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2099-01-01 | 三鷹や地域での活動関連
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商店街と地域の活性化へ効くらしい「まちゼミ」の取り組みを松井洋一郎先生から聴く

2016-11-02 | 三鷹の街情報とか

岡崎まちゼミの会の松井洋一郎先生



三鷹商工会館で開催されたまちゼミ勉強会に参加した。
「まちゼミ」は2003年に岡崎市の商店街ではじまった商店を活性化させるコミュニケーション事業。現在では、商店街活性化(お店の売上に大きくつながる)ことから全国約100箇所で導入されているという。
その「まちゼミ」をはじめて全国に拡げている松井洋一郎さんのお話を聞いた。
松井さんは全国700箇所でまちゼミの講演をしている。家業は岡崎市で創業約100年続く化粧品店を営む。


商店街活性化=来街者増ではなく来店者増

まず、まちゼミのきっかけについてお話をされた。

岡崎の商店街には、イオン、松坂屋があった。そのときは人通りも多く盛り上がっていたのだが、それらが撤退後、人が来なくなり800あったお店が300店まで減ってしまった。

そのときの商店街の対策は、中心市街地活性化という名目で商店街イベントをたくさんやった。しかし、来街者は増えるが廃業は減らない。
世の中の市況的にも、商店の従業員は約30年前は4.5人くらいいたのが、今では1.5人くらい。これでは後継できない。つまり、各商店がもっと儲けないと引き継げないという状況だ。

そんなときに、10社だけではじめたのが「まちゼミ」。

まちゼミは、お金がかからず、どんなお店でもできる。そして、来街者でなく来店者を増やす取り組みだ。

例えば、お茶屋さんが小学校でやるお茶についての授業。これは、地域貢献にはなるか来店者(売上)が増えることはない。という。



まちゼミ勉強会 会場の模様



まちゼミをやった効果は講座参加の2割が店を再訪すること

・1人1.4講座受講する
・来てくれた平均2割が店舗の再訪する。飲食店なら3割。
・三年やると成果出てくる。
・岡山市の表町商店街では28店舗400人来て3割が再訪


まちゼミのポイント

・講演会ではなくコミュニケーション事業
・商品説明や売り込みはNG
・場所は自分のお店でやる
・1時間お店の人と話す
これにより店に来る敷居をかなり下げられる
人数は3-7名。ベストは5名
・補助金は使わない
補助金使うとダメ。チラシは自分たちで出し合うので参加店舗増やせば出費が安くなる。だから知り合いの店舗を誘う。
・新しい講座をすることで新事業のマーケティングにもつなげられる
・初めてのお客さん向けに講座を設定すると毎回違うお客さんになる。講座タイトルが売り込みにならないようにすることが重要


イオンとかインターネット販売に商店街の商店が負けるはずがない

商店街のお店が負けない理由は3つあるという。

人がすごい
何十年もやってる商人がネットとかイオンに負けるわけない。

繋がりがある
他の商店のことも理解する。そしてprできることが商店街の強み

起業家精神がある
色んなチャレンジしてきたからお店が残ってるはず。これからもチャレンジし続ける。



調布、八王子など多摩地域でもまちゼミが盛んらしい。
新しい動きが三鷹市でも起きるのか、起きないのか。それは商店の本気度次第だろう。

「ミタカイズムⅡ」のセッションで都市農業x脳業(IT)な話をしてきます。

2016-07-25 | 地域課題をWEBで解決する「Code for系」
7/31に三鷹駅前で開催の連続トークライブ「ミタカイズムⅡ」の1セッションでJA東京むさし三鷹地区青壮年部の根岸さんとパネルディスカッションでしゃべってきます。

「都市農業×脳業(IT)-農家とビジネスパーソンのコラボで、地域課題に挑戦!-」で登壇


このセッションは、15時から50分間になります。

内容はCode for Mitaka / Musashinoの過去イベントやこのブログの以下の過去記事をベースに話せればと...




参加無料、途中入退室も自由というゆるーい会なので、ぜひ、お越しください!



