スズキ目ハナダイ科アカイサキ属アカイサキ
名前は知っていたし、写真でも何度も見たことある。
でも、釣ったのは今回が初めてです。
これで44cmあります。
ほぼ最大サイズだそうです。
銀色のお腹から背中までに何色あるんでしょうか。
紫、ピンク、黄色のグラデーションで、背びれの真ん中に黒斑があります。
志摩の某船長曰く「イサギのビッチバージョン」とのこと…、固定観念のカタマリやな…(笑)。
なんにせよ派手な魚ですね。
アマダイもイトヨリも派手派手ですが、より一層デーハーに思える。
この個体は雄です。
性転換するようで、大型は雄でこの配色パターン。
雌は赤みが強いです。
雌の個体写真を撮ってなかったので、これしかないのですが、雄の上にあるのが雌です。
太平洋側(特に西日本)ではわりとポピュラーな魚だと思います。
群れでいるので、数も釣れるんですが、何故か人気ないですね。
アカイサギ便って聞いたことないし…。
味が水っぽくて評価が低いのが原因かな?
そんな事より、今回、ググってみると…。
なんとアカイサキとされている魚は2種類いるそうです。
雄と雌の色合いと模様だけでなく、そもそも尻尾の形が丸型とくびれ型がある。
釣果写真を拡大してもらうと雄と雌のしっぽの形が全然違うのが分かるはずです。
まだまだ研究が進んでない魚なんですね~。
因みに魚類の研究では、こんなことは良くあることです。
メバルと言う魚も2000年代になってからアカメバル、クロメバル、シロメバルの3種類に分けられた。
イソベラだってササノハベラという標準和名は、いまではアカササノハベラとホシササノハベラの2種類になってるからね。
アカイサキもその内にアカアカイサキとキアカイサキとかに分かれるかもですね。
やはり、イサキはノーマルなやつがいいの?
赤けりゃえぇってもんでもないですよ。
どっちかと言うと赤よりピンク&イエローです
煮付けにはしなかったんですよ。
石鯛おったし、、、。
これから干物を食します〜