さくさく日記

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日本の漫画はすごい!言語をも作り上げた、世界に誇る「MANGA」

2022-10-26 09:29:40 | 日記

こんにちは!さくちゃんです。

 

突然ですが、皆さんは普段漫画を読みますか?

漫画じゃなくてアニメ見るんだよね〜という方もいるかと思いますが、

アニメもほとんどのものは原作が漫画ですよね。

小さい頃から漫画やアニメに触れることは当たり前だったように思います。



更に、海外旅行に行ったときや、日本にいる海外出身の方と話していて思うことは、

漫画によって日本に興味を持つという人が多いこと。

逆に日本についてあまり詳しくないとしても、この漫画知ってるよ!と言われることもあるくらいです。



そんな日本の世界に誇れる文化、漫画について今日は書いていきます!!

 

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目次

■世界に広がる漫画の文化、「Cartoon 」ではなく「MANGA」として本屋にコーナーができている!

■漫画を通してわかる、日本のオノマトペは種類が多い!

  • 元祖漫画発のオノマトペ、手塚治虫先生の「シーン」
  • 翻訳できない!?日本語の表現が豊かすぎて換えが効かないオノマトペ

■最後に

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■世界に広がる漫画の文化、「Cartoon 」ではなく「MANGA」として本屋にコーナーができている!

”漫画といえば日本”という言い方をしましたが、もちろん海外にもコミックやアニメってありますよね。

また、英語にも「cartoon」という単語があって、意味を調べると「風刺漫画、つづき漫画、アニメや動画」と出てきます。

 

コマ割りの絵が発展したのは日本だけではない訳です。



しかし、私が海外旅行に行った際、本屋に行って驚いたのは、

本屋さんのコーナーに「MANGA」というコーナーがあること!

 

こちらの写真はヨーロッパ・オーストリアの本屋さんで撮影しました。

私が旅行した国では、他の国にも変わらず「MANGA」コーナーがありました。

立ち読みしている人がたくさんいたのも印象的です😲



言葉として漫画がそのまま英語として使われているだけでなく、

生活の中にも当たり前のように日本の漫画があるってすごいですよね✨



世界への日本の漫画の影響力がわかります。



漫画を通してわかる、日本のオノマトペは種類が多い!

日本の漫画には効果音などのオノマトペが多く存在します!

 

もちろん、オノマトペは「Cartoon」にも出てきますが、

日本は他の言語に比べるとオノマトペの種類が格段に多いようです。

 

明確なことはわかっていないそうですが、日本語は4000〜5000語くらいと言われていて、他の言語の3倍から5倍にあたるそうです。



日本語になぜオノマトペが多いかということもはっきりとした理由はわかっていないそうですが、中には近代に生まれた、それも漫画家さんたちが発明したものも数多くあります!



  • 元祖漫画発のオノマトペ、手塚治虫先生の「シーン」

現在でも当たり前に使われているオノマトペには漫画で登場したことがきっかけで生まれた言葉があります。

 

その元祖とも言われているのが、「シーン」という言葉。

 

漫画やアニメでもよく見ますし、友人がつまらないギャグを言った時なんかに「シーン」と言ってつまらなさによる静けさを強調する、なんてことはありませんか?笑



かなりよく使われる「シーン」という静けさを表現するオノマトペは、”マンガの神様”と呼ばれる手塚治虫先生が自身の作品に使用したことから生まれたそうです!

 

日本初の「シーン」は、1951年から1952年にかけて「少年少女 漫画と讀物」に連載された、「新世界ルルー」という作品にて登場したそうです。

音がない状況を言葉を使って表現をすることは当時とても画期的な手法だったとか。



70年経った今でも変わらず残っている言葉を発明した手塚治虫先生はさすがマンガの神様ですね!




  • 翻訳できない!?日本語の表現が豊かすぎて換えが効かないオノマトペ

日本の漫画は世界中の言語に訳されて読まれています。

日本でも海外でも大人気の「ONE PIECE」は57の国と地域で販売されています。

 

しかし先述の通り他の国に比べて日本のオノマトペはとても多い...!

ですので、それぞれの言語で上手く表現できないことがあるそうです。

 

他の言語ではどのように表現されているか気になったので「進撃の巨人」の第1巻を日本語版・ドイツ語版・英語版で比較してみました!

左:「進撃の巨人」、諫山創 / 講談社

中:「ATACK on TITAN」, HAJIME ISAYAMA / Carlsan Manga!

右:「ATACK on TITAN」, HAJIME ISAYAMA / KODANSHA COMICS

 

①オノマトペに変換されている描写

全部が全部表現できないわけではないので、アルファベットで描かれているものもあります!

【日本語版】

出典:「進撃の巨人」、諫山創 / 講談社

 

【ドイツ語版】

出典:「ATACK on TITAN」, HAJIME ISAYAMA / Carlsan Manga!

 

【英語版】

出典:「ATACK on TITAN」, HAJIME ISAYAMA / KODANSHA COMICS

 

走っている息の荒さがドイツ語版、英語版のそれぞれで音を表すオノマトペで表現されていますね!

同じアルファベットの言語でも吐息の表現が違うこともわかって興味深いです。

 

それにしても巨人に襲われてパニックになるこのシーン、本当に悲しい...

何度見ても心が痛いです😢

(オノマトペの話とは全く関係ないですね!!ごめんなさい!!!笑)



②オノマトペではなく動詞で表現されている描写

【日本語版】

出典:「進撃の巨人」、諫山創 / 講談社

 

【ドイツ語版】

出典:「ATACK on TITAN」, HAJIME ISAYAMA / Carlsan Manga!

 

【英語版】

出典:「ATACK on TITAN」, HAJIME ISAYAMA / KODANSHA COMICS

 

ドイツ語で「murmel」はつぶやくという動詞なので、オノマトペではなく”説明”という感じがします。

 

英語版に至っては日本語を残していますね!笑

「whisper」も同じようにささやくという動詞を添えてあります。

「進撃の巨人」の英語版は他の描写も日本語に説明を添えるという形で、ほとんどのものが描かれていました。

 

日本の作品が海外でどう表現されているのか、比較してみるとおもしろいですね!

 

 

■最後に

世界の各地で読まれている日本の漫画。

「MANGA」によって日本が知られていくのは素敵だなと思います!

 

また、日本は他の国とは違う言語表現方法を持っていることも漫画を通してわかりました✨

比較することで日本の個性を感じられて面白いですよね。

 

普段は自分の娯楽のために漫画を読むかもしれませんが、

自分の国の文化を知るという観点で漫画に触れてみるのもおすすめです😁

 



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