I’s Blog

伊藤久志@アイズサポートのブログです。

学校机用多機能ポケット

2021-11-21 13:33:56 | Weblog
自分の机の周りが散らかることってありますよね。
今時は多機能ポケットなんていう便利なものがあります。

ただ、アマゾンだと売り切れ状態です。
人気があるのか?生産量の見積もりが予想外だったのか?
色々カスタムできそうなところがいいですね。


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就寝時の問題

2021-11-15 17:06:47 | Weblog
就寝時に注目を機能とする問題(泣き など)があると、消去手続き一択で対応することに対して、昔から疑問を持っていた。
あたかも、消去手続きを実行しきれることが親として鑑のような扱いをされることに違和感を感じていた。
消去手続きを受け容れることが難しい場合の個別最適化オプションを提案していくべきだと思っていた。
おそらくfaded bedtime(まず入眠が生起しやすいよう就寝時間を遅らして、入眠潜時が短くなったら徐々に就寝時間を元に近づけていく)がその最有力候補だと思っていた。
最近、このあたりの実践研究が進んできているので、参考になる文献が出てきています。

https://www.researchgate.net/profile/James-Luiselli-2/publication/349952524_Case_Report_of_Faded_Bedtime_Intervention_on_Delayed_Sleep-Onset_and_Sleep_Duration_in_an_Adolescent_with_Autism_Spectrum_Disorder_Case_Report_of_Faded_Bedtime_Intervention_on_Delayed_Sleep-Onset_and_/links/6048e2f4299bf1f5d83d6948/Case-Report-of-Faded-Bedtime-Intervention-on-Delayed-Sleep-Onset-and-Sleep-Duration-in-an-Adolescent-with-Autism-Spectrum-Disorder-Case-Report-of-Faded-Bedtime-Intervention-on-Delayed-Sleep-Onset-and.pdf

https://www.researchgate.net/profile/James-Luiselli-2/publication/354190624_Original_Manuscript_Parent-Mediated_Home_Intervention_for_Delayed_Sleep-Onset_and_Night_Waking_in_a_Child_With_Autism_Spectrum_Disorder/links/612a43802b40ec7d8bcb943b/Original-Manuscript-Parent-Mediated-Home-Intervention-for-Delayed-Sleep-Onset-and-Night-Waking-in-a-Child-With-Autism-Spectrum-Disorder.pdf

もう消去手続きを実行しきれなくてダメだ―と思う必要はありません。
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一緒に渦に巻き込まれるか?

2021-10-25 11:07:50 | Weblog
言うは易く行うは難しなことが多いです。
障害を受け容れる、目標設定を下げる、褒める、などなど

悪循環の渦に巻き込まれている保護者や支援者の方に、こっちに抜けて来てくださいと言うのは簡単だ。
でも、指示するだけでは、なんともならないこともある。

では、
①偉い人に指示してもらうか?
②ロープを投げて受け取ってもらって引っ張り上げるか?
③自分にロープを括り付けて、渦の中に入っていき保護者を確保して、一緒に抜けてくるか?

もし自分がロープを持っていて括り付ける固定物があって引っ張り上げてくれる協力者もいるなら、③を選ぶだろう。
もしロープなしで渦に入っていくなら帰ってくることはできないだろう。

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名古屋市昭和区での発達が気になる子の子育てファーストステップ

2021-10-16 08:30:09 | Weblog
つい10年くらい前までは親の会が大いに機能していた時代がありました。
今ではインター―ネット上でコミュニティを形成でき、インターネット上の記述されていることが【情報】として機能しています。
それはそれでいいのですが、地域で行われている【親の会】や親のフォローを主目的とした【グループ療育】なんてのが昔からあります。

ここ昭和区で言えば、親の会なら【のびたくらぶ】があります。

次に、親のフォローを主目的としたグループ療育に【桜山いこいの家】があります。

診断前後の怒涛の期間に、親の会やグループ療育に行ってみて、情報を仕入れたり、気の合う人を見つけたり、改めて自分って~~だなと自己理解を深めたりしながら、日々は過ぎていきます。

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査読へのディフェンスは無の境地で

2021-09-06 19:19:25 | Weblog
先日のASD学会のワークショップでは偉そうに「査読結果が来たら色々な感情や思いが湧きますが、そんなものはヒトが勝手に作り出したものだから置いといて、指示された通りに手直ししましょう」なんて言ってました。
今日、自分の投稿論文の査読結果が返ってきました。色々なものが湧いてきます。自堕落な時は1週間ほど寝かせておくのですが、今回はワークショップで講師をした手前当日から向き合いました。
「自分はロボット」なんてイメージでただ手直しします。
ロボットと言うと聞こえは悪いですが、禅で言うところの無の境地みたいなもんですね。
辛い時間ではありますが、少しずつ体裁が整っていく過程に快感を感じるんですよね。
言ってること支離滅裂ですけど・・・。

