にわか日ハムファンのブログ記念館

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〔青森・鉄道残日録〕(10)浅虫水族館訪問記(前)

2012-02-24 23:59:59 | さすらいブロガー旅情編
 青い森鉄道で野辺地から西に進み、青森の手前の浅虫温泉で列車を降りた。
 改札を出た時はちょうど吹雪いていた。



 線路沿いの道を歩く。話の種にはなるだろうが、実際に歩く分にはたまったもんではない。



 線路の北側。旅行前に見た地図によれば、こちら側には海があるはずだが、あくまでも「はず」でしかない。海どころか、まともに前が見られない。



 足元が滑る中、線路沿いの道から上り坂を上がると、目の前に大きな建物が見えた。
 が、次の瞬間、世界が横向きになった。目の前の建物も横になった。
 何のことはない、滑って転んだのだ。
 ただ雪と着込んだ服のおかげで、ケガは全くない。半身が真っ白になったぐらいだ。まぁ、よくあることだろう。さほど気にもならずに、また歩き出す。



 目指す水族館にようやくたどり着いた。
 浅虫水族館は開館30年弱と比較的新しい水族館だが、その前史は1924年に設立された東北大学浅虫臨海実験所(現「浅虫海洋生物学研究センター」)に水族館が併設されたときに遡る。
 現在では海水魚・淡水魚をはじめ、両生類、イルカやアザラシなどの海獣など、多種多様な海の生き物が集まる水族館になっている。



 到着して昼食を済ませると、海獣類のエサやりの時間になった。ガラス越しなので非常に見えにくいが、ラッコである。



 続いてペンギンも。



 次はアザラシ……なのだが、写真がまともに撮れない。悲しいことだが、ガラス越しで動く生き物を撮るのは、私の手には余ったようだ。



 展示を見て回ると、体験コーナーに大量のホタテが生息していた。さすがに持って帰って食べるわけにはいかないので、触れるのみである。



 さらに順路を進むと、イルカのプールに出た。こちらもエサやりの時間だ。
 浅虫水族館はイルカショーも行っていて、出演するイルカはすでにステージの準備に出ている。こちらにいるのは退役したイルカたちらしい。



 とはいえ、かつては観客を沸かせたイルカたち。昔取った杵柄は今も健在である。



 このぐらいのジャンプはお手のもの。



 まずはボール拾いでも何でも要求しておいて、



できたらエサを与える。第一線を退いても、この辺は変わらないらしい。



 こちらにも近づいてきた。見事な鮫肌である……ん?



 逆立ちだって昼飯中、いや朝飯前。



 何やら指示を与えている。



 すると、二匹揃ってジャンプ。これまたきれいに決まった。



 トレーナーと打ち合わせ中。



 身を乗り出すイルカ。



 最後に大ジャンプ。あくまでもエサやりなのに、ここまでのものが見られるのだから大したものだ。
 となると、本式のイルカショーへの期待は俄然高まる。ステージへと移ることにした。

【参考】
・ 浅虫水族館ウェブサイト
・ 東北大学大学院生命科学研究科附属浅虫海洋生物研究センターウェブサイト(日本語版)


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