‡ まゆみの似顔絵たまてばこ ‡

今日の似顔絵!プレゼンテーション

《似ていない似顔絵》がベスト?!

2012年12月11日 | 似顔絵
一昨日の『公認似顔絵師認定講習会』で
ひとつ、思ってもみなかった事を中村さんがおっしゃいました

私は『似顔絵』は似ているからこそ似顔絵!
似ていないものは 似顔絵としてレベルが低いとずっと思ってました

ところが……
ソックリであってはいけない場合もあるというのです

それは、販促ツールやパッケージ、グッズのキャラクターとして
採用される場合です
似ていると生々しくなり、特定個人に限定されすぎ
適さないらしいのです
言われてみれば◯◯さんかなぁ  ていどがいいらしいです
デザイナーでもある中村さんだからこそのお言葉です

どちらかと言えば 私の絵は全体の雰囲気よりも
とにかく似せる事を第一に考えてます
100人描いたら100人 全員がソックリであるよう努めてきました
(まだまだ…その域に達してませんが)

それを聞いて思い当たることがあります
何度か食品のパッケージに入れる似顔絵の仕事をいただいたのですが
毎回ボツになるのです
その商品が店頭に並んだのをみると
モデルが誰なのかわからないほどシンプルな【へのへのもへじ風】な絵が
採用されてました

な,なんで こっちがいいの?

今回、やっと納得できました
食品のパッケージに 似顔絵自体が主張しているようなイラストは
いらないのです

使用目的に合わせて、絵のタッチ、画材、加えて似せ方も加減し
それでいて、自分の個性を臭わせる・・・・
似顔絵は奥が深いです

キャラクター化して描いた【AKB大島優子ちゃん】
まだ似すぎ???

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