こんにちは!さくちゃんです。
今回の記事ではASK・アカデミージャパン株式会社のASKベーシックコースやその後の生活を通して学んだ、「コミットメント」について、”会社や日々の生活でどう活用するべきか”を私の観点から解説します。
「コミットメント」と聞いて、こんなイメージをお持ちの方に役立つ記事です。
・「コミットメント」という言葉を聞いたことはあるが、具体的にどういうことなのかわからない
・仕事やプライベートで決心をつけられずにいることがある
ASKベーシックコースを受講し、書籍「”気づく”ことは人生の成功を”築く”」を読むなどして私が学んだり体感したりした経験・知識を踏まえてご案内します。
「”気づく”ことは人生の成功を”築く”」と、それをもとにこれまで書いてきた記事も踏まえてできるかぎりわかりやすく書いてみます。
少し長いですが、よろしければお付き合いください。
注意:
こちらの記事は、書籍「”気づく”ことは人生の成功を”築く”」の内容を一部紹介しています。
また、ASKベーシックコースに参加したときに感じた私の体験・体感も含まれています。(研修内容そのものや、カリキュラムについては含めていません)
そのため、書籍やASKベーシックコースのネタバレはいやだ、自分で体験して知りたい、という方はここで記事を閉じていただけたらと思います。
当ブログにご訪問いただきありがとうございました。
はじめに
「コミットメント」について
学んだこと①”覚悟”を決めて”貢献”する
「覚悟」について
「貢献」について
学んだこと②最後に必要なのは「コミットメント」(WBC日本代表・栗山監督からの学び)
最後に
■はじめに
皆さんは何かに対して強い決心をして取り組んだことはありますか?
部活や受験、仕事など、さまざまな場面を思い浮かべた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
書籍「”気づく”ことは人生の成功を”築く”」にある「成果を創り出す8つの要素」。
そのひとつである「⑧コミットメント」の考え方を知ったことで、私の仕事に対する取り組み方、意識、発する言葉、いろんなものが変わっていきました。
以前より成果を創り出す8つの要素について記事を書いてきたこともあり、
今回は最後の要素である8つ目の「コミットメント」について取り上げます。
なお、「成果を創り出す8つの要素」そのものについては、以前の記事にて紹介しています。
気になる方はこちらも読んでみてください。
【ASKベーシックコース】成果を創り出す8つの要素①「求めているものを明確に具体的に肯定的に決める」~「”気づく”ことは人生の成功を”築く”」から~
■「コミットメント」について
かく言う私も、コミットメントという言葉に最初から馴染みがあったわけではありません。
コミットメントと聞いて、まず最初に思い浮かべたのは某ダイエット会社のCMでした。
たるんだお腹をつまんでいる方が、回転するとムッキムキになっているのが印象的でしたよね。最近はそのようなCMはやっていないようですが。
(とても単純な発想ですみません😅)
勝手な話ですが、CMのイメージから、コミットメントとはなんとなく「覚悟して達成する」といった意味なのかなと思っていました。
そこで、元となる英語の意味を調べてみると、以下のものが記されていました!
