待望の続編が公開された「トップガンマーヴェリック」を観に行きました。コロナ禍で公開が延期されていたので、やっとという感じ。
「トップガン」といえば、前作は中学生で父親と初めて一緒に行った映画でした。当時は神戸の三宮の阪急会館で観たと思います。年明けてすぐの2日か3日だったかな?2階席の指定席で観ました。
あれから36年ですか。
さて、感想ですが、ズバリ!文句なしに面白かったです。
オープニングは前作同様空母からのF/A-18の発艦シーンからはじまりますが、これがカッコいい。ケニー・ロギンスの「DANGER ZONE」も相まって否が応にも気分は盛り上がっていきます。アングルも今風になっています。
予告編でもわかるように今回主人公の¨マーヴェリック¨は教官としてトップガンに招かれ、そこで若手パイロットを育てることとなりますが、そのままでは終わらないのがハリウッド。教官自ら前線へと赴く理由がちゃんと用意されています。
訓練シーンは前作同様、戦闘機の位置関係はわかりにくく、同型機ゆえに誰が誰だがわからないシーンも多いのですが、戦闘機の動き、アクションについては前作より上、どこまで実機なのかはわかりませんがすごい動きをしています。
まあそんな細かいことを気になせないぐらいのパワーを持っているのがハリウッド映画なので、先日観た「シンウルトラマン」よりも確実に万人受けするだろうし世界的にもヒットするでしょう。
下手な考察とかバックグラウンドとか知らなくてもいいし、前作からのオマージュや回想も知らなくても楽しめる、エンターテイメントとしてとてもよくできた映画だと思います。それは「シンウルトラマン」の次に観たからこそ思うことかもしれません。ある意味「トップガンマーヴェリック」は「シンウルトラマン」の対局にある映画ともいえるでしょう。
もちろん作中にはガバガバな演出もあって、「それは都合良すぎん??」というシーン、特にF-14トムキャットを奪取する場面では思いましたが、小難しい理屈抜きでもいいのかもしれません。
途中、主人公マーヴェリックが元同僚のグースの息子ルースターに対して悩むシーンがあるのですが、この時「ひょっとしてマーヴェリックは最後に死ぬのか?」とも思いましたが、ただの杞憂で終わって良かったです。ルースターをかばい撃墜された時は「やっぱり?」と思いましたが、何事もなく生きているところがハリウッドです。「007」でジェームズ・ボンドがラスト死んでしまったので、余計にそう思ってしまったのかもしれません。
兎にも角にも、お勧めの映画です。事前情報無しで十分楽しめます。
トムクルーズも年齢を重ね、年相応の役どころが多くなりましたが、やはりトップレベルのスターだなとは思います。今回も若手にやられたりかっこ悪いシーンも多いのですが、それが似合ってきているという点において上手いなと思います。まあ、美味しいところはしっかり持っていくのですが。
実は今回もパンフレットが売り切れてました。前回の「シンウルトラマン」に続いてです。人気作とはいえ、まだ公開から2週間ほどで売り切れとは、、、。最近はパンフレットの在庫は少なめなんでしょうか?確かに今のパンフレットは1000円近くしますから。昔は300円とかだったのですが。
というわけで、前回買えなかった「シンウルトラマン」のパンフレットとデザインワークスなる本を買いました。
ネタバレ注意と帯があるように、映画鑑賞前に見るものではないですね。
昔のパンフレット無いかいなと捜したところ、出てきました。
36年前のパンフレットが!
トムクルーズも初々しい
パンフレットを懐かしく見ていて思い出したのが、このネイビーのキャップを買ったこと。現物はもう無いのですが、確かに買った記憶が。