オカズ釣師の戯言

自らの行動を考える。

静寂を破れ! in 志摩

2019-05-25 15:04:53 | 釣り(実釣編)
暑くなってきてますます海が恋しいryutoです。
これからの釣りは熱中症に要注意ですよ。


何が釣りたいって、マグロですがな!
本気でキャスティング道具揃えようかな?
先行投資が恐ろしいな…。
でもやってみたいな~。

そんな思いに最適な年となっています。
2月から志摩でトンボが釣れ続いている。
カツオやキハダも混じる!
キャスティングでの釣果はもちろんだが、トンボを狙ったジグングでも中深海でもヒットしている。
先週は、トンボジギングの予定だったが、台風並みの悪天候。
当然出船中止。
船長からの中止の連絡の後、たまらずに翌週の中深海を予約してしまいました…(笑)。
船長と相談で中深海でキンメやアコウダイを狙って、状況次第でカツオ・トンボをやりましょうってことになりました。

心配された大荒れ状態も治まり、週の半ばから出船した船ではトンボ、カツオで出ます。
中深海は、キンメが良い感じ!
無論!出船!!4時集合の気合い!!!
もう期待しない訳がありません。

待てっ!
相手は、トンボでもカツオでもなく、ましてやキンメ、ムツではない。
最大の敵は、志摩であることである。
そう、私のジンクスか、ジンクスなのか?
釣行前の釣果が魅力で、期待がデカくなればなるほどに裏切られるのだ。
志摩は、意地悪な女神………なのか。
今度の船長は、おぢさんだが…(トイッテモワシヨシズットワカイ)。

努めて平静に中深海のタックルを用意し、使うことは無いはずのスピニングタックル、ライトスピニング、パワースロータックルを用意する。
ジグ選定もキンメ、クロムツ、アコウダイ用にSFC、DLの物を600㌘までチョイス。
使う事の無いはずの青物用のジグも230㌘まで各種、40㌘位のスーパーライト用ジグまで…(笑)。
ドカットは、激重!!


抜群の天気の中、出船!
船上はアングラーの期待でパンパンである。
船は志摩沖の中深海ポイントへ!

キンメ狙いからスタート。
実は、キンメは縁がない魚。
本気のキンメ狙いは無くクロムツとの両軸で狙うことも2,3回しかないが、キンメは釣った事がない。
ナイトキンメには至っては、絶好調なのに船長がインフルエンザで出船できず…。
アカムツ狙いでチビキンメを釣ったぐらい…。
イマイチ、良く分からん。
ってか、縁がないのだ。
この日も正にそのパターン。
ポイント着いてもトロ丸さんはかなりウロウロしてからスタート。
MX1.2号にリーダー5号を巻いたジガー2000PGをインフィニティー5オンスにセット、アーク400㌘を海底に送り込みます。
近くでへいみつさんは先にスタートしてます。
反応は薄めだそうですが、ボトムから30㍍位あるそうです。
数分してボトムタッチ、ワンピッチで様子を見ます。
久し振りの中深海。
こんなに重かったっけ?
バイトってどんなんだっけ??

ヒットしても良さそうですが、ノーバイトで回収が続きます。
反応があるが、ヒットしないイヤーな展開。
アークからアビス、スピンドルとジグの形状を変えてアプローチするが、、、。

隣のアングラーにファーストバイト。
ドリームちゃんです。
そこからドリームちゃん連発。
ジグは、アローの恐らく400㌘。
本命ではないのですが、ロングに魚が反応してるのかなと思ってアーク400㌘に戻す。
反応は上々とトロ丸船長から激が飛びますが、、、。
ワンピッチのフォールでパツっと違和感。
次のジャークでグンと重みが乗った。
ヨシッ乗ったとリーリングしたが、重いだけ。
ドリームちゃんかと思ったが、ボトムは切ってたしあまりに生命感が無いし、、、。
ひょっとしてエビ?
ジグを弾かれたのか?
ジャークが強すぎたのか?
罰ゲームのような回収で現れたのは、やはりエビったARC。
久しぶりの中深海で何かがおかしいのでしょうね、この日はエビが3回もあったよ。
ジャーク、フォールがオカシイのか・・・。
ボトムを探るような感じでジャークしてるとクンっとバイト。
コイツは確実に魚だが、引かないなぁ。
やはりドリームちゃんでした。
魚は、常連さんが回収して〆て腸まで出してクーラーに納めてくださいました。
どんなシステムなのでしょうか?
ありがとうございます。
恐縮です。。。

