日本シリーズもいよいよ大詰めになってきました。そして、この先にはアジア・シリーズが控えています。
各国・地域で次々と代表チームが決まる中、シリーズにイタリアの強豪ボローニャが参戦するというニュースが『週刊ベースボール』で報じられました。
実は、この決定自体は9月末の時点で台湾紙が報道していて、某大型掲示板でも既に反応が出ていたのですが、全然気づいていませんでした[;;0J0]
■ 〈亞職大賽〉中國無法前來參賽 改邀歐聯冠軍隊(tsna professional・2013年9月26日)
繁体字中国語なので、分かる方は読んでみてください。とりあえず、中国代表チームが参加できなくなったために、代わりとしてイタリアから招待した、という話です。
で、今回招待されたフォリティトゥード・ボローニャは、イタリア野球リーグのセリエAに属するチーム。今年はヨーロッパのクラブ選手権ユーロピアン・カップでも優勝した強豪です。
あるいは、Guiseppe Gianpiero SatoG.G.佐藤が一時期所属していたチームといえば話が早いでしょう。当時は日本人観光客も増加したと聞きます、少なくとも数人は。
ボローニャの参戦により、アジア・シリーズは昨年と同じく6チームで行われることになりました。日台韓豪にイタリア、参加国枠(今季は台湾)が3チーム×2の予選リーグを戦い、各1位チームが決勝に進みます。
で、アジア・シリーズなのにいきなりイタリアか、という点には驚いたり、あるいは疑問を持ったりする向きもあるかも知れません。
ただ、個人的にはこの措置を肯定的に評価していますし、シリーズを縮小せず、興味深いチームを招くことに成功した台湾側には拍手を送りたいです。
アジア・シリーズなら他のアジア諸国から代表を招くのが理想ではあります。将来的にはそうするか、さらに言えば数チームで予選を行うことも考えられるでしょう。
しかし、目を拡げてみれば、サッカーではコパ・アメリカに日本が招かれることはまったく珍しくはありません。地域名に固執する必要は、実は意外とないと考えた方が良さそうです。
また、現状でどれだけ実力のあるチームがあるのか分からない中で、一定のチーム力が見込めるチームに参戦を促したのは、リーグの面白さを維持する上では間違いではありません。
ただし、ヨーロッパチャンピオンを招待したことを契機に、アジア・シリーズをさらに発展させる、という発想はあり得ます。
つまり、アジアだけではなく、ヨーロッパも合わせてユーラシアのチャンピオンを決めるという発想です。
さらには、中南米なども含めたチャンピオンシップの構想だってあり得るでしょう。あるいは、野球の普及も兼ねてアフリカも絡めることだってアリです。
こうなると、事実上のワールド・シリーズ、ワールド・チャンピオンシップと呼んで差し支えありません。
北米のクラブチームは、このような大会にはまず参加しないでしょうが、だとすればむしろ「北米だけが参加しない」と考えるべきなのです。
むろん、これはあくまでも構想です。というか、一へっぽこブロガーの妄想レベルと言われれば、それまでです。
ですが、野球の国際化だとか、五輪復帰だとか、本気で取り組むのであれば、野球が盛んな国を増やすのが本来の策なはずです。
一部の野球チームをアメリカ様にご披露する(結局頓挫しましたが)よりは、このぐらいの試みが実現するよう、真剣に考える方が、よほどあるべき姿ではないでしょうか。
ただ何はともあれ、世界の観たことのないチームを知る機会ができたのは嬉しいこと。アジア・シリーズ、今年も楽しみです!
