世界の中心で吉熊が叫ぶ2

身長15センチの吉熊くんと生きる独身OLの暮らし

ヤンキーとカメオ

2025年01月23日 | 日記
今年は暖冬だと皆が口を揃えて言う。
本当にそうだ。
野菜天ぷらそばが食べたくててんやで夕食を摂ったのだが、どうしても冷たい蕎麦を選択してしまう。


クーポンを使っておナスを無料で付けた。


まんぷくま。

文春の発売日なので林真理子先生の連載をマッハで読む。
木曜日は体力的にかなりきついのだが、文春の発売日なので乗り切れる。

小説を読みながら風呂に浸かり、髪を乾かす。
乾かす時間、Francfrancで買ったルルドのフットマッサージャーを久々に使ってみた。足が軽くなった!


スイッチボタンを押すと「ブヒっ!」って鳴く。



足を揉みつつ、明日のお洋服のことを考える。
最近、カメオというアイテムが似合うことを知り、お洒落の幅が広がっておもしろい。






実家の近所に子だくさんのお金持ちの家があって、小学生の時、何度かお邪魔したことがある。
そこの家のMちゃんという、2学年ぐらい下の女の子の誘いでお邪魔した。
当時、近所の子供たちは、年齢問わずみんな友達だった。

自営業で、かつて従業員を住まわせていたというその家はまさに寮の造りだった。
西日が差す部屋でこたつに足を突っ込みながらMちゃんとお喋りをしていた。
途中からMちゃんのお姉さま(中学生)がこたつに入ってきた。
ロングスカート(改造した制服)におくれ毛がちょろちょろ出たポニテ、まさに昭和のスケ番といった風情のお姉さまでとても色っぽかった。
私は最初こそちょっとだけ怖かったけど、お姉さまが「これかわいいじゃん」と私のレースたっぷりのバレッタ(母作成)やカメオ(偽物)のブローチを褒めてくれるのがとても嬉しかった。以後、道端で会う度に声をかけてくれるようになったが、いつしか町からいなくなった。たぶん結婚したんだと思う。

Mちゃんは当時としては珍しくバレエ教室に通っていた。
一度、バレエの発表会でMちゃんの踊りを見たことがある。
とても表情豊かでかっこよかった。
でもやっぱり中学に入るとヤンキーに。

よく貧困から非行に走るというが、あの一家は例外だった。
人はなぜヤンキーになるのか。
その家に伝わる「文化」という遺伝もヤンキー豊穣の要因のひとつではないか。

最近、カメオ(瑪瑙)をするようになり、ふとあの一家を思う。
元気かな。

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