公営企業バスの撤退

先月
明石市営バスの
神姫バスと山陽電鉄バスへの移管の情報を知りました。

一昨日
呉市営バスの
広島電鉄への移管の情報を知りました。

呉市営バスは
路線数22、営業キロ345.4km、年間約2,000万人　台数約160台
ちょっとした民間バス会社に引けを取らない規模

公募していたようで
広島電鉄とＪＲバス中国が名乗りを上げていたようですが、
書類とプレゼンの選定により
広島電鉄と決定しました。

いずれの公営企業も運営が赤字
税金の投入により運営していましたが
それも限界があります。
他の案として
管理運営を民間会社に委託する案や（都営・京都市等で実施されています。）
子会社化（岩国市、尾道市等）
もありましたが
結局、民間への移管が決まりました。

広島では
昨年尾道市営がおのみちバスへ民営化
三原市営が芸備バス　鞆鉄バス　中国バスさんへ移管

呉市営さんが移管されると
広島県から
公営企業のバスが無くなります。

呉市営は
旧くは路面電車事業も行っていました。
その元をたどると
明治まで遡るという歴史があります。

民間でできることは
民間で

2年間は
現状の路線が維持されるようですが、
その後は？？？？？

赤字の原因は
乗客の減少なので
どこがやろうとも
乗客が増えないことには
路線は廃止されていきます。

根本的に対策を講じていかないと
明日は我が身
の市になってしまいそうです。