【日本顔学会】という会がありまして
「歯や歯並びを扱う歯学,コンピュータや機械を扱う工学,
美容や化粧文化学,眼鏡などを扱う分野,顔の魅力や表情の研究を扱う心理学,
さらに,形成外科,美容外科,解剖学,神経学などの医学,
美術解剖学ほかの芸術学・人類学となります。」
とあります
2年前に仲間入りさせていただき
今日はその中の《美人画研究会》の例会に
参加させていただきました
今日のテーマが“味を感じる美人画”でして
何かを食べてる美人としか発想がなかったので
参考文献がどうしても見つからず
自分で描いた冒頭の絵 半日で仕上げたのを持ち込みました
皆さんの発表を聞いていると
味は香りであったり お酒・タバコも含まれますし
そこから波及して口にしたアイテムの歴史や
パッケージデザインの話にまで広がり
素晴らしい発表内容でした
なぜ禁断の木の実はりんごなのかとか
深く・・広く・・
私って発想が貧困だなあとつくづく思ってしまいました💦
難しい話ができず 毎回恥ずかしい思いをするのですが
他の方々の研究成果を聞かせていただけて
とても勉強になりました
学問的なことは言えないけれど絵に関してはプロですし
水彩紙(ワトソン紙)に顔彩という和洋折衷の組み合わせで
人物は漫画風 スイカは水彩画風
このスイカが一発勝負!
10分程度で描いたにしては美味しそうに描けたので
満足してます( ^ω^ )
人物とのニュアンスの違いを指摘されましたが気にしません
だって画家ではなく似顔絵師ですから・・・
人物とスイカのタッチの違い、言われてみるまで気付きませんでした。特に違和感は感じないです。
それにしてもスイカの質感が素晴らしいと思います。
赤い部分の濃淡や種の中の白い部分、ディテールまでこだわって描かれてますね。僅か10分で描かれたとは驚きです。
10分で描いたのはスイカの部分で
全部で2時間くらいかけてます。
安価な紙や色紙、絵の具で描くとぼかしや
滲みが上手くできなくて
時間がかかりますが高価な画材を使うと
狙い通りの表現ができるということがわかりました。
違和感ないですか?良かった。
説明すると、人物の顔と手には輪郭線があって
スイカには輪郭線がないというそれだけのことです。