しゃ～！ in 紀伊長島

この前ばらした奴が夢に出てきて手招きしやがる。
尾鷲や梶賀も行きたいのだが、トラウマになる前にやっつけとかないと目覚めが悪い。
９日も紀伊長島に向かった。

当日は大潮。
先週が長潮だったから当たり前であるが、夕方に潮が上げて来るのが厄介だ。
希望としては中村のハナレに再度アタックして、きっちりと借りを返したいところだ。
例によって２時前にのんびりと出船。
上手磯に来るのは長福丸だけなので、磯は選びたい放題である。
船は中村に向かったが、残念ながら名前を呼ばれたのは他人様だった。

さて何処に行こう！？
すっかり出来るところまで中村のハナレでやるつもりだったので、拍子抜け。
黒島を勧められたが、どうも相性が悪い。
八ノ瀬のロープ下に行く人が居るので、途中でボーズに下ろしてもらった。
またまた低い磯である。
濡れるのは、嫌いじゃないです…ハイ。

ボーズは360度竿出しが可能だが、潮位との相談。
こういう磯は潮の効きに合わせて動き回れるのが良い。
一方では当て潮でも反対側は沖に払いだす。
またどの方向に流れてもそれなりに釣果が期待できる。
難点は低いってこと。
まぁ低い磯が嫌いな釣人は紀伊長島には通わないでしょうけど…。

ところが、どこも潮が効いてない…（汗）
しゃーないので、一番早く被り出す釣座から始めました。
ところが×２、タックルを用意してる間にジワーと真潮が動き出したんです。
セット完了の時には、「ここ！ココに投げて～♪」って潮が呼んでますー。
あいよ～♪って投げ込めば、「いやんばかぁ～…」って感じでモジモジとウキが入って行きます。
「おいおい！マジかよ！？」と合わせたら、ドンッ！！
ギュー・ガガガッ！
ちょっと準備運動には強烈過ぎる手応え。
しかし、ハリスは磯フロロ４号、ハリはカットスーパーチヌ４号ですから、強引に腰溜めで耐える。
リールシートの上から曲がってるのが分かるような状態でジジッジジッとドラグが滑り出す。
やがてタックルとの均衡が取れて竿の反発力に負けた魚がハエ根から出てきた。
一気に巻き取って、再度耐える。
最初、イズスミのような感じで引いて途中からゴンゴンと首を振り出したので、サンノジか～？とじっくりと浮かせに掛かる。
ウキが見えて獲れるなと思ったら、ポーンと竿が天を仰いだ。
ハリ外れ。
身切れか？
ボーゼン…。
今年の手応えの中で最もでかかったと思うが、スピードが無かった。
尾長ではないと思うが、獲りたかったなぁ。
感覚としては口太、イズスミ、サンノジ、底物のいずれかであろう。
　　　　　　　　（↑：ほとんどですな…。）

ちゃんとやり取りした後でのバラシなので、アタリは続きます。
ノソッと口太の37㎝が来たので、とりあえずキープ。
その後は入れ食い。
25～30㎝強が何ぼでも釣れますが、全て「ク・チ・ブ・ト」です。
嫌気が差したところで足元を波が洗い始めたので、移動…。

そこでもこんなのがハリを咥えて飛んできます。

でも何故かコッパ尾長が混じります。
怪しいアタリがあったけど乗らなかったので、ちょいと工夫…。
で、捉えました！

良く引いたし、先週より遥かに体高も幅もあり、パワフルでした。
すっかり満足してしまった…（汗）
＜TOPの画像、軸の長いチヌ針で無かったら、切れてたでしょうね＞
んで、釣座に戻って２枚目を狙いましたが、コッパが入れ食いです。
コイツも来ました。

夕方は、真潮が早くなり最高の状況に思えたのですが、食わしきれませんでした。
イサギにスケベ心を出したりしたし、、、。
反省…。
まぁ、潮が上げてじっくり攻める余裕も無かったしね…イイワケデス。

乗りたかった中村のハナレですが、早々と撤収になったそうです。
運も●●のウチですかね！？



思ったより長さが無かったので、微妙な心が隠せません…（笑）


◆タックル
竿：1.7号
リール：ＬＢＤリール3000番
ミチイト：ザイト・フラッシュ磯3号
ハリス：ザイト・磯フロロ3～4号
ハリ：オーナー・カットスーパーチヌ4～5号、カットチヌ4号、サスガチヌ3～4号
ウキ：釣研・全遊動X-VのG2、グレイズの2B、ど遠投NEOの2B
マキエ・サシエ：ボイル

■釣果
尾長：29～41.5㌢３枚
口太：37㌢１枚（他リリース）
イサギ：24㌢１尾
コッパ、イズスミ、キューセン、磯ベラ



～追伸～
はまったかな…（笑）