キンメやムツの反応がないので、もうちょっと深い所へ。
そこでは、200~250㍍に「何か」が映るそうです。
かなりデカイとトロ丸船長、ボトムにはベイト反応があるとも。
メジャークラフトの4オンスにクランキー500㌘をセットしてボトムへ。
残念(?)ながら、無事にボトムタッチしてジャーク。
うーん、良く分からん。
バイトが無いままに次の流し。
胴のアングラーが「何か」を狙ってスピニングタックルでやりだしました。
マジかよ?
「何か」を狙うってことは、それなりのラインの太さだろうけどジグはせいぜい250㌘。
ってことは、一人だけラインの流れる角度が異なる訳で、当然のようにお祭り…。
次の流しでは、お祭り回避のためそのアングラーがミヨシへ。
順番に1つスライドして、私は1つ胴寄りに。
「何か」は魚探に映っているのですが、「何か」狙いのアングラーにはヒットすることなく、向こう3人位のジグを釣ってました。
私は、投入のタイミングを考えてお祭りは回避できましたから良いけど…。
船長に断って了解を得ているとはいえ、乗合船でこの行為はイカガナモノカ…。
もちろん、皆が「何か」を狙ってやるって事はOKですがね。。。
次の流しでは、元の釣座でベイトタックルを下してくれました。
良かった。

元の平和な時間が流れます。
風無し、潮なし、バイト無しの静かな時間…。
群青の海にスピンドルNがスルスルと吸い込まれていきます。
出ていくラインを見つめていると…。

突然、なんの前触れもなく・・・。

悲鳴のようなドラグが鳴り響く。
なに???
食った?
食ったの?







食ったぞ!








船中、全員が全速でジグを回収。
ドラグ音を響かせているアングラーは、ロッドを海中に突っ込んで耐えている。
「何か」は、私ではなく、「何か」狙いのアングラーでもなく、隣のドリームを連発していた常連さんに来た!
まさにドリーム!
タックルシステムをトロ丸船長が聞く。
ロジカル4番にPE1.2号、リーダー7号(実は5号だった)だそうです。
ほぼほぼフルドラグだそうですが、お構いなしに120~30㍍ダッシュしました。
マグロです。
止まってからが勝負。
5㍍巻いて10㍍出されてみないな感じですが、掛けた水深まで浮かせたらまた走る。
トンボだとファーストランを凌げば、大人しく浮いて来るそうですが、こいつは浮くのを嫌がって何度も走る。
トロ丸船長曰く、キハダでしょうと。
それもなかなかのサイズだと。
マグロとのファイトを見るのは初めてでしたが、目の前でシマノTVばりのファイト。
僕ら観戦者は応援するしかありません。
ファイトをあてにビールをプシュッ!
時間にしてどのくらいでしょう。
30分は優に超えていたと思います。
フルドラグの負荷で100㍍ダッシュを何本も繰り返してましたが、徐々に浮いてきます。
回りながら浮いてきてました。
回ってくる時に間を詰めて、回っていく時は耐える。
そんな感じでしたが、ほんの一瞬対応が遅れラインブレイク。
私は確認できませんでしたが、トロ丸船長は黄色い姿を確認したそうです…。
30㌔あるなしって事でした。
残念です。
30㌔のキハダ、見たかった。
ナイス・ファイトでした!!

