にわか日ハムファンのブログ記念館

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〔観戦記〕確かに熱いぜ!ベイスターズ:☆竜戦@横浜(5/4)

2012-05-08 10:24:54 | Oh!グレートセントラル
 横浜DeNAとして再出発したベイスターズ。戦力不足は覆うべくもなく、ここまで苦戦を続けていますが、去年までと比べると何かが違うような感じもあります。
 はたして、今年のベイスターズは本当に生まれ変われたのか。ハマスタまで確認しに行ってきました。
 ちなみに、写真は関内駅にあるキヨシ像。これがやる大矢像や尾花像だと違和感があったことでしょうが、キヨシ像なら有無を言わせず納得してしまう、そんな押しの強さを感じます。



 連休ということもあり、ハマスタの当日券売り場は長蛇の列。外野席は早々に売り切れています。



 球場前で開かれていたビアガーデン。



 入場券が無ければ、ここで野球を楽しむのも手かも知れません。お天気次第ですが。



 球場内のグッズショップに入ってみると、ここでもありましたキヨシ像。こちらには勝ち試合の記念球も並んでいます。少ないとか言わないの!



 入場しました。フェンスのない内野席に興奮と若干の怖さ(ファウルボールが来たらと思うと……大入りだったんで逃げ場もないですし)を覚えましたが、確かに臨場感は違います。
 で、スタメン。筒香と吉村が昇格、ラミレスもスタメン。そして4番はご存知ノリさん。こうしてみると、結果はとにかく夢は見たくなる打線なんですよね。これで稀哲が出てたら文句なしですが。



 3塁側ではこんな企画が。なのですが、周囲に誰もいない[;;0J0]



 さておき、試合です。ベイスターズ先発はブランドン。



 ドラゴンズは山内。ともに初回2回と無失点で抑えます。



 ちなみに3塁コーチボックスには白井さん。大変な仕事を引き受けてしまったものです……
 さて3回、ブランドンが四球2つとヒットで1死満塁のピンチを迎えたところで、それまでぽつぽつと振ってきた雨が激しくなって試合は中断。私もとりあえず避難です。



 避難先の通路は大混雑。なんとか売店の近くでスペースを見つけたところ、なんとホッシー発見!ポテトですが。



 嬉しくなって、つい買っちゃいました。想像通り、星形のポテトです。ちなみに、スターマン絡みのメニューは見掛けませんでした。



 雨の勢いも勢いですし、このままなら九分九厘失点する場面。さっさとノーゲームにすればいいと思いましたが、なかなか宣告が出ません。
 場内のモニターでは、スタンドとベンチを代わる代わる映しています。



 小池が何やらネタを振れば、



 谷繁がノリノリ。



 ノリさんも応えます。



 相変わらずご機嫌。考えてみれば、この2チームは人の往来が結構あるので、知り合い同士も少なからずいるんですよね。



 しばらくそんなやり取りが続いたかと思うと、突如シートが取り払われます。雨の勢いが弱まったとは思えませんし、あれれ?ってか、むしろノーゲームにしないとベイス(ry



 中畑監督も審判団と何やら話し込んでいますが、結局試合は再開となりました。



 で、案の定。ブランドンは荒木を抑えたものの、平田に走者一掃の2塁打を打たれ、さらに送球間に3塁まで進まれます。
 今までなら、これでもう勝負ありという試合。それでなくても、相手は少ない得点でいくらでも勝てるドラゴンズ。この時は試合を再開させた審判団を呪わずにはいられませんでした。
 その後ベイスターズは山内をなかなか崩せず、ドラゴンズもサクサク進行、どう考えてもドラゴンズのペースで試合は成立してしまいます。



 そしてグランド整備の合間、ついに出ましたスター……マン!どうみても動きにくそうです。



 子どもとの徒競走企画では、鈍足を活かして大敗。スタジアムDJからは「3歳児に負けてしまいました!」と容赦ない実況が飛びます。
 それにしても、スターマンが100m走る間に、B・Bやレオはどれだけ進めるでしょうか。いや、そもそもスターマンは100mもつんでしょうか?



