最近、『クサい芝居』をしてくれる俳優が減ったなあ~、と感じる中、
テレビでもがっつり『クサい芝居』をしてくれる俳優さん。
それは内野聖陽さん。
今は日曜劇場[とんび]で、お父さん役を熱演中。
少し前の大ヒットドラマ[JIN]では、龍馬役を演じた方です。
しぇんしぇーー!!
内野さんのすごいところは、
テレビだろうが映画だろうが、
舞台ばりの声のでかさ、
舞台ばりの動きのでかさ、
舞台ばりの表情のわかりやすさ、
で押し通すところです。
いやぁ
なかなかできるもんじゃありません。
しかも、内野さんの場合、
全てが計算ずくです。
お客さんが見たい顔、
聞きたいセリフをちゃあんと知っていて、
わざとこれでもかと分かりやすく演じているわけです。
多分、テレビに出始めた最初の頃は
監督に
「内野さん、わかるんですけど、もう少し抑えた芝居にしてもらえますか。」
と散々言われたでしょう。
…折れなかったんですね(  ̄▽ ̄)
ただただクサく演じるわけではなくて、
役作りへのこだわりがハンパないのだそうですよ。
内野さんは文学座ご出身で、
『モンテ・クリスト伯』
ではずっと主役のモンテクリスト伯爵を演じておられました。
私も何度か舞台を拝見しましたが、
舞台で見ても時々吹きそうになるくらい
芝居がクサかったです。
でもちゃんと感動しました。
もちろん他のお客さま達も大満足なご様子。
みんなが芝居を理解し、
「楽しかった。また観たい。」
と思うわけです。
共演者の方のお話では、
内野さんは公演中も毎日、何時間も前に新宿に来て、
公演会場の紀伊國屋ホールの近くのビル街を
ぐるぐるとランニングしてたそうです。
真夏ですよ(*_*)
しかも日焼けは絶対にしたくないから、
帽子を深々とかぶり、サングラスをかけ、長袖長ズボンに手袋までした状態で走ってから小屋入りしてたそうです。
モンテクリスト伯爵は
冤罪で何年も投獄される役なので、
体重を落とし、真っ白で、目がギョロっとした感じになりたかったのでしょう。
いやぁ、なかなかできるもんじゃありません。
共演者の皆さまも
「オイオイ内野、メイクもやりすぎだよ~。オマエ一人そこまでしたら、みんなやらなきゃいけなくなるじゃねえかよ~。」
とか言いつつも、
そこまでやることに感服し、
認めるわ…
となっていたそうです。
実際、結果も出すわけですから。
クサくできるのは良いことだ、
と私は常々思います。
スカした、とかクールな、とか
キム○クみたいな芝居はいつだって、
誰にだってできるのです。
スカしたことしかできない人には、
クサい!とかアツい!
は一生できないでしょう。
クサい芝居万歳!
テレビでもがっつり『クサい芝居』をしてくれる俳優さん。
それは内野聖陽さん。
今は日曜劇場[とんび]で、お父さん役を熱演中。
少し前の大ヒットドラマ[JIN]では、龍馬役を演じた方です。
しぇんしぇーー!!
内野さんのすごいところは、
テレビだろうが映画だろうが、
舞台ばりの声のでかさ、
舞台ばりの動きのでかさ、
舞台ばりの表情のわかりやすさ、
で押し通すところです。
いやぁ
なかなかできるもんじゃありません。
しかも、内野さんの場合、
全てが計算ずくです。
お客さんが見たい顔、
聞きたいセリフをちゃあんと知っていて、
わざとこれでもかと分かりやすく演じているわけです。
多分、テレビに出始めた最初の頃は
監督に
「内野さん、わかるんですけど、もう少し抑えた芝居にしてもらえますか。」
と散々言われたでしょう。
…折れなかったんですね(  ̄▽ ̄)
ただただクサく演じるわけではなくて、
役作りへのこだわりがハンパないのだそうですよ。
内野さんは文学座ご出身で、
『モンテ・クリスト伯』
ではずっと主役のモンテクリスト伯爵を演じておられました。
私も何度か舞台を拝見しましたが、
舞台で見ても時々吹きそうになるくらい
芝居がクサかったです。
でもちゃんと感動しました。
もちろん他のお客さま達も大満足なご様子。
みんなが芝居を理解し、
「楽しかった。また観たい。」
と思うわけです。
共演者の方のお話では、
内野さんは公演中も毎日、何時間も前に新宿に来て、
公演会場の紀伊國屋ホールの近くのビル街を
ぐるぐるとランニングしてたそうです。
真夏ですよ(*_*)
しかも日焼けは絶対にしたくないから、
帽子を深々とかぶり、サングラスをかけ、長袖長ズボンに手袋までした状態で走ってから小屋入りしてたそうです。
モンテクリスト伯爵は
冤罪で何年も投獄される役なので、
体重を落とし、真っ白で、目がギョロっとした感じになりたかったのでしょう。
いやぁ、なかなかできるもんじゃありません。
共演者の皆さまも
「オイオイ内野、メイクもやりすぎだよ~。オマエ一人そこまでしたら、みんなやらなきゃいけなくなるじゃねえかよ~。」
とか言いつつも、
そこまでやることに感服し、
認めるわ…
となっていたそうです。
実際、結果も出すわけですから。
クサくできるのは良いことだ、
と私は常々思います。
スカした、とかクールな、とか
キム○クみたいな芝居はいつだって、
誰にだってできるのです。
スカしたことしかできない人には、
クサい!とかアツい!
は一生できないでしょう。
クサい芝居万歳!