戦艦「三笠」をもう一度見たくなって

　
　
　
”まことに小さな国が、開花期をむかえようとしている”　のナレーションから始まる、ＮＨＫスペシャルドラマ「坂の上の雲」も
昨年末の第三部をもって終了となりました。

第３部は戦争シーンの連続出で、第１０回旅順総攻撃と第１１回二〇三高地では、見ていられない気分になったりもしました。
でも、第１２回敵艦見ゆ　最終回の日本海海戦の海戦シーンは、この作品にに限らず、何度見ても高揚する場面です。

第１部、第２部と戦闘シーン連続の第３部では、ちょっと主題が変わってきた気もしないでもないし、司馬史観そのものにも
賛否両論があるようですが、日露戦争は、日本の存亡をかけた戦いであったことは間違いないところでしょう。


ってことで、東郷平八郎大将が指揮を取った　あの艦橋にもう一度立ってみたくなったのです。
戦艦三笠の見学は２度目（３度目かもか？）ですので、展示物はさらりと見学するだけにして、つでに三浦半島をグルリと
ひと回りしてこようかと思い、１０時ちょっと前に出発です。

この季節ですから渋滞はないだろうと、藤沢から江ノ島へ出て、Ｒ１３４で逗子を通って横須賀と走ったのですが、
これが　けっこうな渋滞で　横須賀に着いたのが１１時半頃になってしまいました。

まずヴェルニー公園へ
今日は冬晴れで護衛艦が良く見えます。　右の写真は、こんごう型４番艦のイージス艦「ちょうかい」のようです。

　



そして三笠公園です。

　



まず、艦橋へ
皇国の興廃此の一戦に在り、各員一層奮励努力せよ　って気分ですかね。　見上げれば、Ｚ旗もはためいているようですし

　



床には、東郷大将以下４名の立っていた位置を示すプレートもあります。



　



そして、前回見学した時に気になっていたのが　前部司令塔　という名前のものです。
厚さ３５ｃｍの鋼鉄でつくられていて、戦闘中　艦長、航海長等が操艦及び戦闘を指揮する場所として造られたものだそうです。
指揮官が倒れると船全体がグダグダになる訳で、本当はこのような所に入って指揮をとるのが正解なんでしょうね

　



次に　もう一度見たかったのが　艦長公室と司令長官の私室です。

　



そしてここも
上甲板左舷側の中部に4番15cm砲の砲室があり、当時と同様なハンモックを展示しています。
この砲室に配置された砲員はこの砲室で食事をし、このハンモックで眠りそして訓練をしていたそうです。
水兵さんは、自分の持ち場を離れることができず、この場所で寝起きをしながら訓練に明け暮れていたのです。
トイレも、この甲板にあったようです。　ん？　前回は、人形なんかなかったはずですけど．．．

　



そして通信室
信濃丸から「敵艦見ゆ・・・」との無線電信はこの部屋で受信されたとのことです。





長居してしまいましたが、そろそろ　お腹も空いてきましたので三浦半島を一周して帰ることにします。
考えてみると三浦半島ツーリング（又はドライブ）は始めてです。　ま、万年渋滞のＲ１３４やＲ１６はなるべく走りたくないですからね
今日は日曜日で季節も季節ですから渋滞がない事を期待してます。　でも海岸道路（Ｒ１３４）は大渋滞だったような気がしますけど

堀海岸から観音崎へ、ここで遅い昼食です。
一人でふらふらするのが好きな割には、一人で食堂に入ることが出来ない　情けないおじさん　ですから、今日も持参のオニギリです。

　


観音崎は、その昔　ユースホステルがありまして、神奈川県内のユースホステルに全部泊まると　すごいバッチがもらえるということで
必要もないのに泊まりに来た記憶があるのです。　でも、どのあたりだったか場所はすっかり忘れてしまいました。


その後、浦賀、久里浜、野比海岸、三浦海岸と海沿いを走っっみたのですが、今日も三浦半島は渋滞が激しいようで
剣崎の手前で引き返すことにしました。

　



江ノ島までのＲ１３４もトップシーズン並みの大渋滞。　海岸道路はずっと路肩走行で、１６時過ぎに帰宅となりました。
三浦半島ツーリングは名所・旧跡も沢山あって面白いとは思うんですけど、やはり渋滞がね。　残念！



走行距離　：　１３１ｋｍ　
燃費　　　　：　給油しなかったので、わかりません。　
　　　　　　　　２／１８に給油して、３４．９ｋｍ／Ｌ　と出ました。　



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