複数の意味がありますがよく使われる意味としては下記2つのようです。
・(…への/…するという)約束,公約,言質げんち≪to/to do≫;義務,責務,責任;《証券》有価証券の売買(契約)
・(…への)献身,参加,傾倒
引用:goo辞書https://dictionary.goo.ne.jp/word/en/commitment/#ej-17796
そんな理解しかなかった私がASKベーシックコースや書籍で学んだ「コミットメント」とは何か。
書籍「”気づく”ことは人生の成功を”築く”」において、松田友一氏はどのように「コミットメント」という言葉を捉え、8つの要素に取り入れているのか。
あくまで私の解釈になりますが、書籍を読んで学んだことをもとに説明していきます。
■学んだこと①”覚悟”を決めて”貢献”する
松田友一氏は書籍で、「コミットメント」のことを”覚悟”と”貢献”だと解説しています。
私はそれぞれを以下のように受け取りました。
「覚悟」について
求めているものを明確にしたのであれば、それに適切な期限や目標などの数値をもって取り組みます。
数字で明確にした目標を更に確実に達成するには、自分の求めていることに正直になり、自分で腹決めし、できるまでとことんやることが大事だということです。
私は書籍での”覚悟”についての話を読んで、漫画ONE PIECEのあるシーンを思い出しました。
ルフィ率いる麦わら海賊団とサンジとの出会いを描いているコミックス第8巻に、こんな描写があります。
格上である首領(ドン)・クリークに挑むルフィ。
首領(ドン)・クリークは力が強い上に、ルフィにとって不利な武器をたくさん持っていて、一筋縄ではいきません。
戦いが始まった時には誰もルフィが勝てるなんて思ってもいませんでした。
「なんでそんな無駄なことをするんだ?」というような言葉が何度も出てきます。
ですが、どんな強い攻撃を受けようともルフィの表情や勝とうとする”意志”は全く変わりません。
その様子を見て、次第に周りの人の空気も変わっていきます。
ルフィと首領(ドン)・クリークの戦いを見守っている、サンジの恩人であり海上レストランのオーナーであるゼフは、サンジに向かって「よく見とけ」と言います。
ルフィが、格上相手だろうと物怖じせず、全く諦める気がない上に、”自分は絶対に勝つんだ”と信じている様子をサンジの目に焼き付けたかったのでしょう。
結果、ルフィは見事首領(ドン)・クリークを倒しました。
ルフィのように体をボロボロにしてまで目標に取り組まなければならないとは思いませんが、ここまで本気である人であれば「覚悟」があると絶対に言えますよね!
「貢献」について
もう一つ、書籍の中でコミットメントについて解説があったのは”貢献”をすることです。
書籍を読んでいて、”覚悟”についてはすぐに「コミットメント」のイメージと結び付いたのですが、”貢献”についてはすぐには理解に及びませんでした。
書籍にあった
「世に対して多大なる貢献をする」
特にこの言葉がどう「コミットメント」に繋がるかわかりませんでした。
私なりに考えて、なんとしてでもなにがなんでも達成するという「コミットメント」を持っている人は、自分の範疇を超えて人や世の中に「貢献」している人なのでは?と思いました。
「志村けんのバカ殿様」という番組を皆さんは見たことあるでしょうか。
1シーズンに1回ほど、特番で放送されていた志村けんさんの番組です。
この番組ではバカ殿様のキャラクター以外にも、志村けんさんが様々なキャラクターに扮したコメディーが繰り広げられていました。
その一つのキャラクターとして、孫のために”お百度参り”をするよれよれのお婆さんのことをよく覚えています。
”お百度参り”とは、神社や寺社に100回続けてお参りをすること。
100日続けてするお参りもあれば、1日に100回お参りする方法もあるそう。
「バカ殿様」の番組のお婆さんは後者のお参りである、1日100回お参りをしていました。
よれよれのお婆さんが孫のために体力をふりしぼってお参りする姿は、番組のコンセプト的にきっとお笑い要素としてやっていたんでしょうが、いい意味で私はお笑いに捉えられなかったです🤔
神や仏の力を借りてでも叶えたい、そんな1日で100回もお参りするなんて並大抵のことじゃないと思いました。
昔から願掛けや験担ぎなどといいますが、お百度参りもその一つだと思います。
目標を叶えるためにやるべきことは全部やったけれども、そのうえでどうしても絶対に達成したい、残すは神頼みのみ、といったことなのだと思います。
目標を達成するための行動は全てやっている、それ以上にできることはないか?
