7月の3連休に、といっても仕事で出勤もしていたが、せっかくなのでツーリングに出かけてた。
天気予報では日本海側は雨予報なので南を目指す。
目指すは徳島県阿南市から高知県南国市へ延びる国道195号線。
以前W800で走って非常にいい道だったので、もう一度走りたい。
室戸岬は帰りに寄れたらいいなあ、ぐらいだ。
朝7時に出発。
山陽道から明石大橋へ、淡路島を縦断して徳島ICで降りて55号線で阿南市へ。
ガソリン給油して195号線へ。
この195号線、一度走りだしたら信号が本当にない。全くない。
どれぐらい無いかというと、2時間走っても信号を見ないぐらいに無い。
結果、走り続けるしかない。途中、信号のない交差点があるので一旦停止があるが、ただ一旦停止だけ。
ほとんど耐久レースみたい。
ツーリングで渋滞や信号待ちが少ないというは、ほんとうにストレスが無くて気持ちいいんだけども、この195号線はほんとうにぴったり。ペースもそこそこで走れるので気持ちいい。むしろ初めて走るときは「どこまで続くねん?」て不安になるぐらい。
さて、普段のツーリングならトラブルとは無縁なのだが、今回はトラブルが起きてしまった。
最初は信号のない交差点で危うく転倒しそうになった。
一旦停止から発進したら、交差点の真ん中にある砂利にフロントタイヤが乗って滑った。
その砂利を見ないままに不意に滑ったので、ちょっと慌てた。更にバランスを崩して右手がアクセルを一瞬開けてしまった。
結果的にはそのアクセルオンで体勢を立て直すことができたのだが、ZX-14Rに乗り始めて9年、初めて「コケる」と思った。
まあ、これは大したことない。
次は転倒しそうになった後、快走していたら視界の下の方で何かが揺れている。
「なんぞ?」と思ったら、ブレーキのリザーブタンクが揺れている。
「は?」と思いよく見たら、リザーブタンクをとめているボルトが無くなっている。
いつ落ちたのか?と考えながら走っている間もリザーブタンクは揺れている。さすがにこのまま走り続けるのはまずい。幸いブレーキフルードは漏れていない。
とりあえず止まって考える。
路肩の広い場所で止まった。周りには何も無い。
ビニールテープでもあれば仮に固定もできるが、そんな気の利いた物は持っていない。
車載工具で荷かけフックのボルトを外して突っ込んでみた。太さも長さも合ってないが、これでリザーブタンク揺れることはマシになった。フルードが漏れることもないだろう。
そのまま30キロほど走ってホームセンターへ。
そこでボルトを調達。しかしサイズやピッチがわからないので3種類ほど買った。
ピッタリのボルトがあった。
しかし、上から下に締めるボルトがなぜ外れたのか?こんなとこ触ったことない。振動で外れたとしか考えられないが、、、。
なんだかんだで195号線を走破。
あとは海沿いを走って室戸岬を目指す。
珍しくトラブルあったので余計な時間をとられたため、帰りもほぼ走りっぱなし。というか、この日は走る以外していない気がする。
というわけで、19時半ぐらいに帰宅。走行距離は620キロほど。結構走ったな。
後日、Amazonにて無くなったボルトと同サイズのボルトを購入。
ミラーのボルトと同サイズというか、元々ミラー取付の穴だったようだ。ちなみにブレーキマスターはゲイルスピードの物に交換している。
左右共に交換した。しかし左は外す時にかなり固く締まっていた。これが緩んだのかな~?