水曜日。今朝は朝から寒い。石油ストーブに火を入れた。
リハビリデイサービスの日。最近はリハビリジムに通っているので、そのせいか、トレッドミルで歩きやすかった
午後からは、喫茶店。
そこでスマホを見ていた妻が突然言った。
「火野正平さんが亡くなったんだって」
うっそ!
体調を崩されて今はピンチランナーが走っている
私の大好きなこころ旅。
火野正平さんは如何なるんじゃ
永井路子著作 『この世をば 下』 新潮文庫
兄達が死に、多くの参議達も疫病でで死んでしまった。詮子のごり推しで道長が右大臣そして左大臣になった所からこの巻は始まります。最大の政敵伊周兄弟は、「長徳の変」を起こし、墓穴を掘ってしまいます。
政界のトップに駆け上がった道長も、内憂外患。奇妙な平衡感覚の持ち主で何とか切り抜けていくのですね。大河ドラマ「光る君へ」に出てくる事、そうで無い事。
一条天皇死後、三条天皇と道長との政争が何とも嫌だね。
紫式部と道長の関係に気が付いた倫子が焼きもちを焼く所も出てくる。
「刀伊の入寇」を伊周の弟隆家が処理する。
道長一族の絶頂期。
この世をば我が世とぞ思う望月の欠けたることもなしと思えば
傲慢だよね。
平安中期の貴族の生活。政争。こんなだったのだろうか。
火災が頻繁に起きているが、これは何で?
疫病に火災。末法の世が忍び寄ってくる。
この小説のお気に入り度:★★★★☆
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