メールを送った翌日。出品者より連絡がありました。
こちらの話を信用していただけている感じで申し訳なさそうに言葉を選んでる様子でした。
ただ、こちらで提案させて頂いた代品への交換や、現物修理での対応は難しいとのことで、金額の一部を返金するので修理代に充ててほしいと申し出がありました。
こちらとしては代わりのタンクがあれば一番良かったのですが、できないことを頼んでも仕方ないので、その申し出で了承しました。
正直、オークションで購入した20年以上経ってるバイクに保証があるとは思っていなかったので、どのような形であれ、こちらの声を聞いて誠意ある対応をしてくださった出品者のショップには感謝です。
ともあれ、こうなったからには自分でなんとかするしかありません。
再びヤフオクで燃料タンクの出品を探しましたが、元が古いので状態が似たり寄ったりでそのまま使えそうなのは出てきません。
やはり、今付いてるタンクを直すのが一番手っ取り早そうです。
タンク購入は諦め、色々と修理する方法を検索してみると自分にも出来そうな直し方があるようです。
道具を買い揃え、作業開始!
燃料タンクを車体から取り外します。
シートを外したらタンクを固定しているボルトが見えます。
ボルトとエア用のホースを取り外し、後は左横にあるリザーブ切り替え弁に刺さっている燃料ホースを壊さないように慎重に抜き取ります。
前側はゴムブッシュで押さえてるだけのようなので後ろ側を持ち上げてグリグリ引っ張ると上がってきました。
燃料タンクが外れました。案外簡単に取り外せます。
作業をする前にガソリンを全ての抜き取らないと危険なので、タンク内の残量を確認するため振ってみると液体の他にざらざらとした音が混じってます。
とりあえずバケツに移すと真っ黒い錆び混じりのガソリンが出てきました。
うおっ!?ひでぇっ!
うおっ!?ひでぇっ!
水を入れて濯ぎ、タンク内溜まっている錆び汚れを取り除いていきます。
4~5回繰り返し水を捨ててもまだまだ錆がでてきます。
この燃料タンク、ホントに直るのかな?
この燃料タンク、ホントに直るのかな?
始まって早々、心が折れそうです。
とりあえず初日は水を入れては濯いで捨てる。燃料タンクエクササイズを7セット繰り返して終えることとなりました。