■ 希望枠廃止:ようやく決着 プロ野球界もついに結論出す(毎日・2007年3月28日23時5分)
■ 今秋のドラフトから希望枠撤廃(ニッカン・2007年3月29日9時35分)
実は今年のエイプリルフールのエントリで考えてたのが、「コミッショナー代行、今年から讀賣以外の希望枠撤廃を提案」だったんですよ。どーせもっとゴタゴタすると思ってましたし。
しかし、それが予想外の展開でパー。
根来、詫び入れに来んかい!←逆恨み
というヨタはさておき(実際来られても困るし)、いろいろ課題はありますが、ようやっと当然の結果が出た、というのが今回の決定に対する私の感想です。
まぁ根来の「仲裁案」などという萎える報道もありますし(事態を混乱させた当事者が「仲裁」も何もないでしょ)、ニッカンによれば当の本人は「セの大球団(巨人)」なんて相変わらず媚びたことを抜かしてます。
そういうこともありますし、希望枠の廃止が早まったからといって、別段評価するには値しませんけどね。子どもじゃないんですから、できて当たり前のことをやって、何をどう誉めろと。
KIDさんのエントリがいみじくも指摘されている通り、今回の事態の流れは、讀賣一極体制からの脱却の端緒といえるかも知れません。
滝鼻オーナーは「自分たちだけが悪者」扱いと嘆いておられるようですが、それはこれまで讀賣がこれまで占めてきた特別な立場の対価なわけで。そして一番大事なことは、もうこれからはそんな「特別な球団」は必要ないんですよ。
讀賣が地域密着ではなく、全国展開型であり続けることを否定はしません。でないと、地元球団のない地域では人気をごっそりMLBに持ってかれるでしょうからね。ただ、それと讀賣がプロ野球を牛耳ることとは同じではない、ってことです。
と書いてみたものの、果たして讀賣一局体制からの脱却というのが、今からで間に合うのかというのは、正直なところ私も疑問はあります。
メディアが松坂松坂と煽ってるこのご時世、NPBは踏ん張らないといけない時なのに、不祥事の対応を誤った。不祥事が起こること自体は別として(ってか、対応次第で災い転じて福となる、ってこともありますし)、対応は後手後手で、かつ世論を納得させられるものではなかった。
世間は敏感です。一昨日甲子園の交流戦のビジ席がまだ余ってると聞いて驚きましたが、今阪神の公式サイトを見たら、他にも土日の残席があるわあるわ。去年よりも座席の売れ行きは悪いんじゃないですかね?
昨日一昨日の檻戦のお寒いスタンドについては観戦記で書きましたが、阪神タイガース様ですらこれだとなると、果たして他の球団は……
讀賣のゴリ押しが他球団の抵抗で通らなくなった。これ自体はいい動きです。ただ、それがプロ野球という病人の回復につながるか、あるいはすでに決まった死期を早めるだけになるのか、それは私には分かりません。
あと、誰かホンダ野球部に知り合いのいる方っていらっしゃいません?
■ 今秋のドラフトから希望枠撤廃(ニッカン・2007年3月29日9時35分)
実は今年のエイプリルフールのエントリで考えてたのが、「コミッショナー代行、今年から讀賣以外の希望枠撤廃を提案」だったんですよ。どーせもっとゴタゴタすると思ってましたし。
しかし、それが予想外の展開でパー。
根来、詫び入れに来んかい!←逆恨み
というヨタはさておき(実際来られても困るし)、いろいろ課題はありますが、ようやっと当然の結果が出た、というのが今回の決定に対する私の感想です。
まぁ根来の「仲裁案」などという萎える報道もありますし(事態を混乱させた当事者が「仲裁」も何もないでしょ)、ニッカンによれば当の本人は「セの大球団(巨人)」なんて相変わらず媚びたことを抜かしてます。
そういうこともありますし、希望枠の廃止が早まったからといって、別段評価するには値しませんけどね。子どもじゃないんですから、できて当たり前のことをやって、何をどう誉めろと。
KIDさんのエントリがいみじくも指摘されている通り、今回の事態の流れは、讀賣一極体制からの脱却の端緒といえるかも知れません。
滝鼻オーナーは「自分たちだけが悪者」扱いと嘆いておられるようですが、それはこれまで讀賣がこれまで占めてきた特別な立場の対価なわけで。そして一番大事なことは、もうこれからはそんな「特別な球団」は必要ないんですよ。
讀賣が地域密着ではなく、全国展開型であり続けることを否定はしません。でないと、地元球団のない地域では人気をごっそりMLBに持ってかれるでしょうからね。ただ、それと讀賣がプロ野球を牛耳ることとは同じではない、ってことです。
と書いてみたものの、果たして讀賣一局体制からの脱却というのが、今からで間に合うのかというのは、正直なところ私も疑問はあります。
メディアが松坂松坂と煽ってるこのご時世、NPBは踏ん張らないといけない時なのに、不祥事の対応を誤った。不祥事が起こること自体は別として(ってか、対応次第で災い転じて福となる、ってこともありますし)、対応は後手後手で、かつ世論を納得させられるものではなかった。
世間は敏感です。一昨日甲子園の交流戦のビジ席がまだ余ってると聞いて驚きましたが、今阪神の公式サイトを見たら、他にも土日の残席があるわあるわ。去年よりも座席の売れ行きは悪いんじゃないですかね?
昨日一昨日の檻戦のお寒いスタンドについては観戦記で書きましたが、阪神タイガース様ですらこれだとなると、果たして他の球団は……
讀賣のゴリ押しが他球団の抵抗で通らなくなった。これ自体はいい動きです。ただ、それがプロ野球という病人の回復につながるか、あるいはすでに決まった死期を早めるだけになるのか、それは私には分かりません。
あと、誰かホンダ野球部に知り合いのいる方っていらっしゃいません?
何か起こればすぐに声を出すというのもいかがなものかと。て、その元凶はどこだと見れば、それが巨人だからたちが悪い。
>根来
やる気がないならやめちまえ!(By王に怒鳴った鷹援団)
>阪神ビジ席売れ残り
ボチボチしたら完売するでしょうけど、最近の阪神人気の高騰に、虎ファンも疲れてるんちゃいますかね(笑)
間に合わないと思いますw
でも、前向かないと。
讀賣が自分の財産を食いつぶしている間に、他球団は次のビジネスモデルを模索しなければならないと思いますが、ナンだか余計に金のかかる方向にいきそうな気が…。
ナベツネ氏は、ヘンな言い方をすればサービス精神旺盛(!?)なお方なので、ついいろいろしゃべっちゃうんでしょう。
そう考えると、何かが起きたらまず讀賣球団にお伺いを立てるメディアってのも、かなり罪は重い気がするんですよね。
阪神ビジ席ですが、確かにファンの疲れってのはありそうですね。メディアに踊らされ続けて、踊り疲れたと言うか(苦笑)
新たなビジネスモデル作りは、進んでないわけじゃないとは思いますが、支出を抑えながら収益を上げるというのは、やはり難しいですよね。
鷹さん路線だと支出が青天井ですし、檻さんは青波末期の投資をケチって収益ガタ減り路線に逆戻りのようですし。
この辺では短中期的には公・鴎、中長期的には鷲辺りに期待しているんですが、どうなるやら……