他のセッションも面白そうですよ^^

ミタカイズムⅡについて詳しくは、以下、 facebookイベントページを参照ください。

連続トークライブ「ミタカイズムⅡ」@ふるさと三鷹ふれあい夏まつり(7/31・日)
https://www.facebook.com/events/535782763295571/

モノを売る商店が「これからの時代、どうすればいいのか?」についてシロウト的に考えてみました

2016-07-22 | 思ったこととか



商店街も商店も、商品を仕入れて売ること、つまりサプライチェーンの末端を担っていた。モノがない時代、さらに人が自由に移動できない時代、生活圏内で適切かつ安定的にモノを供給してくれるというサプライチェーンを維持すること自体が、とてつもなく大切でした。商店街はモノがない時代、人がダイナミックに移動できない時代に機能していたわけです。だからこそ、モノが世の中に溢れ、人の移動が自由になった現代では、伝統的な商店街という存在はその役割を終えつつあるのだと思います。


「地域再生絵の失敗学(光文社新書)」という本を読んでいて、上記の文章がありました。


この文章を読んで、ふと思いました。

自分が中の人だったとしたら...
「商店とか商店街がどうあるべきか?」
というQに対しての自分なりのAが欲しいな、と。


そんなこんなで、少しだけ考えてみます。


現代では、「仕入れて売る」という旧来の商店街の商店にあるビジネスはオワコンになりつつあります。
確かに、私も含め同世代以下は確実に街の商店街は利用していないと感じています。
飲食店は行きますけど、「都内のどっかにあるようなモノを売る」という機能は求めていないんですよね。


とういことで、商店経営はしたことがない自分が、素人ながら以下のように考えました。


別に新しい世代向けに用意しなくても、「モノが世の中に溢れていることをあまり知らない、そして移動に制限のある人をターゲットにしていけば、旧来の商店のやり方でも何かしらビジネスになる可能性がある」のではないか、と。
もともとのターゲットが高齢者である場合はさらにそう思います。


例えば、こんな感じの考え方です。


1、歩行に難があったり、ITを使わないシニア層を徹底サポート


これから増加するシニア層。歳はとっていきますので身体が弱くなったりすることで生活スタイルが変わっているはず。そこがチャンスなのではないでしょうか。こういった方に、商店までの行き来をサポートしたり、家に商品情報を定期的に届け注文を受ければ配達するようなより個に対して接するようなやり方に変えていく。ご自宅まで届けたり、+αのサービスやモノを売っていくことで1顧客あたりの単価を上げていく。そんなモデルです。

もしかしたら、小さい子どもがいて忙しいから外に出る暇もないお母さんたちもターゲット層になるかもしれません。シニアに比べればパイが少なそうですし、ITをある程度、使うのであればネットで色々やってるかもしれないです。まぁ、その地域によってだいぶ違いそうです。


2、健康を重んじるアクティブなシニア世代にとって楽しい店・場所に


「来ること自体が運動になる」「人と話せる」「人の役に立てる」など、商店や商店街に来ることがその人の生きがいやりがいのように感じられるような状態を作っていく。例えば、今までのスキルや知識が活きてくるような出番を商店街が用意することで、商店街に遊びや散歩にいく感覚で訪れるようになるのではないでしょうか。

どちらも、お客さん1人あたりの接客時間が増えるため、客単価が高い高収益モデルへの転換が必要ではないかと考えます。


商店単体は旧来のやり方から少し変えることがポイントでは


ある程度、安定収入のある既存事業をしながら、新たなものも模索していけるのが強みです。
既存の「強み」を自商店で分析し、見出された「強み」を生かした新しいビジネスモデルにしていくことが成功確率をあげることにつながりそうですよね。

右肩下がりの既存事業をやりながら、右肩上がりのビジネスを作ることも目的として、いろんなことを数打ってやるのが大事なのではないかと。成功の方程式ってないですからね。もちろん、数を打つことを前提に、1つやる投資を少なくするのも大事になりそうです。

一番大事なのは、今の既存事業が成り立っている構造から何かのパーツ少し変えて、新しく見せることじゃないでしょうか。1つやって、うまくいく確率は高くないかもしれません。ただ、何もしなければ何も変わらないのは間違いないですよね。


自分の役割と商店への期待


上記の考えがあっていない可能性も大いにありますが、1つだけ間違いなさそうなのは、何かを変えないとモノを売るような旧来の商店はそのまま終わりに向かうだけ。ということ。

自分たちの役割は、何かしら手を打っている人を、(微力だと思うけど)サポートしていくことなんだと思います。


商店は、後継者がいれば、代が変わることで、
ビジネスモデル自体を大きく変える動きにも期待したいです。

後継者がいればですがなかなかいないケースが多そうですよね...

