【日本自閉症スペクトラム学会20周年記念誌】が届きました。
その本の183ページに園山繁樹先生が寄稿されています。
その文章の中に、「AIを利用して個別の指導計画ができ、児童生徒一人ひとりのニーズに合った指導内容、指導方法、教材教具がすぐ見つかり、指導の結果を入力するとその指導の評価と今後の方針がすぐに明示されるようになることは、数年後あるいは十年後に可能になっているでしょう。」とあります。
私も同様のことを考えていて、それが言語化されていて驚きました。
AIというとイメージが悪いかもしれませんが、私自身は否定的にはとらえておらず、
おそらく「指導者のスキルの底上げ」と「無茶な指導や無駄な指導の防止」に寄与すると考えています。
さしあたって専門家の仕事は、AIに選んでもらえるエビデンスレベルの高い指導手続きを考えて発表することがメインになります。
IEPの世界にも、ビッグデータやブロックチェーンの活用が近づいています。
はて、日本だとこのプロジェクトはどこで進めてるんだろうか?
私も絡みたいな~。
どうやら
NISEでやってるらしい。
たぶん、
慶應の研究は信頼性高そうだ。
塾(四谷とか?)が開発してるシステムと競争になるのかな。適応範囲が異なってきそうだけど。
自分だったら、どんなアプリを作成するだろうか?競合システムとの差別化は?
・介入選択ガイダンス機能(特定の標的行動に対する介入手続きに関して複数の選択肢が提示され文脈に合致した介入手続きを選択できる)
・パーソナルポートフォリオとして情報を共有/移行できる
・IEPの作成に関してAIによるオートマティックバージョンとAIなしのアナログバージョンが選択できる、もしくはAIによるオートマティックバージョンのIEPを参照できる
・療育やりすぎ防止機能
・保護者/支援者のマネージメント機能