ミツバツツジは4月下旬から5月中旬にかけてピンクの五弁の花を咲かせ、花の後に三つ葉の葉を着けます。一方、トウゴクミツバツツジは5月中旬から6月初旬にかけて紅紫の五弁の花を三つ葉と同時に咲かせます。花冠(花弁)はミツバツツジの花冠より花広でムラサキヤシオに似ています。
作品は金精山登山口から5分程の急坂に咲いていたトウゴクミツバツツジです。撮影したトウゴクミツバツツジは雄しべが花冠に埋もれて見分けが付かなかった。結果、上図の絵となりました。しかし、よく見ると雄しべが各花に着いていました。そこで雄しべの葯を白で付け加えたのが下図です。