にわか日ハムファンのブログ記念館

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イニング・時間制限に関する特例措置発表。観客も不測の事態に備えるべし!

2011-04-12 06:49:07 | 言わせてもらいます・球界に苦言提言
■ 2011年度レギュラー・シーズンのイニング制限、時間制限に関する特例措置(2011年4月4日実行委員会決定事項)(NPB・2011年4月11日)

 NPBが今シーズンの特例措置を発表しました。このポイントは以下の4つになります。

(1) レギュラーシーズンの延長回は最大12回で打ち切り(ここまでは例年通り)。ただし2011年度に限り、実際の試合開始時刻より3時間30分を過ぎて新しい延長回には入らず、同点の場合は引き分け。
(2) 雨、強風、濃霧、トラブル等でプレイを中断した場合の時間も、時間の延長はない。
(3) ダブルヘッダーの第1試合・第2試合は、試合開始時より3時間30分を過ぎて新しい延長回には入らない。
(4) 停電により試合が打ち切られた場合はコールドゲーム。


 (3)をわざわざつけたのが一瞬疑問に思えましたが、おそらくダブルヘッダーのそれぞれの試合開始時刻から、というのを明確化したかったのでしょう。
 もっとも、第1試合開始から3時間30分までに2試合終わらせることはさすがに不可能だとは思われますが、そういう解釈を防いでおかないと、後でややこしいことになるかも知れません。
 さて、以上4つの特例措置ですが、本来なら望ましいこととは思えません。特に試合中断の時間まで3時間30分の制限に含まれるのは異論も多いでしょうし、私も率直に言って違和感があります。
 ただ、こうでもしないと、シーズン中の不測の事態には備えられないのかも知れないようにも思えます。
 仮に何らかの事情で試合が大幅に中断したとして、そこから再開して試合終了が11時過ぎとなったら、時間制限の意味がありませんし、その時に地震や停電が直撃したら大事です。
 それだけに、今シーズン(あるいは、来シーズンもかも知れませんが)はファンも割り切って観戦する必要があると思えます。こんな措置をしてでも何でも、シーズンが維持されることが何よりです。
(とはいえ、4日に決めたことだったら、もうちょっと早く公表できなかったのかとは言いたいのですが)
 ただ、それでもシーズン中に何らかの不測の事態が起きるかも知れません。NPB、パ・セ両リーグ、各球団とも安全確保には彼らなりに努めるとは思いますが、所詮は彼らのやることです(苦笑)
 なので、まずは観戦される皆さん自身が、自分の身を自分で守ることが必要です。
 例えば、サンスポ公式ツイッターアカウントにもありましたが、緊急時の避難経路、往復の交通経路等の確認は行いましょう。可能な限り、どちらも複数ルートを確保するのが賢明です。
 さらには、緊急時の家族等への連絡方法の確認(地震等自然災害の場合は災害用伝言版等)も必要です。
 余震も収まる気配がなく、夏場は停電の恐れが消えません。非常に難しい状況下ですが、それでもプロ野球は今日開幕します。
 シーズンを無事終えられるよう、ファンの自覚も求められています。例年とは比べ物にならないほど大きな意味を持つシーズン、どの球団のファンも、最後まで一緒に戦い抜きましょう!


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