それがコミットメントに含まれる「貢献」という意味なのだと思います。
■学んだこと②最後に必要なのは「コミットメント」(WBC日本代表・栗山監督からの学び)
これまで紹介してきた「成果を創り出す8つの要素」。
8つの要素は全て繋がっていて、それをまとめあげると言いますか、結果にするかどうかは「コミットメント」次第だと思います。
先日見た記事にある、WBC日本代表の栗山監督のお話を読んでいて、
栗山監督に「コミットメント」があったから、世界一を獲得できたんだとわかりました。
私が読んだのは、先週から今週にかけてほぼ日刊イトイ新聞に連載されていた、
栗山監督と、ほぼ日刊イトイ新聞の糸井さんの対談、「監督という静寂の中で。」という記事です。
https://www.1101.com/n/s/kuriyama_2023/index.html
2023年のWBCにて見事日本を世界一に導いた栗山監督。
WBCの監督のオファーがあってから、優勝を勝ち取るまでのお話から「成果を創り出す8つの要素」それぞれと、「コミットメント」を感じました。
栗山監督は、前年までプロ野球の日本ハムファイターズの監督を10年近く務め、大谷翔平選手を擁して日本一になった監督でした。
しかし、はじめにWBC日本代表監督の依頼が来た際、最初は断ったがそのあと決断をしてオファーを受けたという話が驚きでした。
選手・監督としての実績はもっとすごい人もいる中で、また2009年以来の世界一奪還が期待されるなどの状況から、自分がその役を担っていいのかと思ったそう。
その後色々な経緯があった後、状況的に栗山監督ご自身から見ても”自分がやったほうがいいな”と思いはじめられました。
様々なことを考える中で思い出したのは、栗山監督ご本人が選手に常々言っていた言葉。
”できるかできないじゃない、やるかやらないかだ”
大谷選手などにそんな言葉をかけていたのに、今の自分は、自分で言っていることを実践しているのか?と立ち返りました。
そして、重圧があることを承知でWBCの監督を引き受けることを決めたそうです。
使命感や責任感、あらゆるものを背負い込み「自分が結果を作るんだ」と決めたこと。
それこそがコミットメントなのだと私は思いました。
監督をやると決めてからは、とことん自分ができることに取り組んだのだとか。
まず「監督」というものを全部組み立て直したそうです。
これまでご自身でやってきた経験や感性は捨てて、WBCで戦ってきた先人の監督をはじめ、いろんな人にとにかく話を聞きにいったそうです。
インタビューの中では栗山監督はご自身の選手時代のことを”決して上手い選手ではなかった”とは言っていましたが、選手も監督も一流の世界でやってきた方が、プライドも全部捨てて取り組むことは、並大抵のことではないのではないかと思いました。
”自分がどうしたいか”よりも”日本が世界一になるためには”という結果のためにできることを必死に考えて実践されてきたのだと思います。
栗山監督が結果にこだわっていることがわかる話は他にもありました。
準決勝のメキシコ戦にまつわる話。
メキシコ戦のピッチャーは先発投手が佐々木朗希選手、その次に山本由伸選手でした。
その時の山本選手は合計の球数も全然行ってないくらい、ほとんど打たれておらず絶好調。
先発でいきたい思いもあったかもしれないところ、栗山監督は交代を命じ、先発は佐々木選手になりました。
山本選手といえば年俸で6億5千万をもらっているほどの日本で最高のピッチャーだそうです。
栗山監督にとっても絶大な信頼を置いている選手だそうですが、だからこそ全体のバランスを考えて2番手の経験と実績がある山本選手に託したそうです。
WBCはメジャーリーグや日本のプロ野球の各所で活躍している選手で構成されていて、それぞれにいろんな期待が集まっています。
栗山監督はWBCの大会を通して”自分への評価”は無視し、優勝以外は負けと同じと考え、”結果”にこだわって指揮をとったそうです。
求めているものを明確に具体的に肯定的に決めていて、それに正直でいるからこその覚悟(コミットメント)ある行動だと思います。
これは、読んでいて私が感じたことですが...!