実践報告ばかりの自分ですが、展望論文にチャレンジしています。
バカな私は展望論文なんて論文数稼ぎのための論文だろと思っていたのですが、これが作成してみると驚くほど奥が深いのです。
特にこの10年ほどで展望論文の基準がかなり厳しくなってきています。
ただ論文を集めればいいというものではなく、【研究】なんです。
「この論文で掲載されてるのに、なんで俺の論文が・・・!」なんて失礼なことを愚痴りながら身悶えしながら体裁を整えていきます。
こんな一喜一憂する自分に「生きてるな~」と感じます。

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本日は自閉症研修

2021-08-30 19:39:05 | Weblog
5年ほど継続して講師を務めさせてもらっている名古屋市の施設職員研修【自閉症の特性と支援の組み立てに必要な行動の見方やアセスメント】が本日ありました。
前日に、自閉症スペクトラム学会のワークショップで初めてオンライン講師を経験し、
本日はなんと5時間の長丁場のオンライン講師でした。
ブレイクアウトルーム機能も初体験しました。
この2日間で、なんだかハイテク度が進展した気がします。と言っても、有能なスタッフの皆様にセッティングされるがままにやってるだけです。

本日は、あまりにも範囲が広いので、割愛した情報をお土産としてUPします。
基礎スキルに関してもそれなりにまとめてあります。
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自閉症スペクトラム学会大会企画ワークショップ【単一事例研究の書き方】

2021-08-29 17:36:02 | Weblog
本日は、自閉症スペクトラム学会大会企画ワークショップ【単一事例研究の書き方】で登壇しました。
初めてオンライン学会で話したので、かなり緊張しましたが、近藤先生と河村先生にフォローしていただきながら、役目を終えることができました。
とりあえず、資料をUPしておきます。

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AI-based IEP

2021-08-13 10:15:09 | Weblog
【日本自閉症スペクトラム学会20周年記念誌】が届きました。
その本の183ページに園山繁樹先生が寄稿されています。
その文章の中に、「AIを利用して個別の指導計画ができ、児童生徒一人ひとりのニーズに合った指導内容、指導方法、教材教具がすぐ見つかり、指導の結果を入力するとその指導の評価と今後の方針がすぐに明示されるようになることは、数年後あるいは十年後に可能になっているでしょう。」とあります。

私も同様のことを考えていて、それが言語化されていて驚きました。
AIというとイメージが悪いかもしれませんが、私自身は否定的にはとらえておらず、
おそらく「指導者のスキルの底上げ」と「無茶な指導や無駄な指導の防止」に寄与すると考えています。
さしあたって専門家の仕事は、AIに選んでもらえるエビデンスレベルの高い指導手続きを考えて発表することがメインになります。

IEPの世界にも、ビッグデータやブロックチェーンの活用が近づいています。
はて、日本だとこのプロジェクトはどこで進めてるんだろうか?
私も絡みたいな~。

どうやらNISEでやってるらしい。
たぶん、慶應の研究は信頼性高そうだ。
塾(四谷とか?)が開発してるシステムと競争になるのかな。適応範囲が異なってきそうだけど。

自分だったら、どんなアプリを作成するだろうか?競合システムとの差別化は?
・介入選択ガイダンス機能(特定の標的行動に対する介入手続きに関して複数の選択肢が提示され文脈に合致した介入手続きを選択できる)
・パーソナルポートフォリオとして情報を共有/移行できる
・IEPの作成に関してAIによるオートマティックバージョンとAIなしのアナログバージョンが選択できる、もしくはAIによるオートマティックバージョンのIEPを参照できる
・療育やりすぎ防止機能
・保護者/支援者のマネージメント機能

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友だち作りの科学

2021-07-07 19:49:08 | Weblog
久々にSSTに関する本を読んでみました。
友だち作りの科学
なんだか普通に良かったです。
このあたりの障害程度、年齢の子には、これまでこちらの本を参考にしていました。
このあたりの内容の本が翻訳されないかな~と待っていたのですが、まさに友だち作りの科学はドンピシャでした。

読まれた方は皆さん、中高生・社会人にかけて、自分も同じように考えて実行したな~ということが次々に出てくるかと思います。
ユニバーサルに参考になる本だと思います。
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自閉症スペクトラム学会ワークショップ案内

2021-06-12 19:09:16 | Weblog
日本自閉症スペクトラム学会第19回研究大会が計画されています。
今年は、大会企画ワークショップに登壇いたします。
内容は、単一事例実践研究の投稿論文の書き方についてです。
2年前にも投稿論文の書き方に関するワークショップが開催されたので、それを受けて発展させることを目指します。

憧れというか、勝手にライバルというか、戦友というか、何と言っていいのかわからない河村優詞先生とご一緒できるのも心強いです。
2人でどのように分担するのかは未定ですが、視聴いただいた方に論文にチャレンジしてみようと思っていただけるワークショップにできたらと思います。

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