だ。北斎の絵は、ほんとに綺麗だった。
なぜ、ランス美術館展を観に行ったかというと・・
私は、最近フランスの歴史小説?を読んでいる。ランスは、シャルル7世がジャンヌ・ダルクに導かれて戴冠式に臨んだ街。戴冠式を行った場所は、ノートルダム大聖堂。デュマの『三銃士』や、ユゴーの『ジャン・ヴァルジャン』が登場した頃の、人物画や風景画を見てみたいと思った。
会場に入って、最初にみた絵は『レモンのある静物』
17世紀の絵だそうだが、すごく綺麗! グラスの中の透明なワイン? 剥きかけのレモン。私は、絵の良し悪しは判らないから、綺麗かそうじゃないかぐらいしか判断できない(悲しい)
あった! 『三銃士』に出てくる、ルイ13世の肖像画。こんな顔をしていたのだろうか?
17世紀前半の作とされる『コンサート』という絵は、男たちがギターみたいな楽器を持って演奏している。
どんな音楽を奏でていたのだろう。非常に世俗的な音楽のような気がする絵!
私の気に入った絵
『タンジールのユダヤ人の女』 オリエントの美しい女って気がする。
『昼食、一杯のカフェ』 貴族じゃない普通のおばさんが、パンをテーブルに、スプーンで何かを飲もうとしている。
『期待はずれ』 がっかりした女性の絵。耳飾りが異常に光って見えたが、どうやってこんなのが描けるの?
19世紀後半のパリの風景画がいくつかあった。
『レ・ミゼラブル』時代のパリは、もう少し殺伐とした街だったように想像するが・・・(笑)
◇◇◇◇◇
今日は、寒かったので、今年初めてコートを着て出かけた。
美術館の女性に「クリーニングのタグが付いていますよ」って云われた。
親切に外してくれたが・・・ 恥ずかしい!!!!
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