栗山監督と選手の間には強烈なバディシップがあると思います。
栗山監督が覚悟(コミットメント)を持って試合に挑んでいるので、
本来なら”自分がこうしたい”と思ってしまうような采配も、
栗山監督の覚悟(コミットメント)への信頼があるから全員で”結果”のためにプレイしていたのだと思います。
また、栗山監督は「正しいという言葉はつかっちゃいけない」とおっしゃっていたことも印象的です。
戦術は山ほどあり、打ち方や投げ方は時代によっても変わってくる。正しさは一つじゃない。
最後には「運」が関係してくる。
栗山監督はこの「運」を大事にされているようです。
一見、結局自分の努力とは関係のないところで結果が決まってしまう、というようにも取れるのですが、栗山監督と糸井さんの会話から、栗山監督がなぜ「運」を大事にしているのかがわかりました。
”栗山監督:どんなサインを出しても、
どんなに選手を代えても絶対に結果が出ない。
そういうときは、生き様だったり、
人としての在り方だったりっていうのが、
間違ってるって言われてるような
感じがするんですよ。
で、そこを正すと、練習の仕方も努力の仕方も
間違わないで真っ直ぐ行くし、
人としても前に進むので、
誰かが応援してくれる感じになる。
そういうものを持たないと、
野球は勝たないんだっていうことを、
なんとなくぼくは勝手に感じていて。
(中略)”
”糸井さん:つまり、戦術とか戦略っていうのは、
ある程度みんなが同じ知識を持ってるわけで、
その細かいことに突っ込んでいっても、
運もあるし、うまくいかないこともある。
でも、態度みたいなものは、
運じゃなくてじぶんで決められる。
そういうふうに考えたらいいんでしょうかね。”
引用:監督という静寂の中で。第3回「正しさよりも大切なこと」https://www.1101.com/n/s/kuriyama_2023/2023-07-14.html
この話を読んで、栗山監督がWBCの試合中になぜその選択をしたのかということにとても納得がいきました。
自分が一番に求めている結果に正直でいるので、何がなんでもそれを達成するためにできることを全部やる。
結果を求めている過程で自分本位になってしまうときもあるが、必ず周りの人全員に利があるように行動する。
栗山監督の結果への「コミットメント」から、松田友一氏が書籍「”気づく”ことは人生の成功を”築く”」にて言及していた「コミットメント」の意味の一つ「貢献」を、より理解できました。
■最後に
今回は、以前から書いているASKアカデミー・ジャパン株式会社(以下ASKアカデミー・ジャパン)の松田友一氏の書籍「”気づく”ことは人生の成功を”築く”」にある「成果を作り出す8つの要素」についての続きを書きました。
書籍「”気づく”ことは人生の成功を”築く”」に興味がある方はこちらからお求めください。
ASKアカデミーホームページ: https://www.ask-gc.com/product_detail/products_id/117 ※会員登録が必要です
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成果を作り出す8つの要素のうち最後にあたる「コミットメント」。
目標に対して決意は固まっているか?
常に自分に問いかけています。
日常を過ごしていると、”こんなもんでいいか”と諦めていってしまいがちですが、定期的に書籍「”気づく”ことは人生の成功を”築く”」で読んだことを思い出して自分をセットアップしています。
この記事に書いていることが日々を生き生きと過ごすことへのきっかけとなれば幸いです。
当ブログの、「”気づく”ことは人生の成功を”築く”」成果を作り出す8つの要素のこれまでの解説記事はこちらです。
【ASKベーシックコース】成果を創り出す8つの要素①「求めているものを明確に具体的に肯定的に決める」~「”気づく”ことは人生の成功を”築く”」から~
【ASKベーシックコース】成果を創り出す8つの要素②「正直」~「”気づく”ことは人生の成功を”築く”」から~
【ASKベーシックコース】成果を創り出す8つの要素③「自分を表現する」~「”気づく”ことは人生の成功を”築く”」~
【ASKベーシックコース】成果を創り出す8つの要素④「冒険」~「”気づく”ことは人生の成功を”築く”」~
【ASKベーシックコース】成果を創り出す8つの要素⑤「参加100%」~「”気づく”ことは人生の成功を”築く”」~
【ASKベーシックコース】成果を創り出す8つの要素⑥「責任」~「”気づく”ことは人生の成功を”築く”」~
【ASKベーシックコース】成果を創り出す8つの要素⑦「バディシップ」~「”気づく”ことは人生の成功を”築く”」~