オカズ釣師の戯言

自らの行動を考える。

アイゴ

2006-11-21 14:03:42 | 釣魚
アイゴ


グレ釣りの定番外道である。
画像は37,8㌢で、当日の内に帰宅するならキープしたかも。

尻尾ビレと胸ビレ以外に鋭い棘と毒をもち、大半のグレ師に嫌われる。
その理由は、毒魚であることももちろんだが、コンコンと首を振る単調な引きと磯臭さに寄るものが大きいだろう。

雑食性で何でも食ってくるが、おちょぼ口でチビチビとエサを掠め取る。
ヘラ浮きのような感度の良いウキで、酒粕で釣るのは和歌山か。
引きはそこそこ強いが、平たく重量が無く、前出のように単調な引きで面白くない。

魚はその土地によって評価が変わるが、アイゴは落胆の差が激しい魚のひとつ。
和歌山では、バリとかアイと呼び専門に狙われるほどに人気。
紀東や若狭では狙うって聞いた事がなく、釣れても海に蹴りこまれる。
他方では、その臭さからションベンとか言われるほど。

個人的には、35㌢までなら間違いなくお持ち帰り。
釣り上げて、魚バサミで固定して棘を散髪する。
背びれの少し頭寄り(棘に注意)からナイフを入れて、背骨を断ったら頭を持って胴体から毟り取るようにすると腸もポッコリと取れる。
クーラーの中へ、お入りいただこう。

大型の洗いが旨いと聞いてチャレンジしたが、いまだ旨いと思える固体にあったことが無い。
お勧めは、開き(干物)
アイゴの開きは皿舐りと言われるほどに旨い。
独特の臭みというか匂いもあるが、これが病みつきなんだな。
シブカミと呼ばれるような40㌢オーバーの大型は、開きには向かない。
洗いか煮付けが良いと言われるが、私はリリースする。
旬?
初秋~冬かな。


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