オカズ釣師の戯言

自らの行動を考える。

ヤイト

2009-10-20 01:12:38 | 釣魚
スズキ目サバ科スマ属

正式和名は、「スマ」である。
「スマガツオ」ではない。
カツオは着かないのだ。
カツオなんかと一緒にしてもらっては困るのだ。
カツオも旨い!特にケンケンの戻りカツオは絶品!
でも、このスマと比べたら…。
48㌢と決して大きくは無いが、このグラマラスなボディー・・・。
量ってないが、1.6~7㌔はあったんちゃうかな・・・堪らん♪


磯で釣れるカツオといえば、ヒラソウダが多い。

コイツがヒラソウダ。
コイツにも後ろにカツオは着かない。
コイツも秋~冬は脂が乗って旨いけどね。

スマは、見た目は一緒でも似て非なる魚。
もう兎に角スバラシイの一言な魚なのである。
また、ややこしい事に紀伊半島でスマとかソマと言われると、ヒラソウダであることが多い。
スマは、ヤイトとかヤハラ、ホクロと呼ばれる。
何処かの釣り名人が、「モンツキじゃ~」って目の色を変えてるのを見たことがあるような、ないような。
魚は、このスマであった。
名前の所以は、胸鰭の下に火傷の跡のような黒班があるから。

この魚体では、3つが鮮明で、後の2つが欠けているように見えるが、この数は決まってないらしい。
浮いてきた魚体に、タモに受けた魚体に、このホクロがあった時の嬉しさといったら、もう踊りだすほど。

あまり群れを作る魚ではないらしく、漁獲量も安定しないので、流通することが少ない。
知ってる人も少ないのじゃないかな。
実は、釣ったのは8年振り(たぶん)の2匹目。
前の奴は、口和深の立島で12月の初めに釣った。
鮮明に覚えているほどに恋焦がれる魚なのである。
出会える確率は、南紀の方が高いように思うな~。
枯木灘に行こうかなぁ~、ヤイト狙って。

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4 コメント

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ヨッ!ヤイト~!! (やんぴ)
2009-10-20 20:02:32
灸はガマンできませんが…

このヤイトが釣れるなら、何でもガマンできます♪

確かにヤイトは束で釣れることはありませんよね…

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貴重ですね (gurepon)
2009-10-20 20:06:40
味で云えば幻に近いですね
先の神津の時は2.5キロクラスは捕れましたが
それ以上の奴もおったんやろね、ラインを止めたら
3号が一瞬でした。とりあえずヤイトのみ爆釣で
腕がパンパンになりました。
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ヤイト釣りに・・・。 (Ryuto)
2009-10-21 00:08:34
やんぴさん

キトーで釣れるのは、ほんと珍しいですね。
船頭も、「珍しい!」って言ってました。
コイツが居れば、本命が無くても「僕はOKです♪」
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涎が…。 (Ryuto)
2009-10-21 00:11:29
gureponさん

そんな話を聞くと神津に行きたくなります。
2度行きましたが、神津名物で釣ったのは、タカベだけ…(涙)
ヤイトもジャンボイサギも釣ってません…。
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