キスの昆布締めと糸造り＆天ぷら

いや～、昨年は食えなかったので、今年は食いたかった。

キス＝天ぷらと思ってないだろうか？
ゴカイを恐れては、キスは釣れない。
いや、、、（汗）
誤解を恐れずに言うと、天ぷらならキス（シロギス）よりガッチョ（ネズミゴチ）やトラギスの方が断然に旨い！
・・・・っと思う・・・（笑）
ガッチョやトラギスの方が、身に旨味があってシットリ・ホコホコと口ざわりが良い様に思います。
では何が旨いのか？って、「昆布締め＆糸造り」でしょう。
今回は、25㌢を超えるキスが釣れたので、迷わず「昆布締め＆糸造り」にしました。


【作り方】
まずは、キスのウロコを引き、内臓を出して、腹の内側を歯ブラシでこすります。
（キスって、腹黒いのよ）
で、３枚に下ろして、腹骨をすき、残った骨も丁寧に抜きます。
今回は、手っ取り早くしたかったので、皮も引きました。
バットにとって粗塩を振ります。
30分程すると身から水分が出てくるので、キッチンペーパーでふき取り昆布にはさみます。
昆布は、酢でサッと拭いておいても良いでしょう。
ラップで包んで、冷蔵庫で１時間以上寝かします。

寝かせている間に糸造りを作りましょう。
まぁコッチは、昆布に挟むことなく、細く切ればいいだけです。
こんもりと山になるように盛りましょう。

天ぷらの下ごしらえもします。
忙しい・・・（汗）

こんなことしてるうちに熟成されますので、冷蔵庫から昆布締めを出して、削ぎ切りにします。

気持ち厚く行きましょう♪


こんな感じです。
盛り方は、大目に見てください・・・（汗）
フツーに刺身醤油でも良いですし、ポン酢に柚子胡椒とかも良いかも。

昆布締めは、身がネットリと舌にまとわり付いて、なんとも旨い！
糸造りは、アッサリとしていて、食感はプリッとして、これまた旨い！！
家族の評価は、昆布締めに軍配！！！
どっちも旨いなぁと唸ってビールを飲む。
キリと冷えた吟醸酒なんかあれば、更に良いかもね。

さて、刺身を堪能してから、天ぷらに掛かる。
まぁ、コッチは揚げるだけだから。
（本気で天ぷらを揚げようと思うと難しいのでしょうけど）
背開きで尻尾を残すとビジュアル的に良いのでしょうけど、面倒なので３枚下ろしで・・・（汗）
その代わり、一手間掛けて梅肉とシソで巻いたみた。


キスの天ぷら、、、不味い筈が無いですね。ハイッ！
抹茶塩で、天つゆ（市販の物）で、旨い！！

梅肉揚げ、、、予想以上の出来ばえに自画自賛してしまった・・・（笑）
だって、この辺まで来ると親父が「旨いなぁ～」と言っても、誰も賛同してくれない。
はいはいって感じ・・・（汗）

そんで１匹しか居ないけどトラギスちゃん。
片身は釣った隆登が、もう片身は頑張った（？）親父がいただきました。
「やっぱりキスより旨いって！この魚は。」と倒置法で表現したくなる。
ビール進む進む。

〆のご飯ものですが、“握り”にしました。
ささっと作っておいた酢メシと昆布締めで左手に右手の人差し指・中指添えて軽くキュッ。
大葉も巻いてみたりして、、、。
難しいわ～（涙）

あまりにブサイクで不揃いのニギリたちだったので、画像はなし。
でも、コレが最高に旨かった！


こんなもんばっかり食わしてるとチヌとかグレとか持って帰って来るなと言われそうで、怖い。。。