みずみずしいメロンやさくらんぼに、イチゴのシロップ、
またその奥には華やかな薔薇のような花の香り、
さらにピンクペパーや、かすかにシナモンも香る。
華やかで楽しめる香り。
口に含むと、なんて可愛らしい果実味!
今まさに口中で苺をつぶしたかのような、
フレッシュで果実味あふれる甘酸っぱさがいっぱいに広がる。
その後のわずかな苦味とかすかな渋味がたいへんバランス良く余韻を引き締める。
この華やかな香りとキュートな果実味に一気にファンが増えそうな、
リピート必至のロゼ。
1Lでもすぐに飲んでしまいそう!
生産者:ディヴァルト家 地方:オーストリア・ニーダーエスタライヒ オーガニック歴:1980年から |
生産地:ヴァーグラム
オーストリア、ヴァーグラムのワイン。
ポルトゥギーザーは柔らかさを、そしてツヴァイゲルトは果実味と複雑さをかもし出している。
ヴァーグラムの涼しい気候を活かして造られた、非常にすばらしい酸味・強さ・スパイシーを持つ、フレッシュなワイン。
さっぱりとしていて、特に夏にオススメ。
※スクリューキャップ
※ステンレスタンク熟成
※Landwein(ラントヴァイン)…フランスのヴァン ド ペイに相当
※瓶のリユース(再使用)を進めているため、ガラスの色はボトルにより異なります
【EU認証取得オーガニックワイン】
マヴィのワインは全て無農薬、無化学肥料、無除草剤で3年以上栽培し、遺伝子組み換えを使っていないぶどうから造られ、全て公的に認められた第3者機関の認証を取得しています。選定基準についてはマヴィのオーガニックワインをご覧下さい。
使用品種
ツヴァイゲルト、ポルトゥギーザー
合う食材・料理
タブレ、かぼちゃのソテー、野菜チップ、きのこのガーリックソテー、レンコンのアーリオオーリオ風、シノワ風ぷりぷり海老のマリナード、豚ばら肉とレンズ豆の煮込み、鶏肉とさつまいものスパイシー煮込み、シャキシャキつくね、和風しいたけしゅうまい、鯛のバジル風味焼、豆のサラダ、ポークパテ、サラド ニソワーズ、プロヴァンス風トマト、ラタトゥイユ、豆腐のペースト、ヒヨコマメのギャレット、タプナード・フムス・ススーヌ、ハーブ ギャレット、パテ ド カンパーニュ、いちじくと生ハムのロースト、ラタトゥイユとピストゥのラザニア、パプリカのマリネ、ほうれん草とヒヨコマメのスパイシー炒め、インゲンとたまねぎのコンフィの炒めもの、バジルとパルミジャーノのグリッシーニ、ガスパチョ、Spanakotyropita(ほうれん草とフェタのパイ)、エビのプロヴァンス風、野菜のクスクス&羊のクスクス、ナスとトマトの温サラダ、スモークサーモンのサワークリームパスタ、ズッキーニのフラン、野菜のオーブン焼き、春野菜のパイ包み、ナスのキャビア、揚げパン
生産者
オーガニック歴30年のオーストリアオーガニックワイン界のパイオニア。当家を率いるのは23歳の若さながら頼れる末っ子マーチン。可能な限り人の手を加えず、土地と品種の特徴が最大限に引き出されたワイン造り。
※ツヴァイゲルト&ポルトギーザ(ロゼ) 1リットル 2,200円(税込)
■オーガニック
ディヴァルト家がオーガニック転換したのは1980年。オーガニックに対する理解などほとんどない時代でした。
ある日マーチンさんのお姉さんが畑のとうもろこしを食べようとしたとき、ハンスさん(マーチン父)は慌てて止めました。
「自分が作っている野菜を、自分の子どもに食べさせたくない」
この小さいようで大きな事件をきっかけに、ハンスさんは化学肥料と農薬を使う慣行農業から、オーガニックへの転換を決意したのです。
ハンスさんが始めたオーガニックワイン造りを引き継いでいるマーチンさんは、それをとても誇りに思っています。
例えば市販の農薬散布について警鐘を鳴らすような記事を読んだとき、それを使っていないことを誇りに思う。もしオーガニック栽培ができないという人がいるなら、たとえ一部でもチャレンジしてみるべきです。誰でも除草剤は必要ないと知っています。ただそれが便利だからというだけなら私には必要はありません。
■ワイナリー
ウィーンといえばハプスブルグ家の華麗な文化が栄えた美食の都。ワインと食のレベルが非常に高いことは、誰もが認めるところ。
そんなウィーンのごく近くにありながら、観光者が訪れることのない、静かで自然が驚くばかりに美しい土地にディヴァルト家のワイナリー(ワイングート)はあります。
ワイナリーの約100km先にはアルプスが広がっています。その影響で丘も見られ、いっそう景色を美しくしています。加えて10kmほど離れたところを流れるドナウ川が気候を特徴づける要素です。
気候は温暖な大陸性気候で、年間降水量約400mm、日射時間1500時間程度。ワインの大きな特徴となる土壌はレス(黄土)。
■ワイン造り
マーチンさんが心がけているのは、酵母、酵素*、栄養分といったものは一切加えず、可能な限りピュアなワインを造ること。ディヴァルト家では、手を加えることといえば温度調整(これはコンピューターを使って、完全管理)くらい。
その土地独自の、その土地特有の、地球に根ざしたワインを造りたいそうです。
だから、特に力を入れているのはオーストリア独特の地場品種グリューナーフェルトリーナーのワイン。
パンフレットより:
私たちのワインは私たちに似ています。大地に根付き、個性的で、まっすぐで、元気です。
私たちのワイン造りは、現代的な子どもの育て方と比べることができるかもしれません。ワインそのものの人生に任せ、正しい方向に向かうよう、ほんの少しだけ背中を押すのです。
*各ぶどう品種用の酵母や搾汁の補助剤となる酵素などもある。そのような酵母を使用すると、ワインの味が画一化され、独自の表現が少なくなる。
畑面積 | 17ha |
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地質 | レス(黄土) |
剪定 | 原則は2股方式(年による) |
フィルター | 使用 |
清澄 | 行う場合もある |
熟成方法 | ステンレスタンクと若干の樫樽 |
収穫方法 | 手摘みと機械 |
(左から)雑草の生い茂る畑、畑は区画ごとに管理、霜を避けるため地上90cmくらいから葉をつけさせる
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