一度は一眼のエントリー機を買いレンズも2本買い足したが、カメラという趣味の深淵さについて行けず全て売却。そのハードルの高さの前に辛酸を舐めた過去があるのにだ!
が、趣味としてのカメラは写真撮影からカメラ収集まで幅広い、カメラ本体にしてもフルサイズから携帯電話までそのヒエラルキーは車以上と言えるだろう。特にフルサイズという昔でいう一眼レフ(最近フルサイズでミラーレスをソニーが発表したので、レフの存在が絶対ではなくなったし、構造的にレフ板があるとか無いとかでカメラとしてのランクをつける自体に疑問があるが)を頂点にしたセンサーの大きさ=大きいほど価格高い、写真も綺麗でスゴイぞ!的な道具第一的なところは正直うんざりだ。
もちろん、道具じゃないよ写真はセンスだよ!などと建前を聞くが、そのくせどこを見ても最終的にはフルサイズ!と話ご落ち着くのはセンスではなくて財布ではないだろうか?
ところが運動会などではこんな高級そうな(あくまで、そうな)一眼レフカメラが大挙して集まるらしい。意外とみんな持ってるのね、と思ってもそこは一つランクの落ちるAPS-Cクラスだったりするんだが、見た目はちょっとした望遠とか付けてたら格好つく。撮れる写真も充分だけど。
そんな自分がまたカメラに挑戦か?
いやいや、カメラ、特にマイクロフォーサーズでもレンズ交換式のカメラは、結局レンズ沼にハマり撮るの趣味だったのに集めるのが趣味になりそうでダメだ。
しかもカメラのモデルサイクルはスマホ並みに早い。一年待たずしてフルモデルチェンジも少なくない。今や画素数は2000万を超えWiFiも標準装備となりつつある。
そんな中、最新を買ってもすぐに旧型になり話題にもならずいつの間にやら生産終了してしまうなんて、買うことが目的ではないにしても、ちょっと寂しい。ならいっそうのこと安くなった旧型やモデルチェンジ前のを買う方が割り切って買えると思う。
スマホのカメラもバカにできない。中には素直に綺麗と言える写真もある。それでもカメラにはまだまだ勝てないと僕は思う。それはレンズの大きさ、ひいてはセンサーの大きさはやはりカメラの方が勝っているからだ。暗いシチュエーションではその差は顕著に出てくる。
それでも各メーカーは格安モデルの開発を中止傾向で、一万円ほどのデジカメはスマホとは共存できないようだ。
さて、そんな偉そうなことをを書き散らす自分はどんなカメラを買うのか?
まだ秘密さ!買わないかもしれないしね(´ー`)
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最後にiPhone5で撮った1番いいと思える写真。条件も良かったが、これぐらい撮れるならデジカメは必要ないとも思えるわな。