スーパーの男齊藤主任手記

仕事、銭湯、たまにDrの主任の日記です。

スーパーマンのひとりごと

2007-01-04 02:06:10 | Weblog
スーパーなひと、主任です。
皆さん、牛乳やウインナーをスーパーで買うとき、必ず奥のほうにある商品を
わざわざ掘り返して買ってますよね。それはより新しい品物がほしくって、日付
追っていったら、新しい商品は決まって奥にあるからですよねえ。わかります。
我々スーパーの従業員も品だしする際、日付の古い商品を放り出してから新しい
商品を奥に詰め込んで、その上にさっき放り出した日付の古い商品を積み込む。
ほぼ毎日お買い物に来る主婦の方なら、そんなスーパーのセオリーみたいなもの
に気がつくのは当然のことでしょう。
「新しい品物は、必ず奥にある。」という固定概念から、日付をわざわざチェック
しないで、なにも考えずに奥の商品を取っていく。でもここに、たまに落とし穴が
あったりしますよ。
実はあるスーパーでこんな実験がありました。まあ一応大義名分は「見た目の鮮度
アップ」ですが、そこでは今までのスーパーでのセオリーを全く覆す、ある意味
画期的なことがなされていたのです。
それはなんと、日付の新しい商品が手前に集結していて奥に日付の古い商品が
並べられていたのです(たしか牛乳での実験だったとおもいますが)。ぱっと見る
と新鮮な商品だらけですが、さっきも言ったお客様の行動形態からすると、更に
奥の方は日付が新しい商品と思い込んでいるので、必然的に奥から商品を取られる
ので日付を確認しなければ古い商品をお客様は持って帰られることになります。
これはスーパーにっとて一石二鳥。品出しは楽だし、値下げはしなくていいし、
言うことなし。さあこれがどういう結果を生んだのかは次のブログで。