商店主が子どもに継がせたいと思うような商店がどんどん出てくると街が面白くなりそうです。
そんなお店がたくさんある街になるといいなぁ、と思います。


引き続き、定期的に商店街や商店のあり方について考え、
ブラッシュアップしていくことで自分なりのあるべき姿を作っていきます。


ということで、あんまり関係ないですが
三鷹中央通り商店街にあるコミュニティスペース「みたかスペースあい」で開催の「連続トークライブ「ミタカイズムⅡ」@ふるさと三鷹ふれあい夏まつり(7/31・日)」にて、JA東京むさし三鷹地区青壮年部の根岸隆好さんとパネルディスカッションで参戦することになりました。

Code for Mitaka / Musashino準備会の中の人として、15時〜15時50分の間に出ますので、「三鷹野菜」とか「都市農業」とか「IT」とか興味ある方はお越しください。


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三鷹駅近くにある全国の良いモノと連携するヒトコトヤで開催の広島県福山市フェアに行ってきました♪

2016-07-04 | 三鷹の街情報とか
ヒトコトヤの宇山さん
ヒトコトヤの宇山さん


三鷹駅前の三鷹中央通りを結構まーっすぐ行った左側のビルの2Fにヒトコトヤというお店があります。ふるさとのモノ、コトをつなげる活動をしている株式会社ヒトコトヤがやっているお店です。

オーナーの宇山さんの出身地である広島県福山市の展示をしているとのことで、近くなのでふらっと行ってきました。



ヒトコトヤさんが入っている建物の入り口にはわかりやすい看板があります。



ヒトコトヤさんの入り口はオシャレな感じ


今日は「広島県福山市フェア〜福山のおいしいもの展」なのでオーナーの宇山さんがセレクトした広島県福山市の特産品が置いてあります。


中の一部が展示スペースになってます。


いくつか気になった商品を紹介します。


保命酒ののど飴


養命酒のもとになった保命酒という薬用のお酒が福山市にあるんだとか。
その保命酒のエキスが入った飴だそうです。



個人的には生姜に惹かれて、
ジンジャーエールが作れそうと思いジンジャーシロップを選択して購入。


ジンジャーダイアモンドのジンジャーシロップ


ジンジャーエールやジンジャーハイボールを作るのが楽しみです。
生姜商品は、ジンジャーシロップの他にもひじきやご飯に入れる生姜もありました。

普通のお店では買えないオーナーセレクトのものがある「広島県福山市フェア〜福山のおいしいもの展」は7月6日の17時までなので、気になる方は行ってみてはいかがでしょうか。


ヒトコトヤさんでは、「TOMORROW BOX」っていう事業もやっているようです。
「TOMORROW BOX」とはサイトによると、

"「自然とからだにやさしい」を原則に、月替わりのテーマに沿って選別した食品や日用品を、特別編集したリーフレットとあわせてご購入者様に月1回お届けする事業です。"

とのこと。

自分の地元はもちろんだけど、全国のいい感じのものを、特別編集されたわかりやすい文章と一緒にいただけるのはいいですよね。ただのモノではなく、ストーリーも入ったモノになるので、よりその地域のことが頭に入ってきますよね。共感したものがあれば行ってみたくもなりますし。

こんなドキドキ感のある専用の箱に入れられて送られてくるそうです。


見せていただいた実物のTOMORROW BOX


TOMORROW BOXについて詳しくはこちら
http://www.tomorrowbox.net


その他、イベントの開催情報などはヒトコトヤさんのサイトをご覧ください。

ヒトコトヤ
http://www.hitokotoya.co.jp/


株式会社ヒトコトヤ
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀4-15-33 2F
TEL: 0422-24-1570
※ヒトコトヤさんはデイリーズカフェが入っているビルで同じフロア内にあります。
 三鷹駅から徒歩10分ほど。