伊丹空港から2時間以上のロングフライトで、たんちょう釧路空港まで一気に飛ぶ。
到着口に降り立つと、大阪のまとわりつく暑さを一気に忘れてしまった。ただ、天気はあいにくの雨。気温はとにかく、空まで爽やか、とはいかない。
旅行者歓迎のフラッグ。「○○から世界へ」というので、はいはいインチョン行インチョン行と思ったら違った。北海道だから、台湾便の需要は結構あるのかも知れない。
リムジンバスに乗るべく、空港ビルを出ようとすると、
いきなり阪神時代の城島の写真である。
見ると、海難救助ボランティアの活動資金を集める「青い羽根募金」に協力しているとのことだ(ちなみに、別版のポスターはPDF形式のものがダウンロード可能)。
既に引退し、今やマリンライフをエンジョイすることで若さまで取り戻した海の男、城島健司。今もどこかの海岸に出かけているのかも知れない。それは仕事かも、プライベートかも知れない。
空港ビル前に設けられた、北海道の森のイメージ。
足元にはシャケが転がっている。ここなら先程のクマには喰われまい。
さて、空港からはリムジンバスでJRの駅に出る。バスは釧路駅まで走るが、さすがに運賃が高い。調べると、途中の大楽毛駅に停まるという。幸い列車もあるので、そちらで降りることにした。
大楽毛駅前の停留所でバスを降り、駅前のターミナルへ。道産子が出迎えてくれた。
大楽毛駅。無人駅のはずなのだが、昔のローカル線のイメージはまるでなく、洋風の新しい建物になっている。
それでも、かつて使われた駅名板なのだろう、ちゃんと残して掲示してある。
駅舎は食堂につながっている。反対側、つまり私が立っている側は、釧路市役所の支所につながっている。ただし、この日は休日で閉所となっていた。
そして、釧路市ということで応援大使のポスターを発見。企画自体は私も知っているし、一度となくネタにしたのだが、こうして実際の活動ぶりを見るのは初めてだ。ある種の感慨が湧いてくる。
一方、こちらは分かってやっているのだろうか。本人が出ていないだけ、ある面ではマシと言えるかも知れないが。
さて、ちょうどお昼どきである。大楽毛で乗り継ぎを決めた時の1つの不安が、無人駅の近所で食糧を調達できるかどうかであった。いかに日本国内であれ、食糧確保はつねについて回る課題なのだ。
ただ、幸いなことにバス停のすぐ近くにセイコーマートがあるのを発見。難なく昼食を手に入れることができた。
これからも、何度となく「こんなところにまでセイコーマートが」という驚きと安心感を深く味わうことになるのだが、それはまだ先の話。
旅の楽しみは地元の酒。何も高級な地酒とは限らない。その土地ならではの酒なら、旅情は味わえる。
そして、食べるものも然り。若い頃から貧乏旅を続けてきた身には、お高い名物よりも、その土地らしさを腹と懐で味わわせてくれるものの方が、あらゆる意味でありがたいのだ。
昼食を駅舎内で済ませたところで、間もなく列車到着。陸橋を渡り、ホームへ。
釧路行のキハ40がやってきた。ここから、今夏の北海道・東日本パスの旅が始まる。
到着口に降り立つと、大阪のまとわりつく暑さを一気に忘れてしまった。ただ、天気はあいにくの雨。気温はとにかく、空まで爽やか、とはいかない。
旅行者歓迎のフラッグ。「○○から世界へ」というので、はいはいインチョン行インチョン行と思ったら違った。北海道だから、台湾便の需要は結構あるのかも知れない。
リムジンバスに乗るべく、空港ビルを出ようとすると、
いきなり阪神時代の城島の写真である。
見ると、海難救助ボランティアの活動資金を集める「青い羽根募金」に協力しているとのことだ(ちなみに、別版のポスターはPDF形式のものがダウンロード可能)。
既に引退し、今やマリンライフをエンジョイすることで若さまで取り戻した海の男、城島健司。今もどこかの海岸に出かけているのかも知れない。それは仕事かも、プライベートかも知れない。
空港ビル前に設けられた、北海道の森のイメージ。
足元にはシャケが転がっている。ここなら先程のクマには喰われまい。
さて、空港からはリムジンバスでJRの駅に出る。バスは釧路駅まで走るが、さすがに運賃が高い。調べると、途中の大楽毛駅に停まるという。幸い列車もあるので、そちらで降りることにした。
大楽毛駅前の停留所でバスを降り、駅前のターミナルへ。道産子が出迎えてくれた。
大楽毛駅。無人駅のはずなのだが、昔のローカル線のイメージはまるでなく、洋風の新しい建物になっている。
それでも、かつて使われた駅名板なのだろう、ちゃんと残して掲示してある。
駅舎は食堂につながっている。反対側、つまり私が立っている側は、釧路市役所の支所につながっている。ただし、この日は休日で閉所となっていた。
そして、釧路市ということで応援大使のポスターを発見。企画自体は私も知っているし、一度となくネタにしたのだが、こうして実際の活動ぶりを見るのは初めてだ。ある種の感慨が湧いてくる。
一方、こちらは分かってやっているのだろうか。本人が出ていないだけ、ある面ではマシと言えるかも知れないが。
さて、ちょうどお昼どきである。大楽毛で乗り継ぎを決めた時の1つの不安が、無人駅の近所で食糧を調達できるかどうかであった。いかに日本国内であれ、食糧確保はつねについて回る課題なのだ。
ただ、幸いなことにバス停のすぐ近くにセイコーマートがあるのを発見。難なく昼食を手に入れることができた。
これからも、何度となく「こんなところにまでセイコーマートが」という驚きと安心感を深く味わうことになるのだが、それはまだ先の話。
旅の楽しみは地元の酒。何も高級な地酒とは限らない。その土地ならではの酒なら、旅情は味わえる。
そして、食べるものも然り。若い頃から貧乏旅を続けてきた身には、お高い名物よりも、その土地らしさを腹と懐で味わわせてくれるものの方が、あらゆる意味でありがたいのだ。
昼食を駅舎内で済ませたところで、間もなく列車到着。陸橋を渡り、ホームへ。
釧路行のキハ40がやってきた。ここから、今夏の北海道・東日本パスの旅が始まる。