福竹

粉モノ大好きのわたくし。
おいしいお好み焼き屋さんがあると聞いて、とっても気になっていたのですが、先日ようやく連れて行ってもらうことができました♪

お店の名前は、福竹といいます。蓮沼という駅の近くにあります。

ここの特徴は、おいしいお好み焼き以上に、「オバチャン」にあるとのこと。
（こちらのサイトをご確認ください。）

さあ、「一切の口出し／手出し禁止」等の事前注意を受けて、いざ入店です！

入ると、とってもやさしいお姉さん（オバチャンの娘さんとのこと。）が迎えてくださり、そのままわたしたちのテーブルの担当になってくださいました。これで、現在他のテーブルについているオバチャンに、何をしたら怒られるのか、どんな風に怒られるのか、間接的に理解することが出来ます。非常に良い導入でした。

お姉さんの解説を聞きながら、空気が入るように混ぜられたお好み焼きが鉄板の上に。


私たちは、お好み焼きに決して手を触れてはいけません。
「56分になったら声をかけてください。」などと、細かく刻まれた時間を真剣に計ります。

お好み焼きは時間がかかるとのことで、お好み焼き以外のものも、いろいろと頼みました。

砂肝、おいしかったですよ～


焼きあがったら、指示通りに、秘伝のタレや唐辛子をつけながら食べます。


はんぺんは、福竹のメニューに含まれる、数少ない"参加型"のものだとのこと。


指示通りにお箸でひっくり返し続けると、こんなにきれいな焼き色になりました。


食べ方も、指示通りに。
１個目は、そのまま。
フワッフワで、これまで食べたどのはんぺんよりも、おいしいものでした！
ニ個目は、鉄板上のマヨネーズと青海苔のるつぼにつけて食べます。

うまっ


こちらも、参加型のピーマン&ウインナー。

一秒たりとも気を抜くことなく（!?）、ひっくり返し続けました。

これもおいしい！


お好み焼きは、まだか・・・


待ちすぎて、ちょっと焦げた！

すると、あちらこちらのテーブルを飛び回っていたオバチャンがやってきて、「煙が出ているのにそのまま放っておける神経がわからない！」と雷がドス～ン！

は～い！頂きました～！！
・・・福竹の醍醐味が味わえて、ちょっとうれしい♪

更に、「煙と湯気は、全然違うの。違いを見極めなさい！」との厳命がとびました。

このお好み焼きに対する真摯な姿勢に、私たちも応じなければなりません！
二枚目のお好み焼きは、より真剣に時間を計りました。もうおしゃべりどころではありません。
でも、その甲斐あって、先ほどよりも苦味の少ない、フワフワのおいしいお好み焼きを楽しむことが出来ました。

オバチャンは、取り皿の様子を見るだけで、家庭環境、性格なども判断出来ます。
未来までわかりそうなノリ！

いいところでまた別のテーブルに行ってしまったので、わざわざオバチャンを呼んで、今後の人生に役立ちそうなお話を拝聴いたしました。

楽しかったな～♪

また行きたいお好み焼き屋さんでしたね。