 再び試合です。早く追いつかなければ降雨コールド負けになりそうなベイスターズ。6回には小杉を投入し、味方の反撃を待ちます。



 その裏、制球を乱した山内からノリさんがタイムリー!1点を返しました。



 小杉は7回に左の大島を迎えたところでお役御免、篠原が起用されます。篠原は大島にはヒットを打たれたものの、右の荒木を抑えて事なきを得ました。



 7回裏、再び登場したスターマン。バズーカは持たせてもらえません。



 分かりにくいかと思いますが、全力で(?)走ってます。



 しかし、この回は下位打線ということもあり三者凡退。代打下窪も結果を出せませんでした。
 ちなみに、新しくできたリボンビジョンはこんな感じ。目だけって怖いです[;;0J0]



 8回には菊地が登板。連続ヒットと敬遠で1死満塁の場面まで作る劇場ぶりでしたが、結局無失点。



 その裏、ドラゴンズは例によって浅尾を起用。今季不調と言われるものの、上位3人があっさり凡退。



 9回表にマウンドに上がったのは藤江。こちらは三者凡退で抑えます。



 ハマスタ恒例、9回裏のダンス。ですが、スターマンは貫録の鈍足。前奏が終わるのにまったく間に合いませんでした。



 この時点で、とうの昔に歌に入ってます。



 横から見るとこの体格。そしてあまりに小さいしっぽ。



 とはいえ、正面から見てみると、かわいいのはかわいいんですよね。何とか運動能力だけ改善できないものかと。



 そして、ドラゴンズのマウンドには岩瀬。
 普通に考えれば、いやどう考えても、この時点で実質試合終了です。
 しかし、この日は意外な展開が待ち受けていました。



 この回先頭のラミレスが放った打球は、どんどん伸びていってレフトスタンドへ!ベイスターズ応援席はこれだけで大盛り上がりです。
 あと1点は流石に無理だけど、惜しいところまではいったし、岩瀬を打てたんだから明日につながる試合になったんじゃないかな?ドラゴンズにも多少なりとも意地は見せられたし。
 ……と、ベイスターズファン目線なら、そんなことを考えるところです。
 ですが、意外な展開はまさかの展開へと飛躍します。



 ラミレスに続く4番ノリさん。放った打球は打った瞬間にそれとわかる大飛球、誰もが勝ちを確信していたであろうレフトスタンドへ飛び込む同点打!
 マンガを地で行くような連続アーチで、ベイスターズがなんと追いつきました!!



 その後吉村はショートゴロ、アウトにはなりましたが全力で1塁に走り込み、執念を見せます。続く代打一輝も三振となりましたが、さらに代打攻勢は続き、金城がヒットで出塁。



 絶好の場面でさらに代打で出たのが稀哲。ここで打てたら千両役者!球場の雰囲気が雰囲気だけに、期待感は否応なしに膨らみあがっていきます。



 しかし、岩瀬はここで何とか抑えてゲームセット。



 雨天中断が長引いたおかげで、この時点で3時間半はとうに過ぎていて、結局3-3の引き分けとなりました。
 ただ、最終回の粘りはまさに感動的でした。岩瀬相手に連打で追いついたこと自体もそうですが、吉村執念の走塁には、このチームが生まれ変わろうとする強い意志を見た気がしました。
 この引き分けは単なる引き分けではない。後で振り返った時に、ターニングポイントとして思い出されるぐらいのビッグゲームではないだろうか。本当にいい試合を見た、そう確信してハマスタを後にしました。



 で、帰りに見たのがこちら。
 熱い、本当に熱いぜ!今年のベイスターズは、どうやら夢を見る価値のあるチームにはなったようです。


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