つまずきながらも一歩づつ 巡礼の旅

難病のパーキンソン病を患ってから、突然寺巡りに目覚めた私。
動かない足を引きずりながらの、ぶらり札所を巡る旅のノート。

2013/05/01 石山寺

2013年05月08日 | 西国三十三ヶ所
西国三十三ヶ所 第13番札所 石山寺
岩間寺からは、琵琶湖のほとりにある石山寺を目指す。紫式部が「源氏物語」を書いた寺として有名。


午後も3時を過ぎると参拝客もまばらになる。
空いている駐車場に車を入れて、まずは立派な東大門をくぐる。
Imgp1117_r


Imgp1119_r


参道は霧島つつじが満開。
Imgp1167_r


本堂に続く急な石段は、天空しか見えない。
なぜかテンションが上がる。
Imgp1136_r


石段をあがると、まずは毘沙門堂。
Imgp1138_r


正面には、寺の名前の由来にもなっている天然記念物の硅灰石がそびえる。その向こうに多宝塔があり、まるで水墨画のような景色。
硅灰石は石灰岩が地中から突出した花崗岩と接触し、その熱作用のために変質したものだとか。
Imgp1139_r


本堂は滋賀県最古の木造建築物とされており、内陣は平安時代中期の建築。 本尊の如意輪観世音菩薩は秘仏で、御開扉は33年毎。
入口付近には、紫式部が『源氏物語』を書いた部屋がある。
Imgp1142_r


本堂に入り300円の拝観料を払えば、内陣にあがれる。
Imgp1144_r


源頼朝の寄進で、1194年に建立された日本最古の多宝塔。
Imgp1159_r


後白河上皇の行幸に際して建てられたという月見亭。
Imgp1154_r


月見亭から、はるかに琵琶湖を望む。
Imgp1153_r


Imgp1156_r


Imgp1176_r





2013/05/01 岩間寺

2013年05月06日 | 西国三十三ヶ所
西国三十三ヶ所 第12番札所 岩間寺
京都から京滋バイパスに乗り大津方面へ。
石山I.Cを出て山道をひたすら登ると、ぼけ封じで有名な岩間寺の駐車場へたどり着く。
なにやら物々しい立て看板もちらほら。


まずは、ぼけ封じを祈願。
Imgp1091_r


標高445mからの眺めが素晴らしい。
Imgp1093_r


Imgp1094_r


芭蕉の「古池や~」で詠まれた池とのこと。
「ここがそうか」と、しばし感心。
Imgp1101_r


ご本尊を切り出したといわれる霊木。
Imgp1104_r


本堂にあがり、右手奥に観音堂がある。
Imgp1106_r


Imgp1108_r


西国三十三か所の砂が収められているミニ霊場。
Imgp1113_r


Imgp1175_r





2013/04/30 南円堂

2013年05月03日 | 西国三十三ヶ所
西国三十三ヶ所 第 9番札所 南円堂
GWの合間、再び興福寺を訪れた。
Imgp0956_r


目的はこれ。
南円堂創建1200年記念 南円堂と北円堂の同時公開。
Imgp0980_r


平日なので比較的空いている。並ぶことなく¥1,200のチケットを購入後、南円堂へ。
Imgp0961_r


初めて見る南円堂内部には、仏師運慶の父、康慶の手による本尊 不空羂索観音をはじめ四天王像が安置されている。
いや、見事。しばし、見入る。。。
Imgp0967_r


続いて北円堂へ。
こちらには、運慶作の弥勒如来と無著・世親菩薩が安置。何度見ても、リアルすぎる表情。
Imgp0972_r


まだ時間が早いので、奈良国立博物館でやっていた「当麻寺」展を見学。
曼荼羅の迫力が凄い。
Imgp0981_r


それでもホテルに帰るにはちょっと早いので、二月堂あたりをぶらぶらする。
Imgp0994_r


Imgp1006_r


Imgp1011_r


Imgp1012_r


東大寺の裏手は、17:00を過ぎると人気が少なく雰囲気があって、贅沢すぎる散歩コースとなる。
Imgp1013_r


Imgp1172_r




2013/05/01 醍醐寺

2013年05月01日 | 西国三十三ヶ所

西国三十三ヶ所 第11番札所 醍醐寺
三室戸寺から醍醐寺へ向かう。
周辺は道が狭く、駐車場がなかなか見つからない。平日だったからよかったものの、土日や祝日に車での参拝はほぼ不可能に思える。何となく京都は苦手・・・。
Imgp1056_r


拝観料¥600を払い、西大門を抜け奥へ。
Imgp1063_r


国宝の金堂。薬師如来が安置されている。
Imgp1065_r


こちらも国宝の五重塔。醍醐寺のシンボル的な存在で、高さは38mもある。
Imgp1069_r


札所である観音堂を目指して奥へ。
Imgp1073_r


本来の札所である上醍醐の准胝堂は落雷により焼失。
代わりにこちらの観音堂で、ご朱印を頂ける。
Imgp1076_r


弁天堂の眺めを堪能しつつ、しばし休憩。
Imgp1083_r


Imgp1174_r