
クライマックスシリーズ、日本シリーズに続いて開催されるアジアシリーズ。
すでに出場チームが決まった中国を除き、日本・韓国・台湾では出場権を懸けたポストシーズンゲームが開催中です。
そんな中、台湾でまたも、いや、輪をかけて酷い疑惑が明るみに出ました。
■ <台湾>球団ぐるみで野球賭博、八百長疑惑 オーナーら拘束(毎日・2008年10月9日)
台湾プロ野球(CPBL)では1997年以来八百長問題が何度も発覚。球団が解散に追い込まれる事態も一度ではありません。
にもかかわらず、今度はオーナーすら巻き込んだ球団ぐるみでの八百長疑惑が表面化したばかりか、球団経営にダーティな資金・人員が入っていたことも発覚したのです。
『台湾プロ野球メモ』さんのエントリは、11年間治ることのなかった体質を端的に表したものでしょう。
これでは、「またか」と思われたり、他の球団にも疑惑の目が向けられても仕方はありません。離れていくファンをつなぎとめるのも、困難と言わざるを得ないでしょう。
今回八百長疑惑が明らかになったメディア・ティー・レックス(米迪亜暴龍)は、疑惑発覚後全権を停止され、その時点で残っていた2試合も取り止めになっています。
さらに、台湾での報道を見ると(私は中国語ができないので、翻訳ソフトや辞書を頼りに読むぐらいしかできないのですが……)今後は球団解散の可能性もあるようです。
それでなくても、他の球団も含めて身売り等のうわさが絶えない現状です。実際に球団が消滅する事態になれば、台湾プロ野球そのものの存立すら危ぶまずにはいられません。
ただ、リーグを揺るがす火種は、台湾プロ野球だけが抱えているわけではありません。
韓国では、昨年ヒョンデ・ユニコーンズが球団譲渡に失敗した末に解散、事実上の後継球団としてウリ・ヒーローズ(現ヒーローズ)が設立されました。
しかし、リーグ加盟金の支払いが滞った上、イメージダウンを恐れた命名権購入企業の撤退(球団名から「ウリ」が取れたのはそのせいです)など、またぞろ経営問題が起きてもおかしくない現状です。
そうなってくると、台湾・韓国のプロ野球は本当に大丈夫なのか、非常に心配になってきます。そして、この2カ国のプロ野球が立ちいかなくなると、アジアシリーズの存続自体も不可能になってきます。
ともすれば「罰ゲーム」と言われることもあるアジアシリーズ。しかし、MLB主導のWBCを見ていると、日本が音頭を取って国際大会を開催し続けることは、やはり必要だと私は考えます。
(個人的には、アジアシリーズの形態にこだわらず、アジア以外の各国リーグを含めた大会の開催を視野に入れるべきだと思いますが、時間の関係上今回は論じるのは控えたいと思います)
そのためにも、アジアシリーズ、さらにはアジアのプロ野球がぽしゃることのないよう、事態がうまく収拾してくれることを望んでいます。
ただ問題は、そのためにどういう手段が可能なのかです。下手に日本が介入するのも考えものかも知れませんし、そもそも日本球界にそんな意志もないでしょうし。うーむ……
すでに出場チームが決まった中国を除き、日本・韓国・台湾では出場権を懸けたポストシーズンゲームが開催中です。
そんな中、台湾でまたも、いや、輪をかけて酷い疑惑が明るみに出ました。
■ <台湾>球団ぐるみで野球賭博、八百長疑惑 オーナーら拘束(毎日・2008年10月9日)
台湾プロ野球(CPBL)では1997年以来八百長問題が何度も発覚。球団が解散に追い込まれる事態も一度ではありません。
にもかかわらず、今度はオーナーすら巻き込んだ球団ぐるみでの八百長疑惑が表面化したばかりか、球団経営にダーティな資金・人員が入っていたことも発覚したのです。
『台湾プロ野球メモ』さんのエントリは、11年間治ることのなかった体質を端的に表したものでしょう。
これでは、「またか」と思われたり、他の球団にも疑惑の目が向けられても仕方はありません。離れていくファンをつなぎとめるのも、困難と言わざるを得ないでしょう。
今回八百長疑惑が明らかになったメディア・ティー・レックス(米迪亜暴龍)は、疑惑発覚後全権を停止され、その時点で残っていた2試合も取り止めになっています。
さらに、台湾での報道を見ると(私は中国語ができないので、翻訳ソフトや辞書を頼りに読むぐらいしかできないのですが……)今後は球団解散の可能性もあるようです。
それでなくても、他の球団も含めて身売り等のうわさが絶えない現状です。実際に球団が消滅する事態になれば、台湾プロ野球そのものの存立すら危ぶまずにはいられません。
ただ、リーグを揺るがす火種は、台湾プロ野球だけが抱えているわけではありません。
韓国では、昨年ヒョンデ・ユニコーンズが球団譲渡に失敗した末に解散、事実上の後継球団としてウリ・ヒーローズ(現ヒーローズ)が設立されました。
しかし、リーグ加盟金の支払いが滞った上、イメージダウンを恐れた命名権購入企業の撤退(球団名から「ウリ」が取れたのはそのせいです)など、またぞろ経営問題が起きてもおかしくない現状です。
そうなってくると、台湾・韓国のプロ野球は本当に大丈夫なのか、非常に心配になってきます。そして、この2カ国のプロ野球が立ちいかなくなると、アジアシリーズの存続自体も不可能になってきます。
ともすれば「罰ゲーム」と言われることもあるアジアシリーズ。しかし、MLB主導のWBCを見ていると、日本が音頭を取って国際大会を開催し続けることは、やはり必要だと私は考えます。
(個人的には、アジアシリーズの形態にこだわらず、アジア以外の各国リーグを含めた大会の開催を視野に入れるべきだと思いますが、時間の関係上今回は論じるのは控えたいと思います)
そのためにも、アジアシリーズ、さらにはアジアのプロ野球がぽしゃることのないよう、事態がうまく収拾してくれることを望んでいます。
ただ問題は、そのためにどういう手段が可能なのかです。下手に日本が介入するのも考えものかも知れませんし、そもそも日本球界にそんな意志もないでしょうし。うーむ……
ところで、こんな問題で球団消滅や解散などに
追いやられたりしては、彼らの未来にも大きなダメージになると・・
韓国もいろいろ問題ありなんですね。
アジアシリーズの存続やWBCのアジア予選にまで
影響が及ばなければいいですが。
あまり興味のない事件だったのですが、これを機に
各新聞記事をいろいろと読んでみようと思います。
韓国も、今年の北京五輪で日本を破って悲願の金メダルを獲得するなど、飛躍の一途をたどりつつはあるようですが、こと国内リーグをみると、人気は今一つのようで。
とりあえず、早いうちに観戦したほうがいい気がします。
って、その発端も八百長問題なんですが(苦)
ここで上がってる米迪亜暴龍も、前身の誠泰コブラスが危機的な状況にあって、
そんな中買収に乗り出して球団が維持されたという経緯もあったんで、
ひとまず一件落着という雰囲気はあったと思うんです。
それが1年と経たないうちにこの騒動ですから、ダメージは大きいでしょうし、
今度こそ球団解散の可能性も、かなり強いと思いますね……
ただこの問題、日本ではほとんど報道されてないんですよ(苦笑)
なかなか実際に見る機会がないんですよね。
ただ、どちらもなかなか思うようにはいっていないようですし、
言葉は悪いですが、観られるうちに見ておいた方がいいのかも知れませんね。