各国・地域で次々と代表チームが決まる中、シリーズにイタリアの強豪ボローニャが参戦するというニュースが『週刊ベースボール』で報じられました。
実は、この決定自体は9月末の時点で台湾紙が報道していて、某大型掲示板でも既に反応が出ていたのですが、全然気づいていませんでした[;;0J0]
■ 〈亞職大賽〉中國無法前來參賽 改邀歐聯冠軍隊(tsna professional・2013年9月26日)
繁体字中国語なので、分かる方は読んでみてください。とりあえず、中国代表チームが参加できなくなったために、代わりとしてイタリアから招待した、という話です。
で、今回招待されたフォリティトゥード・ボローニャは、イタリア野球リーグのセリエAに属するチーム。今年はヨーロッパのクラブ選手権ユーロピアン・カップでも優勝した強豪です。
あるいは、
ボローニャの参戦により、アジア・シリーズは昨年と同じく6チームで行われることになりました。日台韓豪にイタリア、参加国枠(今季は台湾)が3チーム×2の予選リーグを戦い、各1位チームが決勝に進みます。
で、アジア・シリーズなのにいきなりイタリアか、という点には驚いたり、あるいは疑問を持ったりする向きもあるかも知れません。
ただ、個人的にはこの措置を肯定的に評価していますし、シリーズを縮小せず、興味深いチームを招くことに成功した台湾側には拍手を送りたいです。
アジア・シリーズなら他のアジア諸国から代表を招くのが理想ではあります。将来的にはそうするか、さらに言えば数チームで予選を行うことも考えられるでしょう。
しかし、目を拡げてみれば、サッカーではコパ・アメリカに日本が招かれることはまったく珍しくはありません。地域名に固執する必要は、実は意外とないと考えた方が良さそうです。
また、現状でどれだけ実力のあるチームがあるのか分からない中で、一定のチーム力が見込めるチームに参戦を促したのは、リーグの面白さを維持する上では間違いではありません。
ただし、ヨーロッパチャンピオンを招待したことを契機に、アジア・シリーズをさらに発展させる、という発想はあり得ます。
つまり、アジアだけではなく、ヨーロッパも合わせてユーラシアのチャンピオンを決めるという発想です。
さらには、中南米なども含めたチャンピオンシップの構想だってあり得るでしょう。あるいは、野球の普及も兼ねてアフリカも絡めることだってアリです。
こうなると、事実上のワールド・シリーズ、ワールド・チャンピオンシップと呼んで差し支えありません。
北米のクラブチームは、このような大会にはまず参加しないでしょうが、だとすればむしろ「北米だけが参加しない」と考えるべきなのです。
むろん、これはあくまでも構想です。というか、一へっぽこブロガーの妄想レベルと言われれば、それまでです。
ですが、野球の国際化だとか、五輪復帰だとか、本気で取り組むのであれば、野球が盛んな国を増やすのが本来の策なはずです。
一部の野球チームをアメリカ様にご披露する(結局頓挫しましたが)よりは、このぐらいの試みが実現するよう、真剣に考える方が、よほどあるべき姿ではないでしょうか。
ただ何はともあれ、世界の観たことのないチームを知る機会ができたのは嬉しいこと。アジア・シリーズ、今年も楽しみです!
ルパート・ジョーンズさんの構想は、サッカーでいうクラブワールドカップのような大会にしたい、という事でしょうか?
そこまでいけば、野球のオリンピック復帰、五輪のメダルに準ずる重みのあるものになりますよ。1ブロガーの妄想ではなく、イタリアのチームを呼んだ時点で、台湾は数十年単位でそこまで本気でしょうね。
日本にそこまでの構想を練って実現させる気力が今のところ無いのは、悲しいですが。
FIFAクラブワールドカップも前身は1950年代に話が持ち上がり、今に至っています。時間はかなりかかるでしょうが、野球人気を広げようとすれば、この規模の構想は持っていないと、今後、尻すぼみになる危機感があるんですよね。
おっしゃる通り、日本に実現の構想も気力もあるとはとても思えないのですが、
資金と話の持って行き方次第で、台湾が本気を出しそうな気がするんですよ。
今までの「国際化」はアメリカやIOCへのアピールぐらいで、
かなりいびつで、かつ不十分なものでしかなかったので、
本気でやりたいなら、広く世界に目と身体を向けないと成功しないと思っています。
どうしてもメンバーが流動的だったりで、なかなかいい成績を挙げられていませんが。
オーストラリアを入れて現状6チームが参加しているので、
まずはこれを8チームにできればいいなぁとは思います。
サムスン 3年連続の韓国王者!アジアS出場決定
ttp://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/11/02/kiji/K20131102006930220.html
サムスンには李承や、(虎の恋人)呉昇桓もいるので、楽しみです。
デイリー辺りが「オ・スンファン猛虎魂」とか書かないか心配です←さすがに杞憂
日本は明日が最終戦ですが、展開次第では韓国も台湾も本気で応援します(笑)