その後は、なんだかボトムに気持ちが入りませんが、フォールで引っ手繰って行くヤツは現れずに移動…。

気付けば、後半戦。
スペーザホエールには、本物のドリーム君が1匹です。
ぼちぼちヤバイけど、考えてみたらマグロ釣りなんざコンナンモンだろう。
釣れない魚度合いでは、尾長の比に有らずですよ、きっと。
中深海でキンメ・クロムツのお土産釣ってからマグロチャレンジって、そら都合よすぎるわな…。
だから、キハダ狙いで上がれば船中全員が喜ぶのか・・・!


うーーーーーん。
反省!
お気楽にマグロ狙うっていうもんじゃないな・・・こりゃ。
船長も気付いたのか、真面目に中深海ポイントへ…(笑)。


邪念が取れたのが良かったのか、なんなのか。
魚のやる気が出てきます。
キハダおぢさんとその連れの女性アングラーにヒット。
トモでもヒット!
僕もヒット!
まぁまぁ引きます。
キンメなんじゃないかと期待したが、サバやハチビキが上がる。
僕のもハチビキだろうか?
ボトムで掛けたし、引きはクロムツっぽいけど…。
クロムツにしては引くからやはりハチビキかなぁ~と上げて見たら、、、。

イエーイ♪
40upの良型です。
トモでもムツが上がりました。
この後は待ちわびた時合い突入でしたが、トモはムツ率が高く、ミヨシはハチビキ率が高かった。
300㍍以上の海底から太ったハチビキを上げるのは罰ゲームだ。

ポイントから外れて潮上に戻る。

移動中に急いで腹ごしらえ。
上機嫌(^^♪

でも魚は急速に不機嫌に。
当たっても乗らなかったりチョンバレしたり、、、。
なんとか同サイズのムツを追加。

最後に飛び切りの重量感で上がって来たのは、、、。

ロマンでした。
いつか秘宝引き上げてやる!

そして終了~♪
厳しかったけど、楽しかった。
久し振りに良型のクロムツ釣ったし、キハダとのファイトも見れた。
いつかはそいつを膝抱きすることを夢見て志摩を後にしました。



☆釣果
ムツ:40up2本
ユメカサゴ:1尾
ハチビキ:2本(リリース)
ロマンという名の石:1つ

◆Bタックル1
ロッド:5オンス
リール:2000番PG
ライン:MX1.2号
リーダー:フロロ5号
ルアー:メタルジグ320~400㌘
フロントフック:カルティバ ジガーライトシワリ、他
リアフック:カルティバ ジガーライトシワリ、他

◆Bタックル2
ロッド:4オンス
リール:2000番HG
ライン:FL1.2号
リーダー:フロロ6号
ルアー:メタルジグ400~500g
フロントフック:カルティバ ジガーライトシワリ、他
リアフック:カルティバ ジガーライトシワリ、他

◆Bタックル3
ロッド:4オンス
リール:1500番HG
ライン:FL1.5号
リーダー:フロロ8号
ルアー:メタルジグ320~350g
フロントフック:カルティバ ジガーライトシワリ、他
リアフック:カルティバ ジガーライトシワリ、他

<以下出番なし>
◆Sタックル1
ロッド:スピニング4オンス
リール:8000番PG
ライン:PE2.5号
リーダー:フロロ14号

◆Sタックル2
ロッド:スピニング2オンス
リール:5000番HG
ライン:PE1.5号
リーダー:フロロ8号
ルアー:メタルジグ40㌘
フロントフック:フラッシュフックSサイズ

PS.
港で船長は、キハダジギングについて語る。
1発、パワースローで狙ってみるか!
志摩沖には、夢が泳いでいる!


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2 コメント

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Unknown (ryuto)
2019-05-27 23:49:20
ゆたきちさん
毎日暑いですね。
こう暑いとジギングに軸足を移す事となりそうです。
タコ船、行きましょう!
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Unknown (ゆたきち)
2019-05-27 20:03:43
お疲れ様でした~
ジギングも奥が深いですね!大谷バリの二刀流ガンバって下さいね。
私ゎフカセで精一杯(笑)
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