それぞれ被害に遭われている中こちらのことまでしんぱいしていただきたくさんのコメントをありがとうございました。
ライフラインが戻りほぼ通常の生活が戻っってきた花山ですがまだガソリン不足は続いています。
そんななか貴重なガソリンを使い転勤や退職などの記念品を買いに来てくださる方がいます。
未曾有の災害に見舞われた東北の中で被害の少ない地域とはいえこれからの経済状態の混乱は目に見えています。皆食べていくだけでもどうなるのやら・・・という現実の中我家のような仕事は真っ先に売上げがなくなっていくのは当たり前
夫も「窯元がダメなら蔵元に拾ってもらえないかな~」「綿屋さんに頼み込む??」なんて明るく冗談言ってますが案外本気のところもあったりします。(でも何故酒蔵なんだ??)
生活が落ち着くにつれそんな先のことを考え不安な気持ちになり始めていたところ
「地震の後の大変な時で申し訳ないのですが何か記念品を買いたいのですがおじゃましていいですか??」いう電話
「ええ!?でも焼物でいいんですか?」
「はい!きっともらう人達もいろいろ割れたものもあるでしょうから記念品は焼物にしました。それにお宅のはなんかホッとするからね・・・」
本当にうれしい言葉でした。
自分で買う事はちょっと贅沢でなかなかこんな時は買えないけれど記念品であげるなら使えて心休まる焼物がいいです。という気持ちで選んでくれました。
そういいながらも選びに来たはずの人達も「うわ~なんだか癒される~この色!!」と夢中になって結局自分の使うものも購入して行きました。
なにもお構いできない我家です。
でもここからの景色は地震以前と何も変りません。
みんな心の中に多かれ少なかれ傷を持ちそれでも前に進もうと頑張っているけど不安がいっぱい。私達も同じ・・・
そんな時ここで少しでもホッとして笑顔で帰っていくお客様
その姿をみて私も元気になれました。
ありがとうございました!!
こんな姿にホッとします。
私も座主窯さんのお皿、自然な空気でほっとできます!大好きです!
大半が地震で割れてしまい・・・残念です><が、少しづつ前に歩いていって、旦那さんも休みがとれるようになったら、お皿を手にしてほっとできること、ご夫妻とおしゃべりできることを楽しみにしております!
ピンクサンゴ色のミルクボウル、恋しいです。