購入当初から、レリーズレバーがマフラーのヒートガードに接触しているのが気にはなっていたのですが、
クラッチの滑りもなく、切れや繋がりもスムーズでジャダーなどの発生もなかったことから「SL230って こんなものなのかな~?」と思っていたのです。
ある日、SL230をテーマにしている某掲示板を見ていて、クラッチディスがすり減ってくると このような状態になるらしいことが判りました。
それまで、HONDAの看板を掲げているバイクやで聞いてみても、"クラッチが減ってくると切れが悪くなる"とか"レリーズレバーの位置は変わりません"
などと訳のわからない話しはかりで、なんとなくモヤモヤして納得できないでいたのです。
お~なんかスッキリ!
ってことで、クラッチが滑りだすまで乗っていても問題なさそうなのですが、そろそろエンジンオイルを交換しようと思っていましたので、
ついでにクラッチディスク(フリクションディスク)だけ交換することにしました。
ま、早い話が SL230をちょっとだけ分解してみたくなった ってことで、
小さい時から分解好きで、使えなくしてしまった時計や電化製品の数は知れないのです。
本日、近くの ドライバーズスタンド2輪館 に注文していた部品を引き取ってきました。
クラッチディスクの、A(1枚)、B(3枚)、C(1枚)の計5枚 それにロックナット、クランクケース右側とオイルフィルターローターのカスケットです。
この走行距離で限界近くになるとは、前オーナーはかなり半クラッチを多用したようで、他の部品も気になるところです。
しかし、現状では特に不具合もありませんから、クラッチプレート クラッチスプリング などは使い回しすることにしました。
サービスマニュアルによると、私の好きな オイルフルターローター のガスケットは"破損したら交換しましょう"とのことですし、
この部分のロックナットも新品に交換する必要はないようです。
そして、カゴのなかにぐじゃぐじゃと放り込んである工具類のなかから必要と思われるものを掘り出します。
特殊工具は ロックナットレンチ クラッチセンターホルダー ギヤホルダー の3種類が必要なようですが、
ロックナットレンチはスーパーカブと同じ24mmだし、他の2種類は無くてもなんとかなりそうなので、今回は新規購入の工具はなしです。
エンジンオイル(ウルトラG2)と念のためグリスと潤滑剤、パーツクリーナーの残量を確認して準備完了です。
問題は、ロックナットの締め付けトルクです。
オイルフィルターローターは 8.5kgf・mで、クラッチセンターも同じく 8.5kgf・m と書いてあります。
スーパーカブのクラッチロックナットは 4.3kgf・mでしたから、倍のトルクで締められている訳で、外せるかどうか不安です。
とりあえず、柄の長いソケットレンチと9kgf・mまで測れるトルクレンチは借用してきました。
乗用車のホィールナットが、10kgf・mぐらいですから回せないことはないと思うのですけどね~
ま、急を要する修理でもないし、もう少し暖かくなったら楽しみながらボチボチとやることにしましょう。
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道具があると便利?ですよね。(カブ四速化時の道具。僕もありますけど)
あるから余計やっちゃうんですけど。
僕も子供の頃から、機械を分解して、分解することでトドメをさしてしまってました(^^;
もちろん今は、車・バイクはちゃんと組み立てますよ。
やっぱり一度は分解しとかないとダメでしょう!
分解するには、それなりの理由が必要ですが、今回 なかなか良い理由が見つかりました。
今週は、朝の冷え込みが厳しかったのでパスしました。
できればポカポカ陽気の日にやりたいので、いつになるやらって感じです。
それと、
スーパーカブと違って、参考になるHPやブログがほとんど無いのも、寂